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仕事を終えて家族と出発。15 時頃和佐又に到着。
次男もいるし今回はロッジに泊まることにした。3 人扱いで 22500 円。嫁はこのロッジをたいそう気に入っていた様子である。
夕食は鴨鍋。
メンバー：あきゆき、つかさ（5 歳 7 ヶ月）
0645 2 階部屋でつかさとともに起床。
雲がポカリポカリで正しくは「晴れ」だろうがこの季節この山域にしては快晴の部類だろう。空気は水蒸気が多いのかやや霞んでいる。
車をヒュッテ前まで移動するときあきゆきさんから 433.00MHz で呼びかけがあった。早い時刻に着いていたそうな。
朝食を終えて出発。今日は登山者が多い。
0755 和佐又ヒュッテ前発 指弾の窟を過ぎて最初の鉄梯子。朝日窟を越えてまもなく笙の窟。
0845 笙の窟 一休み つかさにグミ一つ与える。食べている間にベルト式簡易ハーネスを付け 6 ミリロープを 8 ノットとカラビナでくくりつけ、私の胴回りにはブーリン。
0850 発 日本岳のコルで「日本岳にも登らんといかんですねえ」などと相談するが薮が酷くまあ雪解けの頃がいいでしょうと今回もパスする。
0910 石の鼻
0920 発 ここから鉄梯子の連続。危険箇所を示すロープも多数。現場では線香を上げ、祠の調査は下り時に回してさらに登る。
1010 大普賢岳頂上 先着者は独りだけ。登り始めには随分先行者がいたのだが...
頂上からやや南西側にちょっと膨らんだ休憩適地があったのでそこに陣取る。縦走路から外れているので目に付きにくい場所である。
435MHz で小豆島リピーターに合わせると随分使っている人がいる。さすが 59 で受信できるしアクセスもできる。しかし割り込むのは難しかろう。岡山市にいるすずのこさんを呼んでみたがうまくいかず。
メイン周波数ですずのこさんを呼出し、433.34MHz に移動する。すぐに混信してきたので次は 433.36MHz に移動する。オオヤマレンゲを撮りに行っているあきゆきさんが戻ってきたのでオペレーターチェンジ。
昨秋、この山ですずのこさんからアマチュア無線のことや免許取得法などを教わり、そしてこの山から岡山市のすずのこさんと初交信できたことはよく考えてみると非常に感慨深いものがある。私は既に無線にだいぶ慣れていたので気づかなかったがあきゆきさんの「感無量ですねえ」という台詞に思わずハッとしてしまった。
せっかくなのでそのあと CQ を出したら 9 エリアと 2 エリア、滋賀県八日市から応答があった。レポートは大方 59 を送れたが、返ってくるのは 41 - 51 程度だった。0.35W だったからかな？ 2W に上げればもっとましなレポートになっただろうが。
おしまい寸前に JH3PJP・志方さん（大阪府池田市）から声がかかった。阪神間とは 0.35W でも 59同士になる。大峰・山上ヶ岳の近くというと「ああ、あのぶら下げられて『親孝行するかあ』ちゅうやつでんな」とよくご存じのようでこちらも嬉しくなる。
1225 発 頂上直下でオオヤマレンゲをバシバシ撮りつつ下る。3 月 19 日にここへ来たときに入れていたフィルムがこれでようやく消化できた。やっと現像に出せる。しかしいい加減に撮ったのでちゃんと写っているかどうか疑わしい。
今年のオオヤマレンゲは昨年と違って花の中心部がちゃんと赤くなっていて花びらも美しい。蕾も数多い。来週もまだいけそうである。
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つかさは元気で衰えを見せない。間違って持ってきた非常用コンデンスミルクを全部独りで食ってしまったのでそれで元気なのかもしれぬ。
あきゆきさんが先頭を行きつかさの滑落に備えてくれている。
現場にて。祠はよく見るとほとんど内部スペースがない。
1320 石の鼻 一休み。あきゆきさんからよく冷えたミカンの缶詰を頂く。和佐又の JG3YYU 局（ヨメハン。現 JL3FSG）を呼び出す。14 時に下る予定だったがちょっと遅くなるよ。
1325 発 まあ緊張する箇所もそうはなくのんびり下る。つかさは例によって梯子が現れると喜んでいる。
1355 笙の窟 つかさのビレイ解除。
1400 発 最後の梯子をクリアしてあとはのんびり。つかさはようやく先頭を歩くことができるので喜んでいる。
1440 和佐又ヒュッテ着 お疲れさまでした。天候にも花にも恵まれ、すずのこさんの声も聴けて充実した山行だった。
ウチの母子も陽に灼けて真っ赤になっている。自販機で水分を補充し帰途に就く。
歩行時間 0405
休憩時間 0240
合計時間 0645