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2005年01月 ?????

2005年01月01日

 14.3等であるが

 14.3等であるが、西の空に低いので空が明るく、彗星は淡く感じる。尾は東に伸びており、10月10日の画像をそのまま左右反転させて少し淡くしたイメージである。

 光度は12.4等と

 光度は12.4等と少し暗くなったような数値であるが、画像ではぐんと小さくなっている。短く太い尾が北東に伸びていて、12月13日の画像をそのまま小さくしたようなイメージである。

 透明度に恵まれてど

 透明度に恵まれてどうにか捕らえることができた。17.5等と精密位置測定が可能な限界に近い。矢印の先にあるごく淡い天体が彗星だ。西(右)に向けて極短い尾が伸びているのだろうか。
 12月13日に撮像した5枚の画像の中から精度の良さそうな3観測もMPCに報告した。
 下の3枚をコンポジットした画像から位置を測定してみたが、十分な精度で測定できたことは驚きだった。移動が遅い彗星なら1分露出をたくさんコンポジットして測定すれば、あと1等ほど暗い天体の位置測定が可能となるだろう。

    PK04W09R  C2004 12 13.59641 05 24 59.07 +31 45 42.5                      D70
    PK04W09R  C2004 12 13.60718 05 24 58.74 +31 45 43.0                      D70
    PK04W09R  C2004 12 13.61356 05 24 58.51 +31 45 44.1          17.7 N      D70
    PK04W09R  C2005 01 01.56374 05 18 00.35 +32 13 57.7                      D70
    PK04W09R  C2005 01 01.56794 05 18 00.32 +32 13 57.3          17.5 N      D70

 どんどん上昇し、す

 どんどん上昇し、すばるの近くまで移動している。もう3等級になり肉眼でも確認できる。双眼鏡ではぽっかり浮かんだ丸い雲のように見える。望遠鏡を用いた眼視観測では視野の1/3ほどの丸いボーッとしたものとして観測できる。しかし、尾は良く見えない。
 1400mmの直焦点撮影では、コマが画面を大きくはみ出しているので全光度の測定はできなくなった。
 望遠レンズで撮像すると細く長いイオンの尾が写るのだろう。
 1月10日が最大光度の予報。

 月明かりの影響で画

 月明かりの影響で画像が白っぽい。彗星像は12月11日のものを白っぽくした感じである(尾の方向も同じ)。

2005年01月02日

 恒星状で集光が強い

 恒星状で集光が強い。15.2等とほぼ光度を保ったまま高速で移動中。

 11.5等とわずか

 11.5等とわずかに暗くなっているが、11月13日の画像とほぼ同じ雰囲気だ。

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