彗星核は特に明るく
彗星核は特に明るくはなっていないように感じるが、西向き（右方向）の広い範囲に淡い扇形の尾が見え始めた。今後の急激な増光に期待。12月5日くらいまでに増光してくれると撮像できるのだが。その後は太陽方向に向くので観測は困難となる。
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2003年11月 ?????
2003年11月13日
2003年11月17日
増光中。尾も少し明
増光中。尾も少し明るくなってきた。ゆっくり移動中。
14.5等（核光度）なのでまだ眼視では無理だ。200mm望遠レンズにカラーフィルムでもまだ撮像は無理だ。
14.5等（核光度）なのでまだ眼視では無理だ。200mm望遠レンズにカラーフィルムでもまだ撮像は無理だ。
一段と大きく明るく
一段と大きく明るくなり、核光度が11等。尾が南東方向に伸びだした。
20cm f/10での眼視観測でも、小さいながらもボーッとしており彗星状に見える。眼視での光度は9等台に突入した感じがする。6枚撮像し、追尾精度良好。
20cm f/10での眼視観測でも、小さいながらもボーッとしており彗星状に見える。眼視での光度は9等台に突入した感じがする。6枚撮像し、追尾精度良好。
2003年11月22日
Vaisala彗星
Vaisala彗星の初観測に挑戦。ちょっと暗いので写るか判らなかったが、意外に明瞭に写ってくれた。それに西（右方向）へ伸びる尾もかすかに写っている。4枚撮像してブリンクコンパレータにかけてみると、結構速い速度で東（右方向）へ移動していることがわかる。16.7等と測定したが、15等くらいじゃないか？
0040P C2003 11 22.81903 11 57 49.70 +03 21 01.7 16.8 N D70 0040P C2003 11 22.82583 11 57 50.73 +03 20 58.2 16.9 N D70 0040P C2003 11 22.82897 11 57 51.12 +03 20 56.2 16.7 N D70 0040P C2003 11 22.83003 11 57 51.30 +03 20 54.8 16.7 N D70 0040P C2003 12 28.73337 13 24 51.85 -01 49 30.2 D70 0040P C2003 12 28.73463 13 24 52.03 -01 49 30.2 16.5 N D70 0040P C2004 02 27.79243 15 32 49.00 -03 41 43.0 15.8 N D70 0040P C2004 02 27.79667 15 32 49.33 -03 41 41.8 15.9 N D70 0040P C2004 02 27.79959 15 32 49.57 -03 41 41.5 15.8 N D70 0040P C2004 02 27.80356 15 32 49.93 -03 41 40.3 15.9 N D70 0040P C2004 03 18.79352 15 56 50.74 -02 05 02.5 16.0 N D70 0040P C2004 03 18.79677 15 56 50.88 -02 05 01.4 15.6 N D70 0040P C2004 03 18.79785 15 56 50.94 -02 05 00.8 16.3 N D70 0040P C2004 06 14.58700 15 36 14.02 -00 49 10.1 D70 0040P C2004 06 14.59271 15 36 13.79 -00 49 11.4 17.4 T D70
12.4等（核光度
12.4等（核光度）と明るい。太い尾が東北東に向けて伸びている。
下の画像は尾を強調するように画像処理を行った。
C/2001 HT50(LINEAR-NEAT)
2003年11月22日21時58分～22時9分までの
5枚を彗星に合わせてコンポジット（各1分間露出）
0.20-m f/6.3 Schmidt-Cassegrain + CCD
下の画像は尾を強調するように画像処理を行った。
C/2001 HT50(LINEAR-NEAT)
2003年11月22日21時58分～22時9分までの
5枚を彗星に合わせてコンポジット（各1分間露出）
0.20-m f/6.3 Schmidt-Cassegrain + CCD
CK01H50T C2003 11 22.54102 02 01 40.99 +13 11 37.1 12.3 N D70
CK01H50T C2003 11 22.54478 02 01 40.35 +13 11 34.9 12.5 N D70
CK01H50T C2003 11 22.54844 02 01 39.71 +13 11 32.9 12.4 N D70
予報光度は17等級
予報光度は17等級だったので写らないとは思ったが試してみた。1枚ではどれが彗星かわからなかったが、6枚撮影してブリンクコンパレータにかけてみると明瞭な移動天体が検出できた。ノイズレベルに近いので正確な測定が難しいが、3枚だけそれなりに測定できた。
下の画像では、中央に淡いものが写っていて北東（左上）に向かって細長い尾が伸びているものが彗星だ。
C/2003 U1(LINEAR)
2003年11月22日 21時10分46秒から1分間露出
0.20-m f/6.3 Schmidt-Cassegrain + CCD
下の画像では、中央に淡いものが写っていて北東（左上）に向かって細長い尾が伸びているものが彗星だ。
C/2003 U1(LINEAR)
2003年11月22日 21時10分46秒から1分間露出
0.20-m f/6.3 Schmidt-Cassegrain + CCD
CK03U010 C2003 11 22.50428 01 02 47.38 -20 38 21.6 18.9 N D70
CK03U010 C2003 11 22.50782 01 02 46.19 -20 38 21.9 18.7 N D70
CK03U010 C2003 11 22.52071 01 02 41.26 -20 38 22.5 17.3 N D70
彗星は少し小さくな
彗星は少し小さくなったが細く長い尾が見られるようになった。
撮影したのは日付が
撮影したのは日付が変わった23日1時。カシオペア座の冬の天の川の中の無数の星に隠れるように速い速度で北から南（上から下）に向けて移動中。すぐに恒星に重なるので11枚ほど撮影しながら正確に測定できる画像を数枚得た。16.6等と限界に近い明るさだが、天頂付近なので良く写っている。
CK03T020 C2003 11 22.68539 01 56 44.47 +62 05 56.4 D70
CK03T020 C2003 11 22.69730 01 56 42.64 +62 04 55.5 D70
CK03T020 C2003 11 22.70057 01 56 42.12 +62 04 37.4 16.6 N D70
CK03T020 C2003 12 01.48319 01 43 29.26 +48 51 37.7 16.0 N D70
CK03T020 C2003 12 13.56762 01 39 24.92 +31 13 01.5 D70
CK03T020 C2003 12 13.61948 01 39 24.98 +31 08 51.4 D70
CK03T020 C2003 12 13.61948 01 39 24.98 +31 08 51.4 16.4 N D70
CK03T020 C2003 12 14.54259 01 39 29.24 +29 56 29.2 D70
CK03T020 C2003 12 14.54862 01 39 29.33 +29 56 03.8 D70
CK03T020 C2003 12 14.54963 01 39 29.35 +29 55 58.0 16.8 N D70
CK03T020 C2003 12 28.45954 01 44 17.93 +15 03 04.2 16.9 N D70
2003年11月23日
West-Hart
West-Hartley彗星の初観測。どうにか写ってくれた。測定すると16等級後半であるが、コンポジットすると16.0等くらいに感じる。西北西（右上）に尾が伸びていくのがわかる。
2004年1月後半から3月中旬までが明るさのピークと予報されているが、せいぜいあと1等くらい明るくなる程度だろうか。次に明るくなるのは7年後である。
2004年1月後半から3月中旬までが明るさのピークと予報されているが、せいぜいあと1等くらい明るくなる程度だろうか。次に明るくなるのは7年後である。
0123P C2003 11 22.80184 11 47 53.59 +17 03 32.7 16.9 N D70 0123P C2003 11 22.80324 11 47 53.67 +17 03 32.7 17.3 N D70 0123P C2003 11 22.80429 11 47 53.82 +17 03 32.0 17.1 N D70