No.030 <六甲>芦屋地獄谷から八幡谷


1993.06.09.Wed.曇りのち晴れ

1200 高座滝(180m)発

1205 第一堰堤 猪がいない。

1217 (205m)5m 滝 直登不能。左岸巻道を登る。

1222 (225m)5m 滝 階段状。左岸直登。その後も小さな滝を全部直登して行く。

1230 (250m)巨岩 直上は河原になっていて幕営出来そうである。

1237 (250m)シャワー付き左岸直登。直登出来るかどうか考えている間に数名のおっさんグループが来たので道を譲ると皆簡単に滝を登って行くので私も少し濡れながらあとに続いた。先頭のおっさんは年代物のキスリングを背負っている。

1243 (265m)小便滝 直上は堰堤になっている。ここから右の尾根に取り付く。

1305 (355m)A 懸。さっきのおっさん連中が休んでいる。左手に B 懸、さらにむこうに万物相が見える。脆い岩の塔を縫うように登り降りしつつ B 懸へ向かう。一箇所リュックを背負ったままでは通過不能な狭い道があり、リュックを先に放り出し空身で通過する。

1314 (365m)B 懸。標示あり。ここからは樹林帯に入ったりまた出たり。

1325 (420m)中央稜の尾根道に出る。

1330 (445m)風吹岩 ここまで来ると人が多い。ハイヒールなんぞもいる。
さっきのおっさん連中、弁当やビールを取り出して宴会を始めている。
1335 発

1345 (440m)横池 入り口でマムシ発見。道の真ん中で休んでいたところ申し訳ないが強制的に薮に移動していただいた。
切り餅、レトルトカレー入りラーメン。やや重かったか。コーヒー。今回はペーパーフィルターも忘れて来なかった。

蓮の花が咲き、魚が泳ぎ、カエルもいる。鴬、カッコウ、セミまで鳴いている。雨上がりの空はきれいで直射日光が刺すように痛い。

さて、グランドシートを敷き、買ったばかりのサーマレストの上で雨具を枕に昼寝タイムである。今回のハイクはこれが目的だったのだ。日陰ではカッターを着てもやや寒く、日射しに当たると暑い。日陰でシュラフカバーにでももぐり込むか諦めて陽光に身を晒すかしかない。

山行のために新調した 9 バンド携帯ラジオで短波をいろいろ探していたらモスクワ放送の英語版とピョンヤンからの日本語放送がよく聞こえた。FM は小うるさい音楽ばかりだったので AM に変えると感じのいいジャズ>が鳴っている。喜んだのも束の間、ジャズは一曲だけであとはくだらんトークばかりである。ラジオを消し、鳥の声を聴く。

1650 発

1700 (470m)打越峠方面分岐点 打越峠へ。

1715 (435m)打越峠

1743 (135m)八幡谷登山口。八幡谷の堰堤上でさっきのおっさん連中がのびている。やあ、また会いましたね。聞けばあのあと風吹岩でずっと宴会を張っていたそうである。そりゃバテるで。

1755 (35m)阪急岡本駅


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