C/2006 A1 (Pojmanski)
2006年03月05日
南半球で発見されたポイマンスキ彗星が北上してきた。日本ではもうすでにたくさんの人が観測しているが、やっと初観測できた。
時間に余裕を持って望遠鏡を向けたのが正解だった。2枚撮像した後、赤道儀を制御しているスカイセンサー2000PCが突然のリセット!追尾しなくなり一瞬のうちに見失ってしまった。間もなく空が明るくなる時刻なので3点アライメントなどしている暇はなく、わし座のアルタイルで1点アライメントしていきなり彗星に向けてみたところ運良くCCDに飛び込んできた。
その後30秒露出で7枚を撮像できたが、すでに空は明るくなってきており、尾の詳細を写すことはできなかった。しかし精密位置測定用の画像としては十分得られた。
西(右)方向に向けて勢い良くイオンの尾が伸びている。右下に向けては淡いが広い範囲にダストの尾が広がっているのがわかる。
トラブルが無ければ眼視観測もできたのに、ちょっと残念。
9観測のうち3観測だけを小惑星センターに報告した。
時間に余裕を持って望遠鏡を向けたのが正解だった。2枚撮像した後、赤道儀を制御しているスカイセンサー2000PCが突然のリセット!追尾しなくなり一瞬のうちに見失ってしまった。間もなく空が明るくなる時刻なので3点アライメントなどしている暇はなく、わし座のアルタイルで1点アライメントしていきなり彗星に向けてみたところ運良くCCDに飛び込んできた。
その後30秒露出で7枚を撮像できたが、すでに空は明るくなってきており、尾の詳細を写すことはできなかった。しかし精密位置測定用の画像としては十分得られた。
西(右)方向に向けて勢い良くイオンの尾が伸びている。右下に向けては淡いが広い範囲にダストの尾が広がっているのがわかる。
トラブルが無ければ眼視観測もできたのに、ちょっと残念。
9観測のうち3観測だけを小惑星センターに報告した。
CK06A010 C2006 03 04.83475 20 33 07.06 +01 13 12.7 D70 CK06A010 C2006 03 04.85723 20 33 11.08 +01 16 51.2 D70 CK06A010 C2006 03 04.86392 20 33 12.30 +01 17 56.6 6.5 T D70