ORBITLIFE V2.0.8 ORBIT DETERMINATION
VERSION
2.0.8
OS
WIN 10/11
RUNTIME
MFC 静的リンク
INSTALLER
13.4 MB
LICENSE
FREEWARE
STATUS
公開中

彗星・小惑星の軌道決定ソフト  /  OrbitLife

ダウンロードとシステム要件。

DOWNLOAD  ·  公開中

このページは、Windows 用の軌道計算ソフト OrbitLife の配布ページです。 下の2つのうち、どちらか一方をダウンロードしてください。中身は同じものです。 はじめてお越しの方は、どんなソフトなのかを トップページにまとめてありますので、そちらもあわせてご覧ください。

§01 FILES

どちらか一方をダウンロードしてください。

公開しているのは次の2つです。中身はどちらも同じで、ふつうは上の EXE を選んでいただくものです。 会社や学校の回線などで EXE のダウンロードが止められる場合は、下の ZIP をお使いください。

OrbitLifeSetup-2.0.8.exe
13.4 MB  ·  INSTALLER

インストーラーです。実行するとインストール先を尋ねてきますので、案内にしたがって進めてください。 スタートメニューとデスクトップにショートカットを作ります。

OrbitLife-2.0.8.zip
13.0 MB  ·  ZIP ARCHIVE

同じインストーラーを ZIP に入れたものです。展開してから中の EXE を実行してください。

Windows の警告が出たときは

個人が作った署名なしのソフトのため、初回の実行時に SmartScreen が 「WindowsによってPCが保護されました」と表示することがあります。[詳細情報] → [実行] と進めば起動します。 配布しているファイルはウイルス対策ソフトで確認したうえで置いています。

ファイアウォールの確認が出たときは

OrbitLife は惑星暦や観測データを受け取るためにインターネットへ接続します。初回の通信のときに Windows Defender ファイアウォールやセキュリティソフトが確認を求めてくることがありますので、 通信を許可してください。どこへ何のために接続するのかは §02 NETWORK にすべて挙げています。

§02 NETWORK

インターネットに接続します。

OrbitLife は、惑星暦と観測データを受け取るためにインターネットへ接続します。接続するのは 利用者がボタンやメニューで指示したときだけで、起動しただけでは通信しません。 接続先は JPL と小惑星センター (MPC) の2か所に限られ、どちらも公開されているデータを 受信するだけです。利用者の情報や計算結果を外へ送ることはありません。 更新の有無を確かめにいくこともありません。

惑星暦 DE406 の受信だけは FTP を使います。HTTPS しか通さない設定の環境では止められることが ありますので、その場合は DE441 を選んでください。こちらは HTTPS で受信します。

EPHEMERIS / DE406
ssd.jpl.nasa.gov  ·  FTP (匿名) ディレクトリ pub/eph/export/unix/。数値積分に使う惑星の位置 (JPL 惑星暦 DE406) を受信します。 [オプション] → [環境設定] → [惑星暦] の [受信] を押したときだけ接続します。
EPHEMERIS / DE441
ssd.jpl.nasa.gov  ·  HTTPS /ftp/eph/planets/Linux/de441/linux_m13000p17000.441。DE406 より精度と期間に余裕のある惑星暦です。 同じ [受信] の画面でどちらを取るかを選びます。数 GB あります。
OBS CODES
www.minorplanetcenter.net  ·  HTTPS /iau/lists/ObsCodes.html。観測所コードの一覧を受信します。[環境設定] → [MPCのデータ] の [受信]、 または観測ファイルに知らない観測所コードがあったときに出る確認へ「はい」と答えたとき。
COMET ELEMENTS
www.minorplanetcenter.net  ·  HTTPS /iau/MPCORB/AllCometEls.txt。彗星の軌道要素の一覧です。彗星の名前の表示と、 軌道要素を読み込んで計算するときに使います。[環境設定] → [MPCのデータ] の [受信]。
MPCORB
www.minorplanetcenter.net  ·  HTTPS /iau/MPCORB/MPCORB.DAT。小惑星の軌道要素の一覧です。天体同定と、命名済み小惑星の名前の表示に使います。 300 MB を超えますので、必要になったときだけ受信してください。[環境設定] → [MPCのデータ] の [受信]。
OBSERVATIONS
data.minorplanetcenter.net  ·  HTTPS /api/get-obs。指定した天体の全観測を受信します。 [ファイル] → [MPCから観測データを取得] を実行したとき。
NEOCP / LIST
www.minorplanetcenter.net  ·  HTTPS /Extended_Files/neocp.json。確認待ちの天体 (NEOCP) の一覧を受信します。 [ファイル] → [NEOCPから観測データを取得] の画面を開いたときと、[再取得] を押したとき。
NEOCP / OBS
data.minorplanetcenter.net  ·  HTTPS /api/get-obs-neocp。上の一覧から選んだ天体の観測を受信します。

惑星暦を一度受け取ってしまえば、軌道計算そのものはオフラインでも行えます。 観測ファイルを自分で用意して読み込む使い方なら、MPC への接続も要りません。

§03 SETUP

入れてから、最初に計算できるようになるまで。

惑星暦のダウンロードだけ少し時間がかかります。ここを越えれば、あとはオフラインでも計算できます。

01 INSTALL
インストーラーを実行する案内にしたがって進めるだけです。あらかじめ用意しておくものはありません。
02 EPHEMERIS
惑星暦を受信する最初に一度だけ、[オプション] → [環境設定] → [惑星暦] から JPL の惑星暦をダウンロードします。軽量な DE406 と、より高精度な DE441 のどちらかを選べます。回線の速さによっては時間がかかりますので、余裕のあるときに行ってください。
03 STATIONS
観測所コードを取り込む[オプション] → [環境設定] → [MPCのデータ] の [受信] で、最新の観測所コードを取得できます。観測データを読み込む前に一度行っておくと安心です。
04 SOLVE
試しに1つ解いてみる使い方のページで、実在の彗星 220P/McNaught を題材に、観測データの取得から軌道決定までを順を追って説明しています。
§04 REQUIREMENTS

ノートパソコン程度の環境でも動きます。

C++/MFC で書かれた Windows 向けのデスクトップアプリケーションです。大がかりなインストール作業や 高いスペックを必要としない、軽量なソフトを目指しています。

OS
Windows 10 / 11 (64bit) を想定しています。
COMPONENT
MFC と C ランタイムを実行ファイルに静的リンクしているため、Visual C++ 再頒布可能パッケージなどの追加インストールは要りません。依存するのは Windows 標準の DLL だけです。
DISK
プログラム本体はごくわずかですが、惑星暦のために DE406 で数百 MB、DE441 で数 GB の空き容量が要ります。
EPHEMERIS
最初に一度だけ、JPL の惑星暦 (DE406 または DE441) をダウンロードします。用途に応じてどちらかを選べます。
NETWORK
惑星暦のダウンロードと、[MPC から観測データを取得] などの機能に必要です。惑星暦を取得したあとの軌道計算そのものはオフラインでも行えます。接続先と目的は §02 NETWORK にすべて挙げています。
TARGETS
彗星・小惑星のいずれにも対応。周期彗星・非周期彗星のどちらも扱えます。
PERTURBATION
惑星の重力による摂動、一般相対論効果、彗星の非重力効果 (A₁・A₂) を数値積分に含めます。一般相対論効果は常に入っています。
§05 CAUTION

OrbitLife が出す数値は、最終結論ではありません。

軌道改良を繰り返すと残差はどんどん小さくなります。しかし残差の小ささは、その解が物理的にありうる軌道で あることを保証しません。数値をどう扱うか、公表してよい段階かどうかは、いつも使う人間の判断です。 使いはじめる前に、最後の判断のページに一度目を通しておくことをおすすめします。

e がわずかに1を超える解を、安易に信じない

残差は小さく、一見すると美しい解に見えることさえあります。しかし観測の誤差の範囲を考えれば、物理的にはありえない軌道である場合が少なくありません。

観測が少ない段階の一般軌道を、早まって公表しない

一度発表した数字は、そこから先はもう自分の手を離れて一人歩きします。後から訂正が効きにくいものだと考えて扱う必要があります。

非重力効果が出たときは、まず向きを確かめる

A₁ が負、つまり太陽に向かう加速として出た解は疑ってください。摂動計算の設定を落としたときに、その不足を非重力効果が肩代わりすることがあります。(1566) Icarus の記録がその実例です。

§06 ABOUT

OrbitLife のほかのページ。

このページに直接お越しになった方へ。ソフトの紹介と使い方は以下にあります。