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<2002年6月のひとりごと>



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2002年6月27日(木曜日) 晴れ夜雨
 【梅雨らしい天気?】
 このところの高知県は星が見られるような天気にはなりませんが、かと言って降雨量が多いわけでもありません。天文ファンとしては毎日晴れて欲しいのですが、やはり梅雨はちゃんと雨が降ってくれないと農作物が育たないので困りますね。良好な自然の中では良好な食材が手に入る。
   『通の私はより』 
 なんか....イヤラシイですね。本当は太字にしなければオシャレなんでしょうけど.....。

2002年6月26日(水曜日) 曇り夜小雨
 【地球はコマのように頭振り運動をしているのだ!=歳差の存在】
 軌道計算の本がどれも古い(古いけど名著です)ので、座標が現在用いられている2000年分点じゃなくて1950年分点で記述されています。惑星座標データDE406は2000年分点なので歳差の計算をして座標変換しなければなりません。それに、実務では古い観測データも含めて計算することも多いでしょうから歳差計算機能はどうしても必要です。と言っても、直角座標で計算する場合と赤緯・赤経座標(球面座標)で計算する場合によって計算方法がちがうことは容易に想像できました。そこらへんについてちゃんと解説されてたらいいんだけどなーと思いつつ、長谷川一郎著『天体軌道論』をペラペラとめくってみました。おっ、さすが名著ですね。両方の場合がちゃんと記述されていました。わずか6ページ(計算解説は3ページ)をある程度まで理解するのに5時間もの格闘が必要でしたが、とりあえずプログラムが書けそうな程度までわかってきました。明日はプログラミングです。

2002年6月25日(火曜日) 雨
 【結膜炎回復】
 今日は公休日でした。あと一日、平日に休みが取れます。
 朝起きたら左のまぶたがくっついてました。でも顔を洗って目薬を差したら一日中快適でした。なるほど、これが健康な目の感覚だったのか。ぜんぜんストレスがかかってなくて軽い感じです。やっと回復か。
 惑星座標データDE406を使って極めて正確な惑星の座標を計算できるようになりました。UNIX Binaryという意味は思ったとおり浮動小数点型(double)のフィールド(8バイト)を逆転させればよいだけです。でもこの数値で本当にあっているのかなあ?DE200の座標とは小数点以下5桁までは合っていますが。とりあえず合っているものとして、明日からは6日ぶりに軌道計算本体部分のプログラミングに戻ることができます。

2002年6月24日(月曜日) 雨
 【結膜炎(?)になってしまった】
 今朝は目が真っ赤でした。
 少し前にこのページで「目が痒いので花粉か黄砂が飛んでいる」なんて話をしましたが、もしかしたら結膜炎だったかもしれません。
 昨夜(睡眠中)目が痒かったのでゴシゴシこすってたらバイキンが入った感じの痛みがありました。眠かったのでそのまま我慢して朝まで寝ましたが、起きたら目が少し腫れてて赤いです。会社に行ったら女子従業員に「カチョーーッ、どうしたんですか。目がウサギの目になってますよ!!」って言われました。わけを話したら、「それ、結膜炎ですよ。感染するからすぐ目医者に行ってください!!」って声をそろえて言うのです。妙に詳しく説得力があるので心配になり、とりあえず近くの薬局に行ったら、「おそらく結膜炎でしょう」って抗菌目薬を渡されました。目薬をさすと痒みはなくなり楽になりますね。一日中目薬をさしてました。まだ左の目に少しだけ違和感がありますが、かなり改善しました。明日にはもとに戻ることでしょう。それにしてもバイキンがどこから感染したのか?

2002年6月23日(日曜日) 曇り
 【DE406の解読に全力投入した一日】
 ふーっ、どうにかファイルの中身の構造がわかってきました。でもHeader-1とHeader-2にあるパラメータの意味が全然わかりません。ここらへんは惑星座標計算の専門知識が必要な感じです。本当はもっと単純な中身を想像していたのですが、思っていたよりたくさんの情報を与えてくれるようです。数値そのものはUNIX Binary形式と書かれていたのでややこしいファイル構造変換プログラムを作らないといけないのかと思ったら、浮動小数点(double)の部分だけ上下バイト逆転または4バイトごとに逆転させれば良い感じです。フォーマット変換せずにオリジナルのまま使ってしまおうか。明日からは各データ項目の意味をサンプルプログラムTest1.cを読みながら調べていきます。このTest1.cはC言語でのプログラム経験の少ない人が書いたようで、このまま動作させてしまうとスタックをぶっ壊しながら走してしまいます。そんな箇所が何箇所かに見られるのですが、動作試験はやらなかったのでしょうか。運がよければ平気で動きますけど(メモリ破壊に気づかないだけ)。でもサンプルとしては大変ありがたい内容となっています。感謝感謝。

2002年6月22日(土曜日) 晴れのち星空
 【ADSL 8M開通】
 会社にADSL 8Mが開通しました。速度を測定してみると実質1.4Mですねえ。いままでISDN 64KBでやってたのでそりゃ快適です!!
 銀行に行ったので財布の中身が復活しました。でも残高が思ったより少ないぞ。今月も節約です。
 軌道計算のために必要な惑星座標データ DE406 を解読中。UNIX Binaryだと書かれているが、Windows(つまりIntel系のCPU)ではバイト逆転処理を追加するだけで読めるんじゃないかなあ?USNO A2.0 恒星カタログもバイト逆転させればちゃんと扱えたし。
 天文計算プログラム製作のコーナーを新設しようかなあ。最近天体写真撮らずに天文プログラムばかり作っているので、「ほうき星観測隊D70」が「ど素人天文プログラマーの悪戦奮闘記」になりそうな雰囲気ですが。

2002年6月20日(木曜日) 雨のち曇り
 【サッカー見てません】
 明日は会社にADSL 8Mが開通します。1.5Mより遅くなった人もいるようですが、どうでしょうか。ちなみに自宅は1.5Mですが、実際には下りが290KB、上りが500KBです。逆じゃないのかって?本当です。上りが早いです(笑)。こんなんじゃ、8MBに乗り換えても早くならないですよねえ。
 サッカーの最高視聴率が74%だったとか....。これだけ国民全員が注目しているのに私はぜんぜん見ず、ずーっと軌道計算プログラム書いてました。仙人のような生活です。
 財布の中身が390円+ビールの商品券となってしまいました。そろそろ銀行に行かなきゃ。せっかく『みずほインターネットバンク』使ってるのに、口座間振込みしかできないもんなあ。はやくサイバーキャッシュが一般的にならないかなあ。そしたら、いちいち銀行に行かなくても手元にお金が届くのに。超繁忙のビジネスエグゼクチブの私は銀行にいく暇もありません!(冗談ですよ)。

2002年6月19日(水曜日) 晴れのち曇り
 【財布の中身が1200円!!】
 やっ、やばいです。ついに財布の中身が1200円+ビールの商品券となってしまいました。

2002年6月18日(火曜日) 晴れ
 【彗星情報リニューアル】
 やっと彗星情報のページがASP化できました。っと言っても現時点では今までのページがコンピュータ仕掛けになっただけで、みなさんにとってはあまりありがたみが無いと思います。でも私は更新作業がすごく楽になりました(笑)。
 せっかくASP技術もマスターしたから仕事で活用するか。
 今後の機能追加をお楽しみに。

2002年6月16日(日曜日) 晴れのち曇り
 【ボランティア出社しました】
 今日は休日ですが、電気系統の大規模な工事のため停電になるとのことで、コンピュータ管理者の私はボランティア出社しました。と言ってもやることは数台のサーバーの停止作業と再起動作業だけです。
 仕事をする気にはなれないので軌道計算の勉強をしていました。まだ独自のプログラムを書くところまで行きません。うんざりするような複雑な計算を電卓で一生懸命やってます。なかなか計算が合わないときはギブアップして表計算ソフトのExcelが活躍します。コンピュータとはなんとありがたい道具でしょうか。
 軌道計算の第一人者、中野主一氏がFortranで書いたプログラムのソースコードが手元にあるので、それをC言語で書き換えて使おうとしましたが、書き換える作業がぜんぜん面白くないのです(爆)。イヤになってきたので結局自力で書くことにしました。私の場合独自のプログラム書くことは楽しいと思うのですが、原稿の入力とか書き換え(移植)は苦手です。
 さあ、完成はいつになることか。

 ところで、非重力効果の計算ってどうやるの????
 .....、まあいいか....。

2002年6月15日(土曜日) 曇り
 【ガスってます】
 昼間は曇っていましたが深夜には晴れました。地元の須崎でのパソコン教室の帰りに夜空を見上げましたが、透明度が極端に悪く北斗七星がどうにか確認できる程度です。この透明度の悪さの原因はなんでしょうね。6月10日のひとりごとを読んでくれた取引先の人から「そりゃ、花粉じゃなくて黄砂ですよ。私もその日凄かったですから.....」って言われました。
 ちょっと中国に行って、砂漠を緑化して来ます。

2002年6月11日(火曜日) 雨のち曇り
 【台風が来てるなんで昨夜まで知らなかった】
 日本経済新聞と日経産業新聞、それに共同通信社のインターネットニュースにか見てないので天気のことがわかりません(苦笑)。気合が入ってない台風で良かったです。
 朝から24時間持続という鼻炎カプセルを飲んだら、20分くらいでスーッと気分が良くなって、「おお、極楽極楽」などと爺さんみたいなこと言ってたのですが、1時間過ぎたあたりからお酒に酔ったくらい強烈な副作用が現れました。いやーー、ぼーっとするし、フラフラするし、なにより眠かったです。
 彗星情報のページのASP(Active Server Pages)化は70%ほど完了です。あとは更新の新しいもの順に並び替えて表示する部分を書いたら完成です。

2002年6月10日(月曜日) 曇り夜雨
 【花粉症】
 この数日、目が痒くてくしゃみが出ます。この症状は花粉症に類似しているのですが、もしかして花粉症?
 スギ花粉じゃないと思いますが、なにかの植物の花粉が異常に大量に飛散しているはずです。
 ああ、つらい。

2002年6月7日(金曜日) 晴れ
 【アクセス数激減】
 このHPを独自サーバー comet-web.net に移転させてからと言うもの、アクセス数が半分になってしまいました(涙)。やっぱり天体写真の少ない天体のページはダメなのかなあ.....(ボソッ)。だったら、宇宙や天体をテーマにしたJava Applet(Java言語で書いたプログラムのこと)を作ってHPにアップするとどうだろう。
 彗星情報のページをデータベース化中。ASP(Active Server Pages)のスクリプトが30%できました。データベースはまだ25%しか進んでいません。気合入れてやらなきゃ。

2002年6月5日(水曜日) 晴れ
 【ふー、眠い】
 やっと The HST Guide Star Catalog, Version 1.2 (GSC 1.2)が入手できました。以下のサイトからFTPできます。
 http://adc.gsfc.nasa.gov/adc-cgi/cat.pl?/catalogs/1/1254/
 彗星や小惑星などの正確な位置を測定するためには恒星カタログという星の位置を記したデータ集をコンピュータに組み込んで、そこに表示される恒星の位置と彗星の位置関係を計算することによって測定します。そのためにはできるだけ正確な恒星カタログが必要になってきます。
 これまでは(現在でも)GSC-ACTというカタログが最も良く用いられてきましたが、私は持っていませんでした。というのは、古い GSC 1.1 に補正プログラムを用いてデータを修正する方法で作成しなければならないのですが、その元になる GSC 1.1 のダウンロードサイトが何らかの理由で閉鎖されてしまったのです。
 この GSC 1.2 のサイトもいずれ閉鎖される可能性があるので欲しい人は今のうちにダウンロードしておきましょう。閉鎖されたらどっかの望遠鏡ショップで買わないといけなくなりますから(安価ですけどね)。
 これで自作の天体位置測定プログラムにGSC 1.2を組み込む準備ができました。Astrometrica っていう有名なソフトがあるのに、そんなプログラムまだ作ってたのって?。まあ、良いじゃないですか。作るのが趣味なんだから(あっ、私の趣味は天体観測じゃなくて、ソフト書くのが本当の趣味なのかも........(笑))。私の夢はこのソフトに軌道推算機能と望遠鏡+冷却CCD制御機能を開発して小惑星ハンターの仲間入りをすること。打倒 LINEAR !!

2002年6月3日(月曜日) 晴れ
 【先月は食費を削って本を買いました】
 書籍欲しさに夜食を質素なものに変えて暴飲暴食を完全に断ち切りました。おかげで月間2万円ほど浮いたので軌道計算関係の専門書を4冊買えました。それに理想的な体脂肪率に近づきつつあります(本当はこれが最も良かったことかな?)。
 今月買った本は以下の5冊です。
 (1)天体の軌道計算 中野主一 著 (これは関勉先生拝領の品)
 (2)パソコンで見る天体の動き 長沢工・桧山澄子 著
 (3)天体と軌道の力学 木下宙 著
 (4)相対性理論30講 戸田盛和 著
 (5)天体軌道論改訂版 長谷川一郎 著
もう、マニュアルどおりの買い方ですね(笑)。(3)は専門性が高く数式を用いた説明に重点が置かれていて難解です。(5)の本は「手に入るのなら絶対に買ったほうが良い」と言われていた本ですが、出版元にはもう無いのでは?とも言われていました。まさか手に入るとは思ってなかったので大変うれしいです!他の本は5月30日のひとりごとを参照してください。
 それにしても日本語で書かれた天文計算の本は少ないですねえ。見つけたときや発売を知ったときにサッと買っておかないとすぐ絶版になります。さあ、気合入れて読むぞ!!!!




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