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<触覚銀河 - NGC 4038+NGC 4039>


NGC 4038 + NGC 4039


 この銀河はからす座の方向、6800万光年の距離にあります。2つの渦巻き銀河が衝突した後離れつつあるところです。上の画像では大変淡くてよく写っていませんが、銀河の東側(左)に昆虫の触覚を思わせる2本の帯があります。この帯は銀河同士の潮汐力で引きちぎられたたくさんの恒星の集まりです。
 2000mm以上の長焦点距離で十分な露出をかけると、変形した銀河の様子と触覚状の銀河の帯びを捕らえることができます。
 上の銀河がNGC 4038で下がNGC 4039です。

詳しくは、AstrArts天文ニュース2004年9月14日号をご覧ください。


撮影日 2004年4月13日
1分露出
望遠鏡 CELESTRON C8(20cmシュミットカセグレン望遠鏡)
F6.3レデューサ 焦点距離 = 1260mm
カメラ 冷却CCDカメラ BITRAN BT-10
撮影場所 高知県土佐市 仁淀川河口付近






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