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<2003年2月のひとりごと>



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2003年2月28日(金曜日) 晴れ
 【ついにオープンしました】
 昨年7月から作り始めた関勉さんの英語版のウェッブページですが、ついに3月1日公開となりました。さあ、どれくらいアクセスされるでしょうか。英語版のページは以下です。
 http://www.comet-web.net/~tsutomu-seki/

2003年2月26日(水曜日) 晴れ
 【倒れそうなほど眠い】
 今日はうれしいことが...。
ちょっとしたことがきっかけでパソコンを教えるようになった人が、カナダのケロウナに勉強旅行に行きました。最初はマウスの操作もなかなかできなかったのですが、今ではインターネットを見、メールの送受信を行いたくさんの友達を作っています。海外にも友人ができ、今回の旅行となったわけです。当然、「パソコンをカナダに持って行きたい」となるわけで、そこからが忙しかったです。だって、カナダの電源電圧や周波数、コネクタの形状、電話交換機の仕様、電話のジャックの形状、プロバイダーはどうするか、など短期間に調査し必要な器具をそろえ、契約し、操作方法をマスターしなければならなかったからです。私も一生懸命間に合うようにがんばりましたし、本人も途中であきらめそうになりながらも懸命に勉強しました。
 そして、今日無事にカナダからメールが届きました。大変うれしそうなメールでした。もしかしたら、本人より私の方が嬉しかったかもしれません。パソコンを教え始めたころには想像もできなかったほどがんばり、夢を実現しました。
 やはり、その人の夢や目標への想いの強さが人を動かし、実現へのパワーとなると、改めて感じました。
 それにしても、パワフルな女性です。もう小さなお孫さんが何人もいる人ですよ。私も見習わなければなりません。

2003年2月23日(日曜日) 晴れ
 【暖かくて、まったりして....。散歩しました】
 久しぶりに何も予定のないのんびりした休日でした。昼食の材料を買いに外に出たらポカポカして快晴で穏やかな風のある良い天気だったので、いつもなら車で行くスーパーまで歩いていきました。近所を歩くことは少ないのですが、車で移動しているとわからなかったものを発見できますね。「あ、こんなところに小川が流れている」、「ここから山に登れるのか」、「新しい店ができてる」、「お、新しい団地ができてる」、「こんなところに中華料理店があったのか」って。
 でも右足が痛くなりました。日ごろあまりにも歩かないのが第一の原因だと思いますが、歩道が右側(車道側)に傾いているのが原因かもしれません。雨水を流す必要があるのでしょうが、なるべくなら水平に舗装してほしいものです。

2003年2月18日(火曜日) 晴れ
 【くしゃみ連発】
 太陽に近づいたニート彗星がSOHOの画像に入ってきています。すごく大きく見えているし、尾の形から想像すると太陽の手前側にあるのかな?ってことはSOHO衛星は地球の前を移動しているのか?

2003年2月14日(金曜日) 晴れ
 【昨日はついに冷房を入れました!!】
 暑いーーっ!!
 昨日は昼過ぎになると汗ばんできました。窓全開で通路側のドアも開けたのですがまだ汗が出てきます。私の体がおかしいかと思ったのですが、目の前に座っているプログラマーのT君も赤い顔をして額がうっすらと汗ばんでいました。「真冬なんだけど、ちょっと冷房入れようか」ってことになってフルパワーで1時間ほど冷やしました。デスクトップパソコンやサーバーが7台ほどぶんぶんうなりをあげていることも暑さの原因ですが、それにしても暑すぎる。
 そういえばカナダで幅広くビジネスをやっている知人の知人からの連絡によると、カナダもとんでもなく暑いようで、アイスワインの収穫が全滅だそうです。ぶどうが凍らないからアイスワインにならないんです(法律で定められた方法で収穫しなければ、アイスワインの名称を使えない)。冬は寒く、夏は暑い方が農作物も文化も発展するらしいです。私は冬は暖かく、夏は涼しいほうがいいのですが。今年の農作物が不作になりそうないやな予感がします。

2003年2月12日(水曜日) 晴れ
 【今日も窓全開で、さわやかな風が吹き抜けました】
 このところの暑さはどうしたことでしょうか。2月といえば1年で最も寒い季節のはず。地球の自転軸や軌道が予想以上に変化しているなどという情報もないし....。
 愛用のCOMPAQのパソコンが調子が悪いです。Java Aplletが含まれたウェッブページを表示するとInternet Explorerが終了していた問題が解決しません。Windows XPの修復セットアップを行い、Windows Updateで全てのパッチを投入してみたのですが、
 『このページを正しく表示するには、次のコンポーネントをダウンロードしてインストールする必要があります Java 仮想マシン』
 などというメッセージが出ます。インストールボタンを押しても、『もうこのページは無い』などという意味のメッセージが出ます。いろいろ調べたらJava 仮想マシンはサービスパック1に含まれているのでダウンロードしろとのことですが、ぜんぜんダメです。ごく最近Microsoft社から届いたメールによるとJavaを開発したSumに訴えられて、Microsoft独自仕様のJava VMを提供できなくなった。とのことで、まるでSunの策略のために顧客に迷惑をかけているかのような言い方です。仕方ないのでNetscape 7.01をインストールしてみたのですが、こちらもプラグインが正しく組み込まれてないので表示できないなどというメッセージが出ます。うーーん、どっかレジストリの一部をぶっ壊してしまったのかなあ。
 Java が動かないと株価チャートが見えないじゃないか!! 

2003年2月10日(月曜日) 晴れ
 【秋の陽気】
 今日も暑い一日でした。空気が乾燥しているので春の陽気というよりも「秋が来たなー」という感じで変な感覚でした。
 パソコンを教えている nogiku さんからエプソンのイメージスキャナー GT-8200UF を借りてきました。最近のは性能がよくなってますねえ。
フィルムスキャンの機能があるのでスライド用フィルムを取り込んでみました。専用フィルムスキャンには負けますが、結構綺麗に取り込めます。そして、ネガフィルムを読み込む機能もあるので天体写真を取り込んでみました。こちらの方は風景写真(日中撮影した普通の写真)は結構綺麗に取り込めるのですが、天体写真のような特殊な色の組み合わせのフィルムはあまり綺麗に取り込めませんでした。これはハードの問題というよりソフト側のアルゴリズムの問題ではないでしょうか。それにプレビューだと綺麗なのにある程度以上の解像度で取り込むと配色がおかしくなるバグもあります。今頃は解決されているかもしれないのでエプソンのウェッブサイトから修正プログラムをダウンロードしてみようと思っています。

2003年2月9日(日曜日) 快晴
 【春の陽気】
 外に出た瞬間に「うわっ、暖かい!」と言ってしまうような一日で、雲ひとつ無く空気も澄んでいました。中土佐町(高知県高岡郡)のいちごをたくさん使ったアイスクリームやケーキが食べられる店も大繁盛で、アイスクリームを買うのに15分くらい並びました。この店はいちごを作っている人たち(組合?)が経営しているのか、ケーキもアイスクリームもいちごだらけです。ちょっと高いかな?とも思うのですが、おいしいものを食べると高くても後悔することはありません。

2003年2月7日(金曜日) 晴れ
 【あれ?3日も経っている】
 ガガーーーーン!
 関勉さんが芸西天文台で撮影したC/2002 Y1(Juels-Holvorcem)の画像を会社に忘れてきました。スキャナーを持ってないので会社のスキャナーで取り込んでいるのですが、取り込んだまでは良かったのですが、CD-RWに書き込むのを忘れていたのです。
 元の写真は手元にありますが、かなり明るいです。関さんによると7.7等で、突然明るくなったとのこと。写真の掲載は明日になりますのでご容赦ください。
 その彗星は、深夜ヘルクレス座とりゅう座の境界付近で北東の空から昇ってきます。月が西の空にあるので観測の好期です。この彗星は北半球では大変良い条件で観測できます。今後さらに明るくなるので望遠レンズでも楽に撮影できますし、望遠鏡を使えば入門者でも独特の彗星像を楽しむことができるでしょう。

2003年2月4日(火曜日) 晴れ
 【夕方は曇】
 昨日撮影したニート彗星(C/2002 V1)の写真ができました。スキャナーから取り込むと淡い尾が見づらいですが、1°を楽に超える尾が写っています。下の写真はちょっと強調処理しすぎた感じがあり、彗星本体の淡い感じが出ていませんが、右上に長く伸びた尾がわかると思います。300mmの望遠レンズで撮ると周辺の星まで写るので冷却CCDで撮像した画像に比べると『宇宙の風景』という感じが出て、なかなかいい感じです。
 近日中に天体写真のコーナーにもっと綺麗な写真を掲載します。
[C/2002 V1の写真]
C/2002 V1(NEAT)
2003年2月3日 19時24分から5分間露出
300mm F4.5 望遠レンズ (トリミング)
フジカラー SUPERIA 1600
2003年2月3日(月曜日) 晴れ
 【苦あれば学習する】
 昨日はこのコーナーに書ききれないほどの失敗がありましたが、今日は学習効果があり満足な観測ができました。ニート彗星の撮影をするために、18時に仕事を終えて大急ぎで仁淀川河口に向かいました。長い堤防をいつもの場所より南に走り、西の山が最も低い位置まで移動しました。7時30分から8時2分まで観測し、5枚ほどの写真が撮れました。撮影は300mm望遠レンズ付きカメラで行うので露出中は望遠鏡でゆっくりと観測できます。昨日よりは透明度が悪く、高度8,7°で8.4等の恒星が見える環境でした。問題は追尾精度ですが、ギアがおかしいのか、たわんでいるのか、200mm望遠レンズですら一方向にずれるのです。でも時々完璧に追尾するのです。原因はいまだ判明していませんが、今回はどうでしょうか。明日プリントに出すので、ある程度追尾されていたらHPに掲載しますのでご覧ください。。
 ニート彗星が沈んでからは天体の動画撮影をやってみました。このカメラはもともとはパソコンにつないでチャットするために作られた製品ですが(写真1参照)、分解してCCDと基盤をガイド用CCDカメラのケースに組み込んだ自作のものです。チップが小さいので2000mm直焦点でも結構大きく撮影できます。土星や木星は感度をぐっと落とさないと真っ白く飛んでしまいます。そのくせ、オリオン座大星雲の中にあるトラベジウムの光はキャッチできませんでした。
 下の土星(写真2)はその動画カメラで静止画像を撮ってみたものです。6800円程度のカラー動画CCDでもこの程度には写りますので、月食や木星食、土星食などの記録には使えます。ちなみに、月面は大きいので2000mmだと画面から大幅にはみ出してしまいます。
 改造コーナーと動画コーナーでもつくろうかなあ。
[改造に使った動画カメラの写真]
(写真1) これを分解改造した

[自作ビデオカメラで撮影した土星の画像]
(写真2)
2003年2月2日(日曜日) 晴れ
 【苦あれば苦あり】
 ニート彗星(C/2002 V1)の撮影が最後のチャンスと思い出かけてきました。天気も透明度も良好だったのですが、やはりトラブル続出。赤道儀を制御する装置が電源容量低下の表示で動いてくれません。元日に観測したときと同じ現象です。
 その時はバッテリー不足と思って、次の日バッテリーに充電しようとしたのですが、満タンの表示でした。念のためにテスターで測定してもちゃんと12Vでした。ということはバッテリーは大丈夫なはずです。
 コントローラーが壊れたかと思って、今度はインバーターを接続してノートパソコンをつないでみたのですが、やはりパワーの表示点灯してくれません。ということはバッテリーが老朽化して気温5度では出力が出なくなっているようです。
 この間にもどんどん時間が経過して彗星は山に隠れそうです。あせってきました。でもここで閃きました。車のバッテリーから取ればいいのです。念のためにエンジンを回したままで......。無事動きました。
 大急ぎで目盛環を使って導入。彗星がいない....。どこにもいない。今回もダメか.....。どうにか3回目の導入でやっと発見しました(絶対この目盛環ガタがきてる。ずれてばかりだ)。
 おお!!思ったとおり大きくてだれにでも彗星とわかります。ぶっくり太った感じで短くて太い尾があります。また彗星のすぐ頭の先に明るい恒星(7.7等)があり、まるでこの恒星に向かっているかのような姿が印象的でした。この恒星と比べるとぼーっとしている分暗く見え、7等くらいの感じでした。でも7等だったらもっと暗いはずなので、恒星カタログの7.7等の方がおかしいのでしょうか。これだけ明るかったら月があっても観測できる感じです。もっと眺めていたいのですが、とにかく撮影しなければなりません。大急ぎでフィルムを装填....、と思ったら今度はカメラのふたが開かない。えーーーっ、もうあと一歩だというのに。2分くらいかけてどうにかこじ開けてフィルムを装填し、撮影開始。いや、レリーズがありません。レリーズはどこに行った!!ああ、あったあった道具箱に入ってた。大急ぎでねじ込むと同時にシャッターを押しました。望遠鏡をのぞくとちゃんと彗星が見えています。ふーー、間に合った。おっと時間を記録しなければ。あれ?記録用紙は.....。記録用紙が無い。まあいいや、この雑紙に書いておこう.....。やれやれ。
 さあ、露出中にゆっくり彗星の雄姿を眺めることにしよう。あれ、彗星がいない....。あああーーーーーっ、山に沈んでる。シマッタ。大急ぎでシャッターを閉じなきゃ。
 ニート彗星の初観測はこのように、まるで作り話のような混乱のうちに終了しました。でも写真を1枚だけでも撮影できたのでよかったです。ほんの2分か3分の露出でした。眼視で眺めたのは30秒くらいです。

 だいぶ、ウェッブページのタイトルどおりの内容になってきました。

 下の写真は彗星が沈んだあとにデジカメで土星を撮影してみました。観測するレンズにカメラを手で押し当てて撮影する「コリメート法」です。寒さで手が震えるのであまり綺麗に撮れませんでした。土星は天頂にあったので、真冬ながらも大気が安定していて美しいリングが見られました。下の画像よりもずっと鮮明に観測できます。

 このあと、土星の動画撮影を行いましたが、ここでまたトラブルが。長くなるのでまた気が向いたら書きます。お楽しみに(苦笑)。
[デジカメで撮影した土星の写真]




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