0535 起床
0730 新大阪発 \1280
0817 京都発 新快速に乗り継ぎ これは 0750 新大阪発の便のようである。期間限定で比良に止まるのが幸い。志賀で降りるつもりだったがルートを変更する。
0812 の便は堅田止まり、0830 発永原行きがあるがそれまで待てない。急ぐ場合は 0757 発近江舞子行きに乗る必要がある。
0850 比良駅発 湖西線の高架下山側をしばらく南へ歩き、右折して堂満岳を正面に R161 を横切りそのまま直進する。堂満岳とその前衛が目印になる。
紫陽花やノイチゴを見つけた。甘酸っぱくてうまい。
舗装された林道は徐々に斜度を増すがまだまだ緩やかである。
今度はカモガヤをみつけた。梅雨どきに花粉症を起こす植物である。スギなどと違ってあまり遠くまで花粉が飛ばないので草むらを避けて通れば被害は少ない。
左手に捨てるにはもったいないような MTB を見ながら進むとやがて間寛平に似たその所有者がバケツを持って向こうからやってきた。私に向かって「ヤマメ」などとというが、語尾が上がっていないようで質問なのか何かよく分からない。バケツの中には 20 センチくらいの魚が数匹。なるほどこれがヤマメか。
0940 堂満小屋(360m) ハーネス・シュリンゲなどフル装備の団体がいる。ナントカ山岳会の遭難者捜索訓練だそうな。連絡用に 433.200MHz を使っているようで、私も C-701 を取り出してワッチしつつ歩くことにする。
0945 発 ここから先、エアリアでは点線になっているが哀れ舗装こそされていないものの林道が続く。砂防ダムの建設が進んでいるようだ。
深谷の流れを聴きながら登り続ける。傾斜が急になる砂防ダムの巻道にさしかかるたびに苦しくなる。
ヒトのものに近い太さでしかしやや短い雲古を約 50 メートルの間に数個発見した。熊のものだろう。
1010 寺谷出合(545m) 今日は体調が良くない。休んでいると訓練の人達が上がってきた。やり過ごしてから出発。
この辺りまで来てようやく自然に浸れた気分。
1020 発 京都府立医大山岳部の小屋があってこのあたりやや道が分かりにくくなっている。この先傾斜がきつくなってトラロープの連続である。しんどいこと。710m 付近は旧道が崩れ落ちた箇所で危ないが、新道はさほど真新しいものではなく、充分に踏まれている。傾斜も緩やかになって歩きやすくなった。
1100 790m 地点 くたびれたのでお握り 2 つで休憩。
1120 発 傾斜が更に穏やかになった頃稜線に出た。
1140 南比良峠 小雨が降り出した。カッパ上のみ取り出す。
1150 発 当初大橋小屋、八雲原、シャカ岳を経て近江舞子に下る予定だったが消耗が激しく、荒川峠から志賀方面へ下ることにした。
右手八雲方面への道標を見てちょっとした上り下りののち荒川峠へ。
1205 荒川峠 大勢の中高年ハイカーが休憩していたが、間もなく打見山方面へ発っていった。
残りのお握り 1 つと程よく解凍済みの冷凍サイダーで休憩。
1220 発 雨は相変わらず降り続けているが樹林帯の中なので影響はほとんどなく、カッパは片づける。緩斜面の歩きよい道である。
中谷方面への分岐(道標はない)をやり過ごし、間もなく林道へ出た。
1305 林道 この林道も真新しいアスファルト舗装がなされており目の前にはこれまた新しい堰堤が出来ていた。比良も急速に変化しつつある。
その堰堤の横でバーベキューをしていた人から声がかかり、しばらく山の話。深谷を歩いたというと「あそこは熊が出るから怖い」とのことだった。
志賀方面からこちらへは以前に 3 回歩いているが逆は今一つ道に覚えがない。(結果的に正しい道を歩いていたが)
志賀集落に入り田圃を覗いていると田圃のメンテ中の人から声がかかった。この辺りの大きな変貌とか、湖西線の開通が必ずしも地元の利益につながっていないこと、さらには県会議員による一方的ダイヤ改訂のため(大阪方面行きの新快速が比良、志賀、蓬莱などに停車しなくなった)不便になった、このあたりにはまだ士農工商が生きているなどの話を聞く。かなり話し込んでしまった。熊はやはり出るそうで、深谷の雲古はいよいよそれらしい。
1420 志賀駅 コカコーラライトを飲む。
1425 京都行き普通 この駅はプラットホームに「喫煙所」がある。大阪辺りのヒステリックな嫌煙運動もここまでは広がっていないようでヨロコバシイ。
1439 堅田駅にて新快速姫路行きに乗り換え
1526 新大阪