メンバー:芳村、あきゆき夫妻、かねちゃん、佐竹
6 時起床 曇っていてヘール・ボップ探せず。
0815 急行・宇治山田行き 780円。かねちゃんに会うはずだが...いない。 八木駅から乗ってきた芳村さんと合流。車中ウトウトしていたが斜向かいにこちらをちらちら見る人がいてひょっとしたら箕面の佐竹さんかも。
0905 榛原着 あきゆきさんは早い電車で既に到着していた。かねちゃんもいる。同じ電車に乗っていたそうな。おや芳子さん、おはようございます。バスの切符、皆の分を買うために並んでくださった。
0945 高見登山口行きバス 1250円。トンネルを二つ抜けると高見山が見えるとの話どおりピラミッドのような真っ白い山が見えた。2 年前、三峰山から遠く見た印象的な山容が目の前にある。
1015 高見登山口着 バスは 10 台出たそうで人の多いこと。のんびりスパッツを付け、上着を脱いで支度をする。
1030 登り開始 人が多くて踏み固められた道は凍っている部分がやや滑りやすいが登りではほとんど問題にならない。芳子さんのアイゼン装着をあきゆきさんが手伝っている。(*^^*)
1120 小峠 休んでいる人が多い。やや早いというか或いは不要な気もしたがアイゼンを装着する。6 本爪くらいでちょうど良かろうがトレーニングのつもりで 10 本爪を持ってきた。ストックはなんと縮んだまま固まって伸びず使えなかった。
1135 発 いきなりのコンクリート階段でああ、アイゼンが... ベルトを短く切りすぎたワンタッチアイゼンは止め具が踵に当たって痛い。かといってベルトを緩めると外れてしまう。1995 年 3 月、あの険しい大普賢岳への登り途中、ベルトが外れているのに気づいたのは小普賢岳を越えた最危険箇所だった。アイゼンが外れてしまう前に発見できたのは幸いだった。さっさと直しておかねば。
800 メートルを越えたあたりから雪が増えてくる。帰り道、アイゼンを外す目安は 800 メートルか。
樹林の間を登って行く。今日もかねちゃんの元気ぶりが発揮される。速いのなんの。風邪をひいているとのことだが...
やがて南方向の展望が開けてくる。3 年前に歩いた薊岳、明神平。富士山を見つけた国見山から、忘れることのない大普賢岳・小普賢岳の姿、その左は和佐又山か?右へ辿れば吉野山だそうな。高見山頂まで上がれば大普賢岳の向こうに仏生ヶ岳まで見える。奥駈北部ルートが全部見えるとは。東には三峰山。特徴のある鎧、兜も見える。天気は最後まで快晴で真っ青な空をバックにした霧氷は実に美しい。
山頂直下に立派なエビのシッポを発見。山頂付近にもあったがこれが一番だった。
大型カメラに三脚を担いだ人、犬連れ、子供連れ、ボーイスカウト、老若男女問わず人が多い。
1245 高見山(1249m)避難小屋があってその上(屋上?)が展望台になっている。快晴で風もさほど吹かず気持ちよい。
山頂付近をウロウロした後展望台に空きがあったので陣取って昼食とする。
低山徘徊派ハイク初参加の佐竹さんは私のと同じ FE 2 に 35 - 70mmズーム。カッパも色こそ違え、同じストームクルーザーである。ザックはカメラ用でかなりの写真ヲタクと見た。(^^)
1335 下山開始 下りはアイゼンによる踵の痛みもなく、滑ることがないので楽である。
分岐を右へ、北へ向かって下っていく。標高 800 メートル、そろそろ雪が消えていきアイゼンの外し時かなと思っていた矢先に、脚が疲れて上がらなくなっていたためアイゼンの爪で地面を引っ掻き、見事に転倒してしまった。右腕で受け身一発。真うしろを歩いていた芳子さんが怪我をしたのではないかと心配してくれた。こちらは大笑いされると覚悟していたのに、よほど派手なコケ方だったのだろう。こんな具合では来月の大普賢岳は危ない。
やがて麓へ降り立ちバス停へ向かう途中、手にぶら下げているアイゼンを適当な場所を見つけて水洗いする。洗ってから気づいたが、どうやら鯉など飼っている池のようで... (^^;) ...
1505 バス停 ポットに余った紅茶を片づけ、スパッツを外したりしているうちにバスがどんどん出ていく。入山者数を把握しているようで座って帰れるらしい。しばらくしてパーティ全員がバス停に到着。1520 発にて榛原駅へ。1310 円。
バスの中で芳子さんの手作りサンドイッチを頂く。(^^)
1605 榛原駅着 登山客でごった返す女性のトイレ問題は深刻である。
1625 急行 780円。上本町から階段を下ると地下駅に連絡していることを知り、難波までそのまま行けることがわかった。地下鉄御堂筋腺(340 円)に乗り換え。