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No.100 <比良>小女郎谷から打見山

1996.07.07.Sun.晴れ

0530 起床

0620 自宅発

0815 蓬莱駅発 村落を抜け別荘地を抜けて林道を登りやがて山道へ。ベルトに C-701 を着けて 433.00MHz 帯を聴いているとコンテストをやっているらしく賑やかである。433.02MHzで JA3ZKK / 青山高原移動が盛んに CQ を出しているので聴きながら歩く。このクラブ局には下山時ゴンドラの中から 280mW でコンタクトした。

緩やかだが結構高度を稼いでいる。琵琶湖が眼下に見え出すころ堰堤を 1 つ抜けて山道になる。間もなく薬師滝の表示。

0905 薬師滝 登山道から外れて見に行く。流れが多くひんやりとした空気が流れている。流れの上を歩く箇所があったりまた水量が多く難儀するがおろしたての運動靴は水濡れにも多少強いらしい。ビブラム底も以前のと比べて随分堅い気がするがぬめった岩は良く滑る。
登山道のやや広い場所で夫婦のパーティが休んでいた。軽食を採ったりしている。「あとどれくらいですかねえ」と尋ねられ高度計を見る。今 880メートル。小女郎峠が 1100 メートルくらいであるからあと 200 メートル、30 分くらいでしょうと答える。

このルートは道幅が狭く上へ行くに従って笹薮が覆い被さってくる。油断できない。
かなり酷い笹薮に悩まされガスは案の定雨に変わり濡れた笹薮にズボンはびしょびしょである。

1020 小女郎峠 風が強くガスが巻いて気温も低い。体がすぐに冷えてくる。お握り 1 つ。水を僅かだけ飲んで出発。
1030 発 緩やかな傾斜を北へ。雨はまだ穏やかで木製のベンチなど座れる程度だが風が強く非常に寒い。笹のトンネルを抜けるような雨宿りのできる場所があったのでそこでカッパ上を着る。下はもう手遅れ。
この辺りも道の両側にササユリが沢山咲いている。なぜ今まで気づかなかったのか?蕾もある。
傾斜が急になってきたと思ったら間もなく蓬莱山頂。

1050 蓬莱山 視界は 10 メートルもない。グラススキー場の境界を示す柵に沿って下る。
リフトは動いているが乗っている人はいない。この天気ではなあ。ゴンドラで上がってきた観光客もまばらである。

1105 打見山 屋根のあるところへ辿り着いた。中へ入りベンチにかけてお握りを食べ冷凍缶コーヒーがうまい具合に溶けていたので早い昼食とする。ゴンドラで上がってきたハイカー達はこの酷い霧と雨に悩んでいる様子である。
天気が良ければ少なくとも北比良峠まで、あわよくば武奈ヶ岳までと思っていたが気分が次第に暗くなってきて終わりにすることにした。木戸峠、クロトノハゲ経由で歩くかゴンドラでスタコラ下るか思案する。

ふと後ろを見ればアイスクリームの自販機がある。なんとなく一つ食べたら気分が悪くなって歩く気が失せてしまった。

1140 ゴンドラにて下山。900 円。僅か 8 分間、あっと言う間である。歩く速度の10 倍くらいか。下界は雨上がりの様子で朝蓬莱駅に着いたときは降っていなかったから山上を歩いている間に少し降ったようである。

1150 無料博物館に入り込む。比良の自然を紹介する資料や 1/10000 の立体模型があったりしてなかなか面白い。比良にはクマもいるそうな。

1210 下山開始 ガラガラの駐車場をいくつか横切って志賀駅方面へ向かう。気温は冷えた体にちょうどいいくらい。湿度は高い。

1240 志賀駅着 時刻表をみると 42 分発である。毎時 26 分の新快速姫路行き直通便がなくなっている。先週の比良でもそうだったがダイヤ改悪である!ともあれ電車に乗って帰宅する。1260 円。京都で乗り換えた電車も奇妙であった。高槻まで各駅に停車しその後快速になる。車両は新快速のものである。数分あとに新快速が来るのだが混むだろうから普通 → 快速乗継ぎとした。

 歩行時間 0410
 休憩時間 0115
 合計時間 0525


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