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No.116 <比良>寒風峠・シャカ岳

1997.07.06.Sun.晴れ

0700 新大阪発 1280円
0737 京都発 普通電車永原行に乗換

0825 北小松発 到着前に中高年グループが大勢降り支度を始めたので一緒になってはかなわぬとばかり車内で身支度を大急ぎで済ませさっさと歩き出す。
路肩に咲く花など眺めつつ歩いていると赤みがかったミミズにしては大きな長いものがある。どうやらマムシの干物らしい。
舗装された林道を右手に天文台施設など見ながら進むと楊梅の滝方面と尾根道の分岐で舗装は終わる。今日は尾根道(楽な方)を選ぶ。

0850 滝見台 ちょっとした東屋から楊梅の滝が見える。昨日買ったばかりの新しいレンズ(Ai Zoom 35 - 105 mm F 3.5 - 4.5)の出番である。さらに穏やかな道を行くと南東方向の展望が開けてくる。

0920 涼峠 高年ハイカーがびわ湖を眺めて休んでいる。
左へ行けば尾根を通って直接ヤケ山へ行けるが、涼しげな右手オトシ経由寒風峠への道を辿る。湿原の樹林帯をのんびり進み、ちょっと登りにかかれば寒風峠着。

【オトシ湿原】

0950 寒風峠 おにぎり二つと水にて休憩。冷凍サイダーは既に溶けているようだがもう少し先まで取っておこう。
0955 発 軽いアップダウンを繰り返してヤケ山へ。ササユリはまだ見つからない。

1020 ヤケ山 日射しがきついが風は涼しくまあなんとか凌げる。
おばちゃん達が「珍しい」などと言っているのを聞きつけ、とりあえず写真を撮る。先端に赤とんぼが。

【クルマバハグマ?】

1035 発 アップダウンをまた繰り返しつつ比良・三大急登の一つへ向かう。相変わらずササユリは見られず、ダメかもしれないと思ってどんな花でも見つけ次第撮影する。

【これはナニ?】

1130 ヤケオ山 とうとうササユリは見つけられず。山頂にグループがいたので尋ねたらこの先シャカ岳までの間にまだ咲いているとのこと。その言葉に元気付けられここはパス。一刻も早く
1150 965メートル地点、びわ湖側が切れ落ちているあたりで休憩。東側の景色がいい。ササユリも枯れかけたのを見つけ、そのなかからマシなのを幾つか撮影したらフィルムが切れた。

【ササユリ】

おにぎり一つと既に生ぬるくなりかけたサイダー。先ほどヤケオ山で会った単独ハイカーが通りがかり、しばらく話す。

1220 発 稜線をいましばらく行き、シャカ岳への最後の登りにさしかかる付近に綺麗なササユリが数輪咲いていた。鮮やかなピンク色。地団駄を踏む。予備フィルムを忘れてはならない。
1235 シャカ岳(1060m) 展望もなく、日射しがきついだけの頂上だがしばらく休憩。水が残り少ない。
1250 発 大津ワンゲル道を下る。頂上直下の石楠花が気になる。まだここのは見たことがない。

1325 (695m)一休み 持参の水 1 リッター(+ サイダー 250 cc)が切れた。次から 2 リッターのポリタンが必要か?
大津ワンゲル道を示す道標があって下り道が二手に分かれている。マップによれば 675m 地点で東の尾根へ外れると雄松山荘道に入るはずで手元の高度計とは 20m の差があるがおそらくここが分岐点に間違いあるまい。今日のもう一つの目的はこの道を歩くことであった。

1330 発 分岐を東へとり少し歩いて振り返り確かに一つ東側の尾根に乗っていることを確認。枯れ葉を踏んでときに分かりにくくなるものの概ね歩きやすい道である。

1400 樹林帯からいきなり林道に出た。別荘らしい家が見える。アスファルトの照り返しで暑いこと。いい加減に下っていくとやがて村落に入り、道を尋ねるまでもなく近江舞子駅に着いた。ノドが渇いた!
1420 近江舞子着

 歩行時間 0445
 休憩時間 0110
 合計時間 0555

缶紅茶を購入。時刻表を見ると新快速姫路行きが 1447 発。なんとタイミングの良い事か。よく空いていてゆったり眠る。新大阪までちょうど 1 時間。


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