C/2004 Q2 (Machholz)
2005年06月25日
1月1日にはあんなに大きかったマックホルツ彗星も、半年経って13等級にまで暗くなった。眼視観測はもう難しいが、CCDを使えばまだまだ観測できるだろう。
2005年01月01日
どんどん上昇し、すばるの近くまで移動している。もう3等級になり肉眼でも確認できる。双眼鏡ではぽっかり浮かんだ丸い雲のように見える。望遠鏡を用いた眼視観測では視野の1/3ほどの丸いボーッとしたものとして観測できる。しかし、尾は良く見えない。
1400mmの直焦点撮影では、コマが画面を大きくはみ出しているので全光度の測定はできなくなった。
望遠レンズで撮像すると細く長いイオンの尾が写るのだろう。
1月10日が最大光度の予報。
1400mmの直焦点撮影では、コマが画面を大きくはみ出しているので全光度の測定はできなくなった。
望遠レンズで撮像すると細く長いイオンの尾が写るのだろう。
1月10日が最大光度の予報。
2004年12月11日
うさぎ座を比較的速く北上している。
肉眼でも存在がわかった。大きな散開星団を肉眼で見ている感じだ。4等級後半だろう。約1400mmに小さなCCDだと全体がはみ出してしまい見ごたえが無い。望遠レンズで撮像するのがちょうど良さそうだ。
前回の彗星核の画像と同じく、ほんのわずかに西側(ダストテールの方向)に重心がずれている。次回は2000mmでビニングなしで撮像してみようか。
彗星核の擬似カラー(10倍拡大)
四角い升目(1ピクセル)は2.7"角
肉眼でも存在がわかった。大きな散開星団を肉眼で見ている感じだ。4等級後半だろう。約1400mmに小さなCCDだと全体がはみ出してしまい見ごたえが無い。望遠レンズで撮像するのがちょうど良さそうだ。
前回の彗星核の画像と同じく、ほんのわずかに西側(ダストテールの方向)に重心がずれている。次回は2000mmでビニングなしで撮像してみようか。
彗星核の擬似カラー(10倍拡大)
四角い升目(1ピクセル)は2.7"角
2004年12月02日
高度が上昇してから撮像したが、月明かりのためかぶってしまった。
コマが大きくなりすぎて、今までの方法では全光度が測定できない。
彗星核に注目してみた。中央の白い一点が彗星核だ。特筆すべきことは無い。その周囲の色がついている部分は彗星核から放出された物質の光で、コマと呼ばれている部分の非常に濃い部分。
彗星核の擬似カラー(6倍拡大)
四角い升目(1ピクセル)は2.7"角
コマが大きくなりすぎて、今までの方法では全光度が測定できない。
彗星核に注目してみた。中央の白い一点が彗星核だ。特筆すべきことは無い。その周囲の色がついている部分は彗星核から放出された物質の光で、コマと呼ばれている部分の非常に濃い部分。
彗星核の擬似カラー(6倍拡大)
四角い升目(1ピクセル)は2.7"角
2004年11月30日
非常に明るい月明かりあり。
月明かりがかぶって光度測定不能。位置は正確に測定できる。5等級~6等級なのにファインダーでは確認できず。高度が低すぎる。
月明かりがかぶって光度測定不能。位置は正確に測定できる。5等級~6等級なのにファインダーでは確認できず。高度が低すぎる。
2004年11月29日
満月近くの月明かりあり。
21日の観測からさらに1等も増光し6.9等になっている。これだけ明るかったら綺麗なカラー画像が得られると思ってLRGB分解撮像をやってみたがうまくいかない。青感度が低すぎるため真っ赤な尾になってしまう。赤のレベルを落とすと今度は青緑になりすぎる。
21日に続いてまた非常に速度の遅い人工衛星がマックホルツ彗星の横を通過した。同じ人工衛星だったりして....。
21日の観測からさらに1等も増光し6.9等になっている。これだけ明るかったら綺麗なカラー画像が得られると思ってLRGB分解撮像をやってみたがうまくいかない。青感度が低すぎるため真っ赤な尾になってしまう。赤のレベルを落とすと今度は青緑になりすぎる。
21日に続いてまた非常に速度の遅い人工衛星がマックホルツ彗星の横を通過した。同じ人工衛星だったりして....。
2004年11月21日
8.1等に増光した。
Machholz彗星の核から強烈なジェットが噴射!!っと思わせる画像が得られた。実はこれは人工衛星。この人工衛星は回転しながら非常にゆっくりと横切っていった。こんなにゆっくり移動する人工衛星は初めてだ。まさか特異小惑星が回転しながら移動してるんじゃないだろうな?
Machholz彗星の核から強烈なジェットが噴射!!っと思わせる画像が得られた。実はこれは人工衛星。この人工衛星は回転しながら非常にゆっくりと横切っていった。こんなにゆっくり移動する人工衛星は初めてだ。まさか特異小惑星が回転しながら移動してるんじゃないだろうな?
2004年11月06日
現在最も明るい彗星だ。8.7等と順調に増光中。擬似カラー画像にて核周辺も見てみたが特に記すべきことはない。
擬似カラーの画像
擬似カラーの画像
2004年10月10日
Machholz彗星の初観測。11等級なので眼視観測できるだろう。
今後増光し、2005年1月には4等級か!
西(右)に太い尾が伸びている。
今後増光し、2005年1月には4等級か!
西(右)に太い尾が伸びている。
CK04Q020 C2004 10 10.70528 05 03 38.51 -27 36 27.6 D70 CK04Q020 C2004 10 10.70840 05 03 38.63 -27 36 29.0 D70 CK04Q020 C2004 10 10.71236 05 03 38.80 -27 36 30.9 10.0 T D70 CK04Q020 C2004 11 06.68727 05 12 29.50 -30 14 38.0 D70 CK04Q020 C2004 11 06.69044 05 12 29.47 -30 14 38.5 D70 CK04Q020 C2004 11 06.69440 05 12 29.43 -30 14 38.9 8.7 T D70 CK04Q020 C2004 11 20.70557 05 05 45.03 -29 35 26.1 D70 CK04Q020 C2004 11 20.70622 05 05 45.00 -29 35 25.8 D70 CK04Q020 C2004 11 20.70686 05 05 44.96 -29 35 25.6 8.1 T D70 CK04Q020 C2004 11 29.66885 04 56 12.50 -27 25 00.7 D70 CK04Q020 C2004 11 29.67531 04 56 11.96 -27 24 52.8 D70 CK04Q020 C2004 11 29.68524 04 56 11.13 -27 24 39.9 6.9 T D70 CK04Q020 C2004 11 30.55199 04 55 02.62 -27 05 32.9 D70 CK04Q020 C2004 11 30.55525 04 55 02.35 -27 05 28.5 D70 CK04Q020 C2004 11 30.55633 04 55 02.26 -27 05 27.3 D70 CK04Q020 C2004 12 02.62441 04 52 06.99 -26 14 14.6 D70 CK04Q020 C2004 12 02.63185 04 52 06.29 -26 14 02.5 D70 CK04Q020 C2004 12 02.63490 04 52 05.98 -26 13 57.6 D70 CK04Q020 C2005 01 01.48704 03 50 13.32 +09 53 17.2 D70 CK04Q020 C2005 01 01.48943 03 50 12.95 +09 53 35.0 D70 CK04Q020 C2005 01 01.48992 03 50 12.87 +09 53 38.5 D70 CK04Q020 C2005 06 25.54080 13 09 40.48 +34 48 38.0 D70 CK04Q020 C2005 06 25.54214 13 09 40.61 +34 48 36.1 D70 CK04Q020 C2005 06 25.54370 13 09 40.68 +34 48 33.6 13.3 T D70