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<2003年5月のひとりごと>



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2003年5月27日(火曜日) 曇り
 【星の見えない天気が続いています】
 2日連続で関さん宅に行ってました。いやー、面白い話が次々に出てきて、ついつい長居してしまいます。貴重な話から貴重な話までビデオに録画しておきたいほどです。昨夜は「池谷・関彗星」を発見した後に発売された「ナショナルジオグフラフィック誌」を見せていただきました。そこには見覚えのある写真が。そう、関さんのホームページにあるあの有名な池谷・関彗星の写真です。この写真は関さん著作の書籍に何度も出ていますが、これはトーマス・M・ビーアスさんが撮影し、関さんが使用許可を得たものだとか。記事の中には「関ギター教室」で教えている若き日の関さんと髪の多い(こらっ)池谷さんの写真も掲載されていました。そのページを画像で紹介したいのですが、著作権の問題もあるので残念です。でも40年も前の記事ですからこれを少しインターネットで流してもナショナルジオグラフィックの収益に影響するものではないような気がしますので...。著作者人格権なんてのもありますが大丈夫大丈夫。私のウェッブページなんかだれも見てないから(爆)。

2003年5月17日(土曜日) 晴れのような曇りのような
 【土曜日は仕事がはかどります】
 接近中の火星ですが、現在やぎ座にあり、午前1時にはすでに東南東の空に昇ります。明け方には高い位置になります。最接近の8月中旬には日暮れと同時に東の空に昇り、一晩中見られます。
 前回(2001年の春~夏)の接近時には残念ながら火星の模様がわかりませんでした。今回はもっと接近するので期待です。
[火星の位置を示した星図]
クリックすると大きな画像が表示されます(28KB)

2003年5月18日 午前1時の星図
2003年5月16日(金曜日) 晴れ
 【暑さが戻ってきました】
 今年の8月に地球と火星は大きく接近し、観望の好期を迎えます。現在の地球と火星の位置関係を下の図に示しました。火星は遠くの軌道を約687日かけて1周しますが、地球は約365日で1周するので、2年2ヶ月周期で接近します。そこで火星の軌道を注意深く見てください。中心が太陽からわずかにずれていることがわかります。この関係で2年2ヶ月ごとに接近すると言っても、その年の位置関係は非常に遠い年と非常に近い年があります。今年の8月は非常に近くなる位置で接近しますので”大接近”と表現されています。決して衝突するほど近づくわけではありません(笑)。
 現在火星は深夜から明け方にかけて肉眼で見られますが、その位置は明日のこのコーナーに掲載します。
[惑星軌道図]

2003年5月15日(木曜日) 曇りのち雷雨
 【忙しい】
 2,3日このコーナーを書いてないなあなんて思っていたらもう1週間もさぼってるんですねえ。毎日楽しみにしている100万人の皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいです(え?)。
 このところ望遠レンズで撮影できるような比較的明るい彗星がなくてヒマです。っで、現在地球との距離が接近中の火星でもそろそろ眺めてみようかと思っていましたが、今夜はすっごい雷雨になりました。今年の夏の火星大接近はデジカメで撮影してみようと思っています。前回の火星接近のころはまだデジカメは復旧してなかった(?)のでフィルムカメラで拡大撮影しなければなりませんでした。デジカメはその場で成功と失敗がわかるので撮り直しができ便利ですね。

2003年5月7日(水曜日) 曇りのち小雨
 【エアコンの室外機が壊れて暑いです】
 やっぱりMicrosoftです。
 先月Windows 2000のライセンスを23本も買ってあげました。先日そのお礼の封書がMicrosoftの日本法人から届いたのですが、表に書いている私の名前が間違っています。会社名と住所と苗字は正しいので私の手元に届きましたが、届いたと言うことはMicrosoftはこのミスにまだ気づいてないのでしょうか。このユーザ名の苗字と名の組み合わせを間違うトラブルは3ヶ月以上前から多発しているようですが、まだ解決されてないんですね。たぶん、データベースが盗まれたりしたときの防衛手段の一つとして、苗字と名の組み合わせを特定の法則で入れ替えるか、暗号化しているんだと思いますが、それを元に戻す処理かなにかにミスがあるんだと思います。なぜこんな簡単なアプリケーションがちゃんと開発できないのでしょうか?

2003年5月5日(月曜日) 晴れ
 【日差しが強い】
 世間はゴールデンウィークと言ってますが、私は連続出勤です。通勤ラッシュもないし、社外からは電話がかかってこないので仕事に集中できます。
 やっとLinuxの自社サーバーが一通り動作するようになりました。ウェッブページも表示できるようになったし、メールサーバーも動作しました。DNSの設定が怪しいのですが、一応ちゃんと動作しているようです。携帯電話からのアクセスを考慮して、すっごい短い名前のドメイン名を登録したのですが、間違いアクセスが多発しています。ぜんぜん知らないメールが送られてきたり(もちろんリジェクトされていますが)、存在しないウェッブページの要求があったり.....。メールの場合は入力ミスに要注意ですね。長いドメイン名だったら可能性は少ないですが、短いドメイン名の場合は偶然合致するアドレスが出てきて、送信完了してしまいますので。
面倒なのがハッカーの攻撃です。ログを見ると散々な手段で侵入を試みている輩がたくさんいます。telnetで正面から進入しようとしたり、SQL Serverのバグをついて進入しようとしたり....。もうあらゆる手段を使って攻撃してくるので油断できません。

2003年5月2日(金曜日) 晴れ
 【明るい彗星がないなー】
 つい最近発見されたリニア彗星(C/2003 H1)は現在16等級で観測されていますが、今後12等~13等まで明るくなる可能性があるそうです。12等級だったら私の300mmの暗い望遠レンズでも撮影できるので楽しみです。でも望遠鏡での眼視観測は無理ですけど。
 来年3月~5月には肉眼でも見られる可能性の高い彗星が2つも同時にやってきます。大きな彗星の接近が天体観測のきっかけになった人は多いです。公開天文台はこの時期には集中して公開観測会を開いてほしいものです。もちろん、私も小規模な観測会を何度か催したいと思っています。

2003年5月1日(木曜日) 晴れ
 【風邪直りました】
 5月に入って朝夕涼しくなりました。なぜでしょう。
 南半球のオーストラリアは秋になりぐっと寒くなっているようです。オーストラリアの加藤英司氏によると、標高1000mの、寒いことで有名な町では早朝4℃まで気温が下がったとのこと。「久々に秋の冷えを体験しました」とのことですが、加藤さん、そりゃすでに真冬ですよ(笑)。
 こんな小さな地球なのに、南半球と北半球では季節が反対方向に向かうなんて面白いですね。




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星図や天体の軌道図はAstroArts社のStellaNavigator for Windows 95の画面から作成しています。
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