No.032 <比良>武奈ヶ岳


1993.08.01.Sun.曇り一時雨

0810 イン谷口(255m) 発 雨が降ってきたので雨具上下着用。

0827 大山口(385m) 雨具上のみ脱ぐ。しばらくコンクリート敷の道を行く。薮が張り出していて半袖はやや辛い。

0910 青ガレ(605m) 左手に金糞滝の標示とトラロープがあったが今回はパス。なるほど青い岩がゴロゴロしている。浮石は少なく危険はなさそう。

【青ガレを仰ぐ】

0957 金糞峠(835m) 急登の最後は六甲・ダイヤモンドポイントのような砂地に出た。雨具下脱ぐ。
1005 発 少し下り、あとは渓流に沿って登って行く。徒渉あり、沢歩きあり。丸木の橋があちこちにかかっている。

10:50 中峠(1060m) 半冷凍のグレープフルーツ飲料 500ml 終わり。やや広くて休憩適地である。落ちていた新聞を拾ってグランドシートとする。次回よりグランドシートは必携。
1100 発 一旦 995m まで下り切ると流れがあって幕営していたと見られる数人がいた。さらに渓流を詰めて行く。源流近くで水を汲んでいる人がいる。この辺りの水は飲料可らしい。

1123 ワサビ峠(1050m) 休まず武奈西南稜へ入る。すぐに東お多福山のようなピークが見えたが頂上はまだ先のはずである。このピークが急登だった他はたいした登りもなく快適に最高峰へ達することができた。この間泥沼と化した尾根道が靴とズボンをドロドロにしてしまった。頂上の手前に 2 箇所、北側に 1 箇所休憩適地がある。

1158 武奈ケ岳(1215m) ケルンが積んである。人が多い。トンボ、ハエも多い。
東北を向いて休憩の態勢に入ったら目の前の草になんとホタルがいた。

【武奈ヶ岳頂上のホタル】

冷凍していたシャッセは充分に融けておらず、カップヌードルに使う湯に浸しながら飲んだ。昼食はシャッセ、カップヌードルと桃、コーヒー。キュウリをかじっているおっさんがいる。生野菜、果物の類も必携であろう。

ときおりガスが出て小雨もパラついたがたいしたことはなくガスの晴れ間を縫って双眼鏡(8 x 30)で展望を楽しむ。伊吹山どころか蓬莱山すらまともには見えない。確認できたのは比良ロッジと八雲ヒュッテくらい。

1320 発 イブルキのコバに向かって出発する。いきなりの露岩と急降下に驚く。ずっと樹林帯で展望はない。登山道のいたるところに水が流れている。

1347 イブルキのコバ(975m) 樹林帯の中の分岐点。

1358 八雲ヒュッテ(925m) キャンプ場である。ここから見る武奈ケ岳は標高差 300m なんだがけっこう高く見える。八雲池をちょっと見てからリフト沿いに比良ロッジへ緩斜面を登る。

1411 比良ロッジ(975m) びわ湖側の斜面はロックガーデンの様相を呈している。すごい岩である。

1418 ロープウェイ山上駅(北比良峠)(980m) 打見山山上と比べて何もない。公園程度。子供を遊ばせるにはものたりない。

1424 神爾谷分岐点(965m) 岩峰の手前を走るロープウェイから手を降る人がいる。こちらからも挨拶を返す。
1435 発 ダケ道を下る。展望はなく、長い急坂で流れもあり、あまり面白くない。右足がガクガクしだした。

1540 大山口(435m) 無人の野菜販売所でトマト 3 個 100 円也購入。

1556 イン谷口(310m)

歩行時間 0605
休憩時間 0141
合計時間 0746

さて、盆休み後半に穂高へ行くかどうか?この体力では涸沢往復だけでバテそうである。


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