2001年10月29日(月曜日) 晴れ
【外は涼しい良い天気】
天気が回復しました。昼間は少し雲のある天気でしたが、夜になって雲はほとんどなくなってきました。星もいくつか見えています。でも、月が思いっきり明るいんですよねー。上空の大気の乱れはもう大きくなっているのでしょうか。月が明るくても二重星や土星、木星などの惑星の撮影にはなんら影響しないので、上空の大気が安定しているうちにたくさん撮影しておきたいと思っています。
今日も午前中は窓を全開にすると涼しく快適に仕事ができましたが、正午を過ぎると暑くなってイライラしてきました。冷房をかけるとちょうど良い室温になります。ちなみに、車は冷房をかけないと暑くて乗れません。夜間は窓を全開で走ると涼しい風が入ってきて快適です。
2001年10月28日(日曜日) 大雨のち曇り
【すっごい大雨】
明け方強い雨音で何度か目が覚めました。その雨は午後3時頃まで強く降ったので、車で走行するのが大変でした。
雨音は好きなのですが、雨の日に外に出るのはねえ....。
2001年10月27日(土曜日) 晴れ
【涼しくなりました】
今夜は頂きもののワインをがぶがぶ飲みながらプログラムを作りました。プログラムって酔っ払っていてもちゃんと作れますよ。
開発中の天体画像解析ソフト(名前はまだ無い)をマルチウィンドウ型に変更中です。オリジナル画像の窓は消さずに、新しい窓を開いて恒星検出結果を描画するように変更中ですが、オリジナル画像まで書き換えてしまいます。2面作っているビットマップを画面に割り当てる処理を修正しなければなりません。この処理が完成すれば、無限に機能追加できる骨格の完成です。
2001年10月26日(金曜日) 晴れ
【今日は仕事お休み】
今日は会社を休んで朝からプログラミングしてました。
背景が暗いと恒星がちゃんと検出できるのに、背景が明るいと抽出できなかったりしてましたが、やっと背景の明るさによらずかなり正確に検出できるようになりました。いろいろ計算式をさわってもうまくいかなかったので、安易にファジー理論に逃げてしまったのですが、これで結構うまくいきます。ただ、バカでかい画像はうまくいきません。背景(Sky)の平均計算範囲をもっと広くしなければならないです。でもそうすると計算に時間がかかりすぎて使い物になりません。計算のアルゴリズムを考え直さないといけませんねえ。
2001年10月24日(水曜日) 晴れ
【簡単なことが難しいコンピュータ】
最近、吉田誠一さん率いるMISAOプロジェクトのPIXY2に対抗すべく(冗談です)、1枚または複数枚の天体写真からいろいろな情報を得るコンピュータプログラムを作成しています。結構難しいですね。星があるのに星として認識してくれなかったり。星雲なのに星としてピックアップされたり。正確に処理しようとすると計算に時間がかかりすぎて使い物にならなかったり。
でも、面白い効果も発見しました。画像から散光星雲を消去してその中に輝く恒星だけを抽出できます。名づけて”散光星雲消去フィルタ”。こんなプログラム欲しくないですか?いらないですよねえ(笑)。こんな機能しかないので科学技術の発展には何も貢献できませんが、そのうちちゃんと役に立つプログラムに仕上げていきます。
2001年10月22日(月曜日) 雨
【今日も、強い雨が....】
雨は大好きです。
っというか、雨音が大好きです。
雨が降るといつも窓を開けて雨音を聞きます。
『雨音はショパンの調べ』....。なんというおしゃれなタイトルでしょう。
スカルラッティのソナタなど雨が降る夜、窓を全開にして聞くとなかなかいい雰囲気です。
今夜も強い雨が降っています。
雨の降る夜はスカルラッティとともに....。
2001年10月17日(水曜日) 雨
【ありゃ、ついに雨が....】
月が東にずれて天体観測には好都合なのですが雨が降ってしまいました。7月、8月に発見された新星がどの程度の明るさを維持しているのか、写真観測で光度を調べてみたかったのですが....。
このところ更新が滞っています。
それにしても、Windowsのプログラミングはめんどくさいですねえ。いや、そんなことは数年前からわかっているのですけど。私のような職業プログラマーでさえ機嫌が悪くなることがあります。天文学を専門に勉強している人たちや研究者がWindowsアプリケーションを作らない理由は明白です。Microsoft教という一種の宗教を学んでいるような気すらしますからね。天文学者たちはそんな宗教を学ぶつもりはサラサラ無いのでUNIX系や、どうしてもパソコンで動かしたい場合はMS-DOSで作成しているようです。プログラミングが少し好きな人はJavaで開発するようになってきました。
大学などの公的機関で特定の民間企業(Microsoftなど)に依存する開発環境(Microsoft
Visual C++やVisual Basicなど)を学生に指導するのは問題があるらしいですね。今後はJavaなどを指導することになるのでしょうか。
私はMicrosoft教に浸りきってしまい、HPの更新もままならない状況になっています。おそるべしMicrosoft。
2001年10月13日(土曜日) 晴れ
【昨夜は飲みすぎた】
芸西天文台の関勉さんが彗星情報「COMET BULLETIN」を届けて下さいました。<No.483
Sept.1 2001>号に私の名前があってビックリしました。それにしても残念ですね、NGC772の中の幻の超新星の発見。今となってはスペクトル観測ができないので超新星なのかまだ知られて無い変光星なのかわかりません。
詳しくは芸西天文台通信8月30日第2号をご覧下さい。
2001年10月11日(木曜日) 晴れ
【久し振りの天の川】
今夜は透明度の高い秋らしい夜空で、久し振りに天の川を見ました。「え?天の川って七夕の頃しか見えないんじゃないの」って?いやいや、そんなことないんですよ。天の川は1年中見えます。ただ、見える部分(見やすい部分)が少しずつ移り変わってゆくだけです。真夏の夜、いて座付近に雲のように見える部分を天の川の下流と考えると、そこからずーっと北の方向(上方向)にたどると白鳥座がありますが、その付近を天の川の中流と考えてください。そして、さらにそこからWの形で有名なカシオペア座を通ってオリオン座やおおいぬ座へ....。その付近を天の川の上流と考えてみてください。真夏は下流が見やすく、秋は中流域が、そして冬は上流域が見えるというわけです。そして、春になると宵のうちは西の空に天の川の上流が、明け方には天の川の下流が見えます。これから透明度の高い夜空になります。星座早見盤を片手に天の川をたどってみましょう。
2001年10月8日(月曜日) 晴れ
【私は元気です】
このところ”ひとりごと”の更新が少なくなっていますが、私は大変元気です。現在天文関係の画像を解析するソフトの試作というか実験を行っていて、天文関係のHPすら見てない状況です。夢中になるとそればっかりやる癖が思いっきり出てきました。そんなソフトすでにたくさんあるって?いやいや、本や論文に書いてある理論を自分で確かめたいのです。でも、作成中のソフト、まだBMPファイルしか読めないのダ。FITSなどという高級なファイル形式は読めません。
2001年10月5日(金曜日) 晴れ
【重大なミス発見】
天体写真のコーナーに掲載しているウォルフ・ライエ星(WR104とWR106)の写真ですが、WR104の方は間違ってすぐ近くにある普通の恒星を指していることがメールによる指摘で判明しました。本物のWR104はどんなに画像処理しても浮かび上がってきませんでした。残念。WR106の方は正しいようです。
もっと慎重に調査しなければならないと反省しております。
ページは差し替えておきました。
2001年10月1日(月曜日) 晴れ
【本名に変えようかなー】
天文関係のホームページを作っている人や天文関係の掲示板などで発言している人ってみんな本名でやっていることに最近気づきました。それに、天文関連HPや掲示板で紹介していただく時も、ハンドルネームだと不自然だなーと感じますね。
天文雑誌のフォトコンテストなどで何度か入賞し名前が知られている人のHPは、やはりずば抜けてアクセス数が多いですね。有名なファッションデザイナーと同じ効果です。私なんかフォトコンテストなどに応募しても「ひやかしはやめて下さい」って注意されそうなレベルなので無縁ですが。
でも、コンピュータウィルス作っている集団やハッカー集団のところで本名名乗るわけにも行かず.....。「じゃあ、メールアドレス言うだけにして名前はMiraでやれば」って?ダメダメ、メールアドレスがわかればその人のホームページアドレスが推測できますから(特に地方のプロバイダーは)。そこに本名や住所が書いてあったら.......。
実際には4つのプロバイダー(Netwave、Biglobe、@Niftyに2つ)と契約していて、3つのメールアドレスを目的別に使い分けています。
NetwaveのHPとメールアドレスは天文関連や学術関連専用で使っているし、実際にはそんな怪しいところに出没しないので今すぐに本名デビューできますけど。
『正体がわからないけどすっごい腕の天体写真家』を目指していたのですが無理そうなのでそろそろ諦めましょうか(笑)。 |