1970 年、中学一年生の夏休みに新入天文部員の私は急行「鷲羽」に乗り、張り切って出かけた。

左上のシュミットカメラは元来星を写すものだが、瀬戸内海を向いており、行き交う船を眺めることができる。

たまたま入り込んだ部屋は大学院の講義中だったようで、一番後をコソコソと駆け抜けた。石田五郎先生、すみませんでした。

二段目左の写真は口径 188 センチの主砲。ガラス越しに眺めることができる。右は口径 91 センチ鏡の接眼部側。通常非公開なのだが、警備のオジサンが「わざわざ大阪から来たのか」と特別に入室させてくれた。

三段目は左から 188 センチ鏡のドーム、65 センチクーデタイプ、31 センチ反射望遠鏡。