メンバー:あきゆき夫妻、かねちゃん、芳村夫妻
0520 起床
0700 新大阪発快速 和迩まで 1110 円 寝る。
0737 京都発 あきゆきさん夫妻と合流、眠くて動かずにいたらあきゆきさんがかねちゃんを見つけてきた。また寝る。
0810 和迩発 栗原行きバス 240 円。
0820 出発 4 人で車道を歩き出す。芳子さんはワラビが気になってしょうがないらしい。採集しつつ進む。車道から右に折れたがどうやら間違いだったようで、引き返す。大きな堰堤が現れた。左岸を巻き、そのまま右手の尾根に取りつく。結果的に間違いだったが比較的新しい赤テープがしっかりついているのでアバウトな低山徘徊グループはどんどん進む。
0945 670m 地点 谷から抜け出し尾根に出て休憩。15 キロの重さと担ぎ慣れない大型ザック、上より下が重いデタラメパッキングのせいでしんどいこと。
0950 発 斜面は急になったり穏やかになったり。イワウチワ発見。
1000 カタクリを発見!まさか比良でこれが見られるとは!カメラを取り出して撮影に入る。比較的狭い区域に群生していた。
1040 840m 地点 一休み。
1045 発 急傾斜に踵が痛くなり筋肉は引きつりきついことこの上ない。最後尾を随分遅れてヒーコラ登る。笹薮がひどくなれば程なく稜線。ショウジョウバカマの撮影会。平と志賀方面を歩くハイカーが多い人気ルートである。
1105 権現山(993m) せっかくなのでとピークを踏みに行く。
「おい、お前。甲陽の...」
ん、んん?
「俺や、伊藤や。ところでおまえ、誰や?」
おお、そういえばそのチョビヒゲは。1 年前の同窓会での姿を思い出した。それにしても妙な会話である。
しばらく山の話で盛り上がる。昨年夏、小 3 を含めた家族連れで北アルプス表銀座を歩いたそうな。今日は小女郎谷を登り、和迩か平へ降りるとのこと。
1130 発 なだらかな稜線を北上する。ちょうど 1 年前、積雪のこの道をズックで苦労しながら歩いたのが嘘のように暑くて良い天気。
1150 ホッケ山 一休み。バテていてすぐにへたり込んでしまう。
1200 発 更に北上する。ダクロンの T シャツ 1 枚、真夏と同じ格好だが日射しが暑い。風は心地よく、たまにムッと暑い地点があれば寒く感じることもあるが総じて良い季節である。
1230 小女郎池 芳村さんご夫婦と合流。随分空腹だったのでまずは腹ごしらえ。周りには休憩しているハイカーが多い。
仕入れたばかりの携帯電話( NTT DoCoMo Analog 800MHz)の実験。残念ながら「圏外」と出た。
人心地ついたあと池の西側へ向かう。
ここのミズバショウは背丈 10 センチにも満たない可愛い物だった。たいてい 2 つが並んでいて片方が美しければもう片方は薄汚れている。歩くことのできる湿った地面から直接生えているので注意しないと踏みつけてしまう。水の中から生えているものと思い込んで 80 - 200 ミリ・F2.8 に付け換えてきたのが裏目に出た。近接撮影できず、拡大率が 28-70ミリ・F3.5 - 4.5 より低かった。ちなみに今日のカメラはニコン F-4。ボディだけで 1 キロ以上。レンズ、ケース類など含めると普段のシステムより 3 キロ程重い。
池の中にイモリを発見。
1330 発 随分ゆっくりした。小女郎峠から蓬莱山へはたいした登りでもないのだが今日はもう完全にへばっていて、先ほど昼食をまとめて詰め込んだのがいけなかったか、胃がムカムカしてきた。皆からどんどん遅れていく。
1400 蓬莱山 ここからは携帯電話が使用可能だった。
武奈ヶ岳から比良連山を一望する。黄砂のせいだろうか、霞がきつくて遠望が利かない。
1425 発 金比羅峠経由で蓬莱駅を目指して下山にかかる。このルートも一年前と同じであるが随分沢山の植物を見ることができた。カタクリがあちこちに点在、ミヤマカタバミ、バイケイソウなど。
1520 林道に出る。楽だが高度がなかなか下がらない。
1540 水場にコップまで備えてあったのでガブガブと頂く。(腹は壊さなかった)
1545 発 人里に出てからウラシマソウというのを見つけて一同撮影モード。私は生憎ミズバショウでフィルムを使い果たしていた。あきゆきさんが撮影に苦労していたのでかねちゃんとともに邪魔な雑草を押さえつける係となる。
1645 蓬莱駅着 芳村さんのヒマラヤトレっキングの写真を見せてもらう。美しいがとても登れそうにない険しい山ばかり。ネパール料理は旨そう。
1712 普通電車に乗る。ガラ空きであった。堅田で新快速姫路行きに乗り換え(辛うじて座れた)あきゆきさん夫妻と別れる。
歩行時間 0600
休憩時間 0225
合計時間 0825