2002年10月29日(火曜日) 晴れ 【むちゃくちゃ寒い!!】 この秋初めて暖房を入れようとしたのですがエアコンの様子が変です。コンセントを抜いてみたり、リモコンでいろいろ設定を変えてみたのですがぜんぜん暖かくなりません。部屋の温度は15度なので生命に影響はありませんが指がぜんぜん動かず、キーボードを間違えて打ってばかりです。プログラミングがはかどりません。 話は替わって、そろそろ自作天文プログラムもFITSフォーマットの画像を読み込めるようにしなければなりません。下の画像はプログラムの開発中の画面です。こんな風にプログラムを作ってます。 |
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2002年10月28日(月曜日) 晴れ夕方小雨 2002年10月24日(木曜日) 晴れ 【涼しくって、空が青く、あーいい気持ち】 一番難問だった赤緯90度(北極星付近)がまともにマッチングできて恒星データが表示できるように書き換えてました。恒星カタログは赤緯、赤経で検索するのでフツーにやると赤緯が90度に近くなると幅が狭くなり徐々に三角になるのです。最初は画像の上端の左右に恒星を表す赤い丸印が表示されませんでした。そして、さらに北上し、赤緯90度が含まれた画像になると360度一周の処理をしなければなりません。これは開発当初からわかっていた難問でしたが、あまりにも難しかったので今まで手が付けられませんでした。でも天文計算の本や数学書と格闘しているうちに徐々に知識が付き、本日どうにか解決できました。何より嬉しいことは、『自分にもまだ学習能力が残っている』ことが実感できたことですね(笑)。 下の画像はインターネットから勝手に取ってきた北極星の画像です(Yuuji Kitahara氏撮影)が、精度が少し悪いものの画像の隅々までちゃんと表示されています。 あとは、赤緯90度が含まれている写真がちゃんと処理できるかどうかですが、写真がありません。インターネットを探しても日周運動の写真やこぐま座の広角レンズの写真ばかりですねえ。仕方ない、自分で撮影してくるか.....。でも300mmの望遠レンズだと画角が広すぎるし、うーーんどうしよう。 |
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2002年10月17日(木曜日) 晴れ夜曇 【うーーん、難しい】 自作ソフトで初めて彗星の位置を測定してみました。門田健一氏(上尾)が25cm反射で撮影した90P/Gehrels彗星を勝手に使ってしまいました。できるだけ正確に位置あわせを行い早速彗星の位置を測定しようとしましたが、ボーーッとしていてどこが彗星核なのかわかりません。どうも、明るいピクセルをクリックすればよいというものではないみたいですね。私の測定では 05 34 51.50 +32 52 17.5 となってしまいました。門田氏の測定とは赤緯で2”もずれてしまいました。赤経はピッタリですが。 やはり1ピクセル単位で処理しては精度が不足するのか。でもコンピュータ画像の最低の処理単位は1ピクセルなので、サブピクセルで処理しようとすると一気に難しくなります。さあ、どのようなアルゴリズムが適しているか研究しなければなりません。 下の画像は原画を2倍したものをさらに2倍で表示しています。 |
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2002年10月16日(水曜日) 晴れ 2002年10月14日(月曜日) 晴れ 2002年10月13日(日曜日) 晴れ 2002年10月11日(金曜日) 晴れ 2002年10月9日(水曜日) 晴れ 2002年10月8日(火曜日) しとしと雨 2002年10月7日(月曜日) 晴れ 【1年経過】 自作ソフトの開発日記になりつつあるこのコーナーですが、10月2日のこのコーナーの続報です。 写真に恒星カタログを重ねる機能はすでに完成していますが、やっとその恒星にマウスを近づけると恒星データが表示されるようになりました。下の画像の中央の明るい天体はV838 Mon(いっかくじゅう座の新星)ですが、ちょうど真ん中にUSNO A2.0のカタログにある恒星が描画されています。最初は赤で表示されているのでマウスを近づけると黄色くなり、カタログ情報と書かれたテキストボックスに恒星のデータが表示できます(画面では中央の黄色い○が見づらいですが)。 このソフトは『自分が撮影した天体写真の天体にマウスを近づけるとその天体のデータが画面に表示されるようなプログラムが欲しい』という思いから作りました。昨年の10月頃開発を始めたのでちょうど1年で当初の開発イメージが実現できました。高機能だが難解なVisual C++とMFC、数学、球面三角法、画像処理、軌道計算、座標変換、その他多数を学習しながら進んできたので結構時間を要しましたが、どうにかここまでたどり着きました。 まだまだ数十項目の課題が残っていますが、迷惑をかけない程度に動くようになったら一般公開したいと思います。 だれか使ってくれるかな? |
2002年10月5日(土曜日) 晴れ 2002年10月4日(金曜日) 晴れ 【天気が回復、体調もちょっと回復】 9月22日のこのコーナーで、長谷田勝美(はせだかつみ)さんが発見した新星が自作ソフトの機能不足により特定できなかったことを書きましたが、その後10日かけてどうにか特定できるようになりました。 また星の中心(重心)を求めるアルゴリズムを改良したので精度が向上しました。下の画像の中心にある明るい星が新星ですが、測定してみると、 19 01 09.21 -22 00 05.75 と表示されました。2"も誤差があったのは各星の重心が良くなかったことが原因です。 (下に続く) |
さて、この画像にUSNO A2.0恒星カタログに収録されているすべての恒星を重ねてみましょう。うまくいくかな(どきどき)。 ウワッ!!画面が星だらけになってしまいました。写ってない星がこんなにたくさん収録されているんですね。これじゃあ、新星が特定できません。 (下に続く) |
っで、新星の部分だけ拡大表示してみればどうかなということで8倍表示させてみました。恒星図表示モードでの拡大表示は全然デバッグしてない(そんなコードを書いたつもりも無い)ので絶対表示できないだろうと思ったら、なんと、下のようにちゃんと表示できました(なぜ表示できるのだ??)。 赤い小さな丸が恒星カタログに収録されている星です。ちょうど真ん中付近に星がありますから、たぶんこの星が活発に燃え盛っているのでしょう。明るすぎて10個以上の星の光を飲み込んでいますね。 では、中心の恒星のカタログデータを表示させてみましょう........。 残念ながらそこまで間に合いませんでした。恒星にマウスを近づけたらカタログデータが表示されたり、恒星の横に等級が表示できるようにすると便利かな。これからプログラムを書きます。 原寸大の画面を見たい人は下の画像をクリック。 |
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星図や天体の軌道図はAstroArts社のStellaNavigator for Windows 95の画面から作成しています。
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