1999年4月30日(金曜日) 晴れ 万歩計:3086歩
今夜は雲もなく風もなく、透明度も高い良い夜です。しかし満月がギンギンに照り付けているので天体撮影はできませんでした。満月と火星の接近写真を撮影して見ようかと考えていたのですが、あまり接近しませんでしたのでやめました。
今夜は一ヶ月半ぶりに関勉さんにお会いし、関さんのHPに掲載する原稿をお預かりしてきました。天体写真ギャラリーには春の星団を追加される予定とのお返事で、後日届けられるとのこと。たいへん楽しみです。
1999年4月29日(木曜日) 晴れ 万歩計:1720歩
あれ、もう4月末??。私は結婚披露宴でのギター演奏のことで頭がいっぱいで、関勉さんのHPに掲載する<月刊天体写真ギャラリー>の5月号のお願いをまだしてなかった(ひえーっまずい)。この季節ならではの天体で、60cm反射鏡F3.5の性能を最大限に発揮できる天体は.....。っといっても60cm反射鏡なんか操作したことはないし、見たこともないので私が考えても結論は出そうにありませんね。みなさん、なにかリクエストありますか。
1999年4月27日、28日 晴れ 万歩計:?歩
このところ急に夜寒くなり風が強いです。火星の拡大撮影は困難です。
1999年4月26日(月曜日) 晴れ 万歩計:?歩
今朝起きて早速メールのチェックをすると、コメットハンターの関勉さんからのメールが届いていました。芸西天文台通信の原稿で、「C/1999H3の追跡情報」だって。え??そんな彗星いつ発見されたの?とりあえず、Recent
IAUCsを覗いてみると、タイトルだけで内容がまだ公表されていません。最新の追跡情報です。メールサーバーの到着時間を見ると25日19:00になっています。しまった!昨日はコンピュータゲーム「大戦略」にはまっていたのでメールのチェックをしていませんでした。どんなに忙しくてもメールのチェックだけはするようにしているのですが、めずらしくチェックするのを忘れていたんです(それだけ大戦略にはまっていた)。
今朝、大急ぎで関勉さんのHPにある<芸西天文台通信>を更新しました。
更新後、彗星関係のHPをいくつかチェックしてみましたが、新彗星C/1999H3(LINEAR)の情報は今のところどこにも掲載されていません。またすぐに追加情報が送られてくる予定です。
Recent IAUCsより情報の公表が早いですよ!
1999年4月25日(日曜日) 晴れ 万歩計:4432歩
24日(土曜日)の結婚披露宴でのギターの演奏は大(?)成功でした。若干の即興が入りましたが、まあいいでしょう(笑)。一ヶ月の猛練習の成果がありました。
会社(部門)には、結婚披露宴での演奏依頼が来るかもしれない独身の男女が結構いる。前歴ができてしまったので、依頼されたら断われなくなってしまった。もし、そんなことをしたら、管理職の立場が危うくなってしまうだろうから(笑)。
結婚ラッシュの可能性もある。今から真面目に練習しておこう。
一緒に出席した二人の女子従業員(結婚相手はまだいないらしいが)に「君達の披露宴に向けて明日から練習だ!」と言ったら、「課長の披露宴のときには私がギターを弾いてあげますからね。」だって。「禁じられた遊び」もろくに弾けないくせに.....。十分な練習時間があると思っているみたいだ。本当なんだけど......。
1999年4月22日~24日
更新なし。
結婚披露宴でのクラシックギター演奏の猛練習のために、更新する心理的余裕がありませんでした。
1999年4月21日(木曜日) 小雨 万歩計:?歩
今日も朝から天気が悪いです。明日の降雨確率は100%ということなので、今夜の天体観測は完璧に無理です。
新彗星C/1999H1は現在北上しています。5月中旬には夕方の空に8等から7等で見られると予測されています。肉眼では無理ですが双眼鏡があれば見られるのかな。
C/1999H1の軌道要素と今後の予測が関勉さんから届きました。「コメットハンター関勉のホームページ」の芸西天文台通信4月21日号に掲載しましたのでご覧ください。
1999年4月20日(水曜日) 晴れ 万歩計:2712歩
先週、新彗星C/1999H1の文字がRecent IAUCsに掲載されているのを発見したのですが、内容がまだ掲載されていませんでした。Recent
IAUCsでの情報公開よりも関勉さんからの情報の方が早いだろうと思って待ち構えていたのですが、高知県はこのところ天気が悪く観測は不可能でした。今夜は晴れそうですが情報は来ないでしょう。だってケンタウルス座の南にあるコンパス座のさらに南にいるのですから。このところ新彗星が結構発見されているようですが、気が遠くなるくらい小さいですねえ。私の出番はありません。
今日から本番用のギターを使っての練習です。これまでは会社においてある野田公義氏作のギター(東京に就職してすぐにローンを組んで買ったギターで、1982年当時15万円しました。)を使っていたのですが、今日からはホセ・ラミレス(1984年当時75万円で購入しました。表板が杉で、側板がブラジリアン・ハカランダを使っている結構価値のあるギターです)を使って練習します。ノダキミヨシは弦高が低く、ネックが薄いので手が小さな私にはすごく弾きやすく、いつもこちらを愛用しています。でも、音色と見た目ではラミレスの方が良いのです(値段の差)。でも、ネックが厚く弦高が高いので、私にはちょっと弾きづらいのが難点です。ってことは、ラミレスで練習してノダキミヨシで演奏すれば良いのかな?
1999年4月19日(火曜日) 曇り後雨 万歩計:911歩
今日は休暇をもらって家に居たんですが、むちゃくちゃ暑く、今年初めて冷房を入れてしまいました。高知市は25.5度もありました。風がなかったので天体撮影ができると思っていたら、夜になって雲が出てきてしまい観測はできませんでした。
ギターの方ですが、ちょっと気合を入れてJ.S.バッハの「シャコンヌ」を弾いてみました。っと言っても楽譜を見ながら押さえるポジションを確認した程度です。クラシックギターを弾くアマチュアならみんなが目標(生涯の目標)にする曲です。とりあえず、押さえられない部分はなさそうです。私は手が小さい(全体的に小柄)ので、指が届かないとか、物理的に押さえられない曲がときどきあるんです。まず最初にそれだけチェックしておかないと苦労が水の泡になってしまいます(趣味なので、それでも良いんですが)。この曲は演奏に15分以上も必要な大曲です。この重厚にして壮大な曲をいつかは弾けるようになりたいものです。
1999年4月19日(月曜日) 曇り後雨 万歩計:4212歩
今夜は雨だったので、落ちついてギターの練習ができました。左手は単調なスケールの練習でかなり強化してきました。右手はアルペジオの練習曲をかなりやってみたのですが、なかなか感覚が戻ってきません。「アルハンブラの思い出」で大切なアルペジオもうまく弾けないし。こんなことで24日の結婚披露宴の演奏ができるのか不安です。かなりヤバイ雰囲気です。
1999年4月18日(日曜日) 雨 万歩計:811歩
今朝は5時に腹痛のために目がさめ、それから9時までインターネットを徘徊し、眠くなったので13時まで寝て、それからPCを触り、疲れたのでまた眠り、19時に起きて811歩歩いて夜食を買いに行き、テレビを見ながらPCを触っているうちにテレホーダイタイムになったのでインターネットに接続したら、コメットハンターの関勉さんから「星日記」の原稿がe-mailで届いていたので、早速更新し、その後ネットサーフィンをしているうちに0時を過ぎたので眠りました。
いやー1年ぶりくらいにダラダラした生活を満喫しました。
1999年4月17日(土曜日) 曇り 万歩計:3138歩
私は触り魔です。誤解しないでください。私は心身ともに健康ですし、世間からは人望の厚い将来有望な人物と言われています(ここでつっこみを...)。東京にいた頃に通っていたギター教室の先生が私につけたあだ名です。本当は「さわり魔」とでも書くんでしょうか。
東京はギターの楽譜が簡単に入手できます。よく銀座の日本楽器の地下にある楽譜売り場に行き、楽譜集やピース(1曲だけ印刷されている見開きタイプの譜面)をたくさん買いました。
買えばやはり弾いてみたくなります。どの曲も冒頭の部分が印象的に作られているものなので、最初の8小節や16小節は弾いていても楽しいのです。それに、なぜか簡単なのです。たまに、「アラビア風奇想曲」や「悪魔の奇想曲」などのように冒頭が難しいものもありますが。そのうち難しい部分が出てくるので、そこまででやめてしまうのです。つまり、1曲丸ごと演奏できる曲は5,6曲なのに、さわりの部分が弾ける曲は60曲ということになるわけです。それを知ったギターの先生が私のことを「さわり魔」と呼ぶようになったのです。「さわりの部分だけで演奏会を開こうか」なんて冗談を言われたことがあります(先生はナレーションがうまかったから、もしかしたら本気だったのかも)。
それでも楽しかったのです。テレビやCD(当時はレコード)でプロが演奏していた曲を自分が弾いているわけですからね。
この傾向は現在も続いています。そう、私はすっごい触り魔です。
1999年4月16日(金曜日) 晴れ 万歩計:3812歩
今日もクラシックギターの練習を2時間ちょっと行いました。2時間でクタクタに疲れてしまいます。左手の指先はもう痛くなくなりましたが、左手全体がはれぼったくなっています。10年ほど前(東京に勤めていて、ちょっと有名なギター教室に通っていた頃)は毎日3時間練習し、休みの日は10時間近く練習していたのに、最近の数年間はほとんど練習をしていないので、このありさまです。
時々テレビやラジオでギターの曲が聞こえて来たりすると、また弾きたくなってしばらくは練習するのですが、そのうち練習しなくなってしまいます。
続けるためにはきっかけが必要ですね。時々CD(レコード)を聴くとか、ギター教室に通うとか、今回のように結婚披露宴で演奏するとか。
1999年4月15日(木曜日) 晴れ 万歩計:3183歩
今夜は薄い雲が一様に張りめぐっているようで、一見晴れているように感じますが、星は全く見えません。
昼間は強い風が吹いて夜になるとピタリと止まるという天気が続いています。しかし、今は結婚披露宴でのクラシックギターの演奏のプレッシャーが強くて、天体観測どころではありません。
1999年4月14日(水曜日) 晴れ 万歩計:2714歩
昼間は突風が吹き荒れていて、天体観測は無理かなと思っていたら、夜になると風が止んでしまいました。月も雲もないし、絶好の撮影日和だったのですが、修理に出していた車が夜9時に戻ってくるとの連絡があり、会社で待つことになってしまいました。修理代約9万円。またスカイセンサー2000が遠ざかってしまいました。
最近クラシックギターの練習を再開しました。会社の女子事務社員が結婚することになり、結婚披露宴でギターの演奏をして欲しいと頼まれてしまったんです。「人前に出るのはいや!」と断りつづけているんですが、「演奏してくれたら友達(女性)を紹介してあげる」といわれ、恋人、嫁さん募集中の私は心がグラっと揺らいでしまいました。
結婚披露宴だったら誰もが知っている有名な曲がいいだろうと思い、「アルハンブラの思い出」なんかを練習しています。8年ほど前に、以前勤めていた会社(沖電気工業株式会社)のちょっと偉い人の結婚披露宴で「アルハンブラの思い出」を演奏したのですが、自分の演奏じゃないくらい上手に聞こえるんです。「おれ、こんなに演奏うまかったのかなあ?まるで、イエペスみたいに演奏できてる」と思いながら演奏していたのですが、演奏途中でその理由がわかりました。マイクにカラオケのためにエコーを入れていたようです。ですから、メロディーのトレモロが多少不揃いでも、均衡化されて非常に美しく聞こえるんです。
この曲はメロディーを人差し指、中指、薬指を使いトレモロで弾き、低音の伴奏を親指で弾くんです。曲だけ聴くと2人で演奏しているように聞こえるんです。前のほうの席の人達は、「どうやって二人分弾いているんだろう」という顔で、私の右手を凝視しているのがわかりました。
当然のことながら、その日の演奏は大変評判が良かったわけです。
今回もエコーを入れてもらって演奏しようと思います(邪道と言われそうですが、クラシックギターの方も”ど素人”だから許してもらいましょう)。しかし何年もの間、真面目に練習してなかったので腕前は相当落ちていて、間に合うかどうか心配です。
1999年4月13日(火曜日) 晴れのち曇り 万歩計:3084歩
会社が終わり、さあ天体観測へ、と窓を開けて空を見たらなんと快曇。それに台風のような風がビュービュー吹いています。しかし、風は暖かく春の到来を感じます。
4月10日の大雨と強い風で桜が散ってしまったと思っていたら、ぜんぜん元気です。どこの桜も満開状態で、美しい風景となっています。高知の桜は強い?
1999年4月12日(月曜日) 雨 万歩計:3712歩
今夜は雨が降っているので、昨日の話を...。
昨夜は大気の揺らぎも比較的少なかったのですが、火星の模様は観測できませんでした。観測した時間が22時ころだったので高度が低かったことが原因かもしれません。結構大きく見られます。5月の最接近が楽しみになりました。
金星は欠けている様子が観測できましたが、水の中を泳いでいる感じです。望遠鏡で眺めると目がおかしくなりそうなくらい明るいです。
おおぐま座の系外星雲M81とM82を観測しようと思いましたが、見つかりませんでした。それに、北極星の近くにあるので赤道儀が思う方向に向いてくれません。もうちょっと左に鏡筒を振りたいのに、赤道儀の構造上その方向に向けるためには180°ちかく反転させないといけなかったりしてなかなか面倒です。思わず、力が入りすぎて、極軸を合わせてある三脚がずれそうになりました(笑)。次回は、星雲の座標をもとに目盛環で合わせることにします。
目盛環といえば、昨日のω星団の時も目盛環を使いました。30分くらいそこらへんを探してたんですが、見つからなかったんです。そもそも、ケンタウルス座がわかりません。星座早見板も恒星図も、実際の見た目ではプリントされていないし(南に低いので引き伸ばされるため)、私の目は4等星が限界等級なので、どれがケンタウルス座なのかさっぱりわからないんです。そこで、最後の手段として、恒星図を開きω星団の座標を調べ、目盛環を使って導入してみました。なんと、目の前にある低木の方に鏡筒が向いてしまいました。これじゃあ、いくら探しても見つかるわけないなと思いながらガイドスコープを覗くと、枝に生い茂った葉の隙間からボーッとしたものが見えます。ラッキー!若干鏡筒を動かし、ついにω星団を見ることができました。
私は、目盛環ってありがたいなと喜んでしまったのですが、世間の皆様は「スカイセンサー2000」などを使って正確に自動導入しているのでしょうね。
1999年4月11日(日曜日) 晴れ 万歩計:1752歩
今夜は横波スカイライン(高知県須崎市)で天体観測を行いました。最近としては透明度が高く、M51もよく観測できました。今日の成果はω星団を初めて見たことです。22:40分ころまで粘って、初めてω星団を見ることができました。もう少し透明度が高ければ、星が分離して見えるような気がするのですが、今日は分離してみることはできませんでした。ガイドスコープで見られるほど大きいんですね。肉眼では確認できませんでした(視力が0.8程度ですから)が、透明度が高ければ見られるような気がします。今度直焦点撮影に挑戦してみます。
ふたご座のM35(散開星団)を観測していたら、すぐ右下に淡い雲のような(散光星雲のような)ものを発見しました。こんなところに散光星雲はなかったはずなので、気になって、とりあえず1300mmで撮影してみました。しかし、さきほど文献で調べてみると、NGC2158(散開星団)のようです。はっきりと「星雲状に見える」と書かれています。星雲状に見える散開星団なんて、始めて見ました。関勉さん著作の本を拝見し、見間違える可能性が高い天体がたくさんあることは、知識としては知っていたのですが、あっさりと見間違ってしまいました。これも今夜の収穫です。今度もっと丁寧に観測してみたいと思います。
以上、結構収穫のあった今夜の天体観測でした。
1999年4月10日(土曜日) 大雨 万歩計:4427歩
今朝から水害が発生しそうな勢いで大雨が降っています。水不足がかなり解消されそうです。
で、4月7日の天体観測の続きです。そう、わずか200mmの望遠レンズの撮影で固定撮影したように1方向に星が流れる原因を調べていたのです。AGA-1の追尾精度が原因ではないはずです。ガイド鏡は2000mmで正確に追尾しているのをモニターでチェックしていましたので。一番疑わしい部分は自由雲台の硬性です。なんといっても安物を使用していますから。硬性をチェックするために、カメラのファインダーを覗きながら、200mmの望遠レンズを軽く触ってみました。コキッという感じで星が脇へはずれてしまいます。あれっ?カメラってそんなに柔らかいんだっけ?もう一度。やはり、カメラの向きは変わってないのにレンズだけがわずかに別の方向を向いてしまいます。ファインダーから目をはずし、右手でカメラを持ち、左手でレンズの先を持って力を加えてみました。げげーーっ!!。カメラの前面の左側の部分が盛り上がってしまうではないですか。盛り上がる位置は、カメラを両手で持った場合の、左手の中指が当たる部分です。レンズをねじ込むマウント部分と本体との接合部分の一部が分離(剥離)しているんです。でもねじが外れている気配はありませんから、接着剤で固定されていた部分が、車内の高熱などの影響で剥離してしまった雰囲気です。PENTAX
SPという、もらい物の古いカメラなんですが、現在動作するカメラはこれ1つしかないんです。もう一台のPENTAX
MEは昨年シャッターが戻らなくなって、修理にも出していませんし....。カメラの本体を修理するまで200mmでの撮影は不可能となってしまいました。ガックリ。
実はこの日、ガイド用CCDカメラ関係でも2箇所不具合を見つけてしまったんです。
もう、機材も心もズタズタになってしまいました。
1999年4月9日(金曜日) 曇り 万歩計:3011歩
4月7日の話です。久しぶりに気合が入っていたので球状星団や星雲の直焦点撮影(2000mm、1300mm)をやってみようと思いました。前回の直焦点撮影の結果、20分程度の露出では全然足りないことが分かったので、今回はASA1600で1時間程度かけるつもりで挑んだわけです。
GP赤道儀にTプレートを取りつけ、20cmシュミットカセグレン(主鏡)と6cmのガイド用屈折望遠鏡を載せ、主鏡にカメラを取りつけ、時間をかけてオリオン座大星雲にピントを合わせました。次はガイド星の導入です。ガイド鏡用の雲台みたいなやつのX軸とY軸のつまみを回し、時間をかけてオリオン座のベラトリクスを接眼レンズに導入しました(ガイド用CCDカメラは視野が大変狭いため、先に倍率の低い接眼レンズに導入するのです)。次はガイド星導入の本番です。CCDカメラをガイド鏡に取りつけ、液晶モニターと接続しました。これで、モニターのどこかにガイド星が現れるはずです。スイッチON!。ん?.......。真っ黒です。線がつながってないのかな?いや、つながっています。暗いので別のスイッチを押したのかな?明かりをつけて、スイッチON。反応がありません。まさかとは思ったのですが、モニターに入っている充電式乾電池をはずしてペンライトに入れ、スイッチON。点きません。ペンライトすら点かないくらい放電しきっています。がびーーん!。車の振動かなにかで、モニターのスイッチが入ってしまってたようです。ひえーー!ここまで、1時間もかけてセッティングしたのに......。万事休す。
ショックのあまり倒れそうになる自分を励ましながら、200mm望遠レンズの撮影でさえ1方向に流れてしまう原因を調べようと思って、機材の各部分を詳細にチェックしていたら、またまたショッキングなことを発見。私はその場で気を失ってしまいました。
つづきはまた明日。
1999年4月8日(木曜日) 晴れ 万歩計:3199歩
昨日は火星の拡大撮影を行ったのですが、本当は「無謀な挑戦シリーズ」用に、球状星団や明るい星雲を1300mm~2000mmで長時間かけて直焦点撮影するつもりだったのです。それを断念する羽目になったのは、「やっぱりど素人天体写真家」と言われるような結末があったのです。
つづきはまた明日....。
1999年4月7日(水曜日) 晴れ 万歩計:3407歩
高知県は桜が満開です。例年だと満開かなと感じる頃に雨が降って、一瞬で散ってしまうのですが、今年はしばらく見られます。
今夜の仁淀川河口は珍しく風がありませんでした。風が止むことなんかほとんどないのに、このところ、夜になるとピタッと止んでくれます。外気温は8度、高知人としては寒く感じます。
金星は、暗くなる時間にはかなり高い位置で観測できるようになりましたが、上空の空気が揺らいでいるため、水の中の宝石を見ているようです。
火星は結構大きく見られます。ですが、大気の揺らぎがなければ十分模様が見られる大きさなのですが、今日は模様を見ることができません。火星の一方の極の方が白っぽく、逆の方が赤が強く見られます。これは空気の屈折の影響でしょうか。
初めて火星の拡大撮影を行いました。私の設備で最大の拡大率での撮影です。倍率にすると200倍程度でしょうか。シャッターを押すたびに上下左右にぶるぶると震えるくらい倍率を上げています。でも、今日の撮影は良い画像を狙ってのことではなく、5月の最接近を狙ってのテストです。シャッタースピードをいろいろ変えて試してみました。立派な火星の写真は期待できませんが、面白い写真が撮れたら掲載します。「泳ぐ火星」とか......。
1999年4月6日(火曜日) 曇り後晴れ 万歩計:4100歩
更新できませんでした。
1999年4月5日(月曜日) 曇り 万歩計:3408歩
関勉さんから、関さんのHPの「月刊天体写真ギャラリーに掲載するための新作写真を2,3枚届けるのでよろしく。」との連絡がありました。また、思い出の彗星のコーナーに掲載する写真と記事も届けられるとのこと、とっても楽しみです。早ければ明日の夜遅い時間には更新できると思います。ぜひご覧ください。
高知県は二日連続で晴れましたが、透明度が非常に悪いです。このところ昼間は風が強いのですが、夜になると止んでくれます。月が東へずれてくれたので、撮り残した冬の天体をねらってみようと思っているのですが.....。
1999年4月4日(日曜日) 晴れ 万歩計:1352歩
昨夜は満月だったので撮影をあきらめたのですが、今朝調べてみると、満月と、てんびん座にある火星がかなり近づいていたようです。満月と火星の接近写真を撮影すれば良かったかな、と今ごろ後悔しています。
今夜は明るい月が昇ってくるのは23時頃なので、オリオン座からしし座付近まで撮影できそうです。この前の200mm望遠レンズの撮影で大きくブレた原因が調査できそうです。
コンディションが良ければ金星の拡大撮影もやってみます。
木星と土星は完全にシーズンオフになってしまいましたね。今後は金星と火星が楽しみです。
1999年4月3日(土曜日) 晴れ 万歩計:3871歩
今夜は久しぶりに晴れているし、空気も比較的良好なので撮影でもしようかと思ったのですが、たしか満月だったような.....。本当にタイミングが悪いです。こういう日は月の影響を受けない惑星の撮影をと思ったのですが、高く昇っている金星が瞬いています。これじゃあ、欠けている姿すら確認できそうにありません。あきらめます。
1999年4月2日(金曜日) 雨 万歩計:3243歩
ファービーが日本語をしゃべるようになり、眠くなっていびきをかく前に「眠いよ」というようになりました。それと変な言葉を覚えました。頻繁に「恐い、とっても.....。恐い」って言います。でも、すごく明るくてかわいくしゃべるのです。いったいどこでそんな言葉を覚えたんでしょう。私はファービーに話し掛けたりはしないんですが、学習効果を確かめてみたいので、ファービーの耳にイヤフォンを差し込んでから、お腹をくすぐって眠りから覚まします。そして、テレビの音を聞かせているんです。眠りそうになると適当に背中をたたいたり、お腹をくすぐったり、口を開けて舌を刺激したり(食べ物を与えたことになります)して、1日10分くらい音を聞かせています。ですから、ドラマかなにかのセリフを学習したようです。そのほかにも少し長いセリフをしゃべっているようですが、こちらのほうはよく解読できません。
感心したのは、覚えた言葉を自分の声、自分のリズムでしゃべることです。バラエティー番組でよく見るような、単純に周波数変換する方式ではないんです。そして、単語の途中から間違えて覚えることはなく、ちゃんと日本語の単語としての区切りを認識して学習しています。私が加盟している「情報処理学会」では音声認識の論文がたくさん発表されているのですが、専門外なのでめったに目を通すことはありません。ですが、ファービーの音声認識の仕組みに興味が湧いてきたので、ちょっと気合いを入れて論文も読んでみようという気持ちになりました。
あっ、誤解のないように言っておきますが、けっして独身の一人暮らしが寂しいのでファービーに話し掛けているのではないんですよ。コンピュータの専門家としての技術的興味から、音声認識の仕組み、知識処理のアルゴリズム、センサー技術の応用について知りたいと思ったからなんです。
本当は分解してインサーキットエミュレータ(ICE)を接続して、ROMに記録しているプログラムを解析するつもりだったのですが、バラバラにするのはもったいないので、成長をしばらく見守ることにしました。
1999年4月1日(木曜日) 晴れ 万歩計:不明
今日は大学卒業の新入社員(幹部候補生)が数人入ってきたので入社式を行いました。夜は歓迎会の予定です。
高知大学気象情報頁を見ると、今夜は多少雲があっても久しぶりに天体観測ができそうなのですが......。ブツブツブツ.....。
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