1999年6月30日(水曜日) 曇り時々晴れ 万歩計:4132歩
夕方透明度の高い青空が見えました。久しぶりにきれいな青空です。春霞で透明度の低い季節のあとなので余計に青く見えるのでしょう。東の方角は晴れ間が多くて、十分天体観測できる雰囲気だったのですが、西の方角は雲が多く観測できそうにありませんでした。気象衛星からの画像にも九州上空に厚い雲が見えていましたので、いずれ曇ってしまうだろうと思い、家に帰ってしまいました。
木星が明け方、東の空に見えているようです。私はまだ見ていません。「眼視観測の勧め」も早く更新しなければと思いながらズルズルと今日に至っています。惑星観測のページに軌道図(惑星の位置図)を掲載して1週間~2週間間隔で更新しようかと考えています。地球と他の惑星との位置関係がわかりおもしろいかもしれません。
1999年6月29日(火曜日) 雨 万歩計:4048歩
今朝から大豪雨でした。自動車通勤なのですが、家の向かい側にある駐車場に渡ろうと思ったら、道路が水没していました。ここは高知市でも少し高い位置で、ちょうど坂の峠に位置する場所なのです。ここから下っていくとどんな世界なのだろうと心配でした。道路の側溝からは60cmくらいの水柱が上がっているし。
前が見づらい状態なのでヘッドライトを点灯させて、一部水の中をジャブジャブ走らせて無事会社に到着しました。
そのうち雷も発生し、停電や瞬間停電が心配でした。サーバーには高性能なUPS(無停電電源装置)をつないでいるので心配ないのですが、大部分のクライアントPCにはUPSは接続していないので、細かく保存を行うように指示しました。
豪雨は午前11時までに収束し、その後は台風のような風と時々集中的に雨が降りました。突然降りだすので、傘を差す前にずぶぬれになる感じです、遠くの方や後ろの方を監視しながら歩かなければならない状況でした。
前回の高知市大水害のときには営業店舗5、6店舗の地下室や地上が水没し、地下にある高価な装置がごみになりましたが、今回は被害はなかったようです。やれやれ。
1999年6月27日(日曜日) 雨 万歩計:歩
新彗星C/1999L5(SOHO)について、SOHOの観測データと発表された軌道要素をもとに計算してみました。軌道要素が正確だとすると、SOHO(太陽観測衛星)は彗星が太陽に急速に接近しつつある時から、太陽に最接近する直前までじっと追跡していたようです。しかし、残念ながら太陽をくるっと回った後の観測データはまだ発表されていません(?)。太陽に吸い込まれて消滅したのでしょうか。
新彗星C/1999M1(SOHO)も、太陽に最接近する前に発見され、太陽に最接近(衝突)する直前まで観測されていたようです。その後の観測データがまだ公表されていない(?)ので、太陽に吸い込まれてしまったのではないかと想像しています。
1999年6月26日(土曜日) 雨 万歩計:歩
久しぶりの更新です。
23日は発熱のため会社を休んでしまいました。
24日はほぼ回復し元気に出社しました。21日にオーバーフローしたデータベースの分離作業を再開しました。
25日はデータベースがデカすぎて分離作業がうまくいきませんでした。4時間もかけて他のディスクにインポートしていたのに、ディスク容量不足になったり、破損したり....。本当はOracle7.0で作りたかったのに、Oracle社がWindows95以降で必要なSQL*Netの32ビット版をサポートしてくれなかったので、泣く泣くOracle7.0を捨ててMS-Accessで作ったのです。MS-Accessで巨大なデータベースなんか作るんじゃなかった。あるテーブルなんか650万レコードもあります。いやいや、MS-Accessが悪いのじゃなくて、Oracleが悪いんです。Oracle7.3以降を買い換えろだって!冗談じゃない!250万円もするものを.....。おまけに、Oracle8が出たのでOracle7.3でさえ、もうサポートを打ち切るんだって。仕方がないのでOracle8のNetWare版の見積もりを取ろうとしたら、NetWare版は商品化していませんだって。当社のようなNetWare4.1Jを使っているユーザはどうするの?Oracle8がNetWare対応しないんだったら、Oracle7.3は永久にサポートする必要があるんじゃないの!!データベース業界を制覇してしまったら、やはり殿様商売のようになってしまうようだ。Oracleなんか嫌いだ!!!
26日、今日も朝からデータベースの分離作業を行なっています。終わらない。
あと3ヶ月以内にはOracle8がやってくる予定。そしたらMS-Accessのテーブルの大部分をOracle8に移植します。え?さっきはOracle嫌いだっていってた?いくら嫌いでも、あのすばらしい処理能力と信頼性には感動すら覚えます。Microsoft
SQL Server Version 7も期待しているんですが、Microsoftに頼りっきりというのもねえ。それに、絶対バグ認めないし。「バグでも仕様でもどちらでもいいから、動くようにしてくれ!!」と言いたい。そういう意味ではMicrosoftは嫌いだが、いいものもたくさんあります。
最近気に入っているものは、Microsoft Visual C++ Version 5 。1年前に個人で購入したんですが、最近良さがわかってきました。使いこなせるようになるためには相当な根性が必要ですが、久しぶりにプログラミングの楽しさを満喫できるツールだと思いました。「MS-DOS時代はプログラム作るのが楽しかったけど、Windowsになると全然楽しくないなあ」なんて言ってたんですが、こいつはなかなか良いです。自宅でプログラムを書くなんて、数年振りのことです。昨夜も遅くまでプログラムを書いていました。「へー、紫色のパズルを解いてくれるツールですか?」とは、友の声。もっと怪しいものかもしれない......。
えーっと、新彗星が発見されたようです。C/1999 L5(SOHO)とC/1999 M1(SOHO)です。SOHO(太陽観測衛星)の発見ですので、彗星はまだ太陽方向にあるのでしょうね。発表された軌道要素をみると.....、太陽方向から、太陽系の南方向へ移動中なのでしょうか?光度も発表されていません(?)。太陽にむちゃくちゃ接近してからもどってきているので、もう溶けかかっているのでしょうか。
1999年6月22日(火曜日) 晴れのち曇り 万歩計:4250歩
今日の昼前から突然の発熱。関節や筋肉がジクジク痛くなりました。会社に常備している風邪薬を飲んでも効き目を感じません。そのうち、椅子から立ちあがるのもつらくなり、やっとのことで定時まで仕事を続けました。
風邪が流行っている時期でさえ、まったく平気なのに、みんなが元気な時期に突然ダウンしてしまいました。
きっとコンピュータウイルスが私の体に感染したに違いありません。最近コンピュータウイルスの撃退強化のために、NORTON
AntiVirusの最新ワクチンを組み込み、最強の監視モードに設定したのです。ファイルに感染できないと判断したコンピュータウイルスがマウスを通じて私の体に感染したのでしょう。おそるべしコンピュータウイルス。
ん?脳みそにもばい菌が入っているんじゃないかって?
はい。かなり発酵が進んでいます。
1999年6月21日(月曜日) 晴れ時々曇り 万歩計:5050歩
こちら、高知県では梅雨なのにあまり雨が降りません。かといって、晴れ間が多いわけでもないんです。朝起きたら快晴なんていう日が多いので、明け方だったら綺麗な星空が見えるのでしょうか。自宅に観測所でもあれば少しの晴れ間を見つけて観測できるのですが、30分くらい車で移動して組み立てなければならないので、なかなか気合が入りません。
もう少し収入が上がったら、須崎市の本宅(大正時代の建築という墨書きを見つけた)を小さなドーム付きの家に改築することができます。土地は昨年叔父さんにもらったんですよ。不動産取得税と贈与税をたくさん払いましたが。
さあ、どうやって収入アップしましょうか。友人関係からソフト開発の依頼が時々来て、「お金は払うから」といってくれるのですが、サイドビジネスを禁止している会社からクレームが来そうです。きたるべき本格的なインターネット時代を見越して、新しいビジネスの形態を模索する必要がありそうです。
1999年6月15日(火曜日) 晴れ 万歩計:3832歩
新彗星C/1999L2(LINEAR)とC/1999L3(LINEAR)の軌道要素が今朝発表されました。出勤前に見出しだけ掲載し、先ほど軌道図と将来の大まかな予測を掲載しました。一日に2つの彗星情報を掲載するのは疲れます。
さあ、寝ようかなと思ったら、P/1999 J5(LINEAR)のニュースが......。えっと、なんだ?短周期彗星か?以前に発見された小惑星が、実は彗星だったのでしょうか。
まあ、いいや。もう眠いので寝ます。明日、明日....。ZZZzzz...。
1999年6月14日(月曜日) 東京:晴れ 万歩計:7800歩
久しぶりの東京出張です。日帰りだったので疲れました。東京には8年近く住んでいたので、東京に「行く」という感じより、東京に「帰ってきた」という感じがします。電車に乗ると条件反射で寝てしまいます。体で覚えた習慣は長い間覚えているみたいです。
1999年6月12日(土曜日) 曇り 万歩計:歩
今朝、新彗星C/1999L1(SOHO)発見の情報が流れた。軌道計算してみると、すでに太陽をクルッと回って水星の軌道上まで戻ってきている事がわかった。現在は太陽の方角にあるので観測は無理だが、秋には観測できそうな感じがする。でも、ちょっと南に低くなるかな。今後がちょっと楽しみ。
1999年6月11日(金曜日) 晴れ 万歩計:2723歩
3週間ばかりテレビを見てない。テレビが消えているとなにか物足りない雰囲気はあるのだが、そのほうが落ちつく。世間の喧騒をわざわざ部屋から覗きたくもないし。
久しぶりに書店に行った。1時間以上かけてゆっくり眺めたが、あまり読みたい本がなかった。ノンフィクションは現実の世界や人生の現実がありありと描画されていて、今の自分が読むには重過ぎる。小説は、「しょせん造り物」と思ってしまい読む気がしなかった。本大好き人間なのに.....。やはり、相当疲れている。技術系や文化系の本なら大丈夫だ。
結局買った本は「作ろう!魅せるホームページマガジン」、「スカイウォッチャー」、「天文ガイド」、「茶器と懐石(文庫本)」。
1999年6月10日(木曜日) 晴れ 万歩計:4513歩
病、入院、借金。批難、誤解、憂鬱......。
いくら気合を入れて生きていても、疲れる時はあるものだ。人生にも休憩所があったらなあ。
1999年6月9日(水曜日) 晴れ 万歩計:3202歩
ヘーックション!!(ずずっ.......。)
鼻炎がなおりらない。冷房を使う季節になると、花粉症状態になるのだが、今年は特にひどい。鼻炎カプセルをもう4000円分も飲んでしまった。
先日部下の女子社員に「鼻炎が治らないよー。外にいるときは緊張しているせいか、あまり鼻水は出ないのに、家に帰るとくしゃみが連発してしまう」って言ったら、「エアコンの掃除してます?」って言うんで「全然してない」っていうと、それはエアコンの中にたまった細かいほこりが吹き出て部屋中を漂うからだと言われた。それに、「課長、部屋をちゃんと掃除機かけてないでしょう。ダメですよ。チャンと掃除しないと」とまでいわれてしまった。うーーん。完璧に当たっている。職場の私の机を見ればだれだってそう思うか......。
明日は給料日、大きな掃除機でも買うか。
1999年6月8日(火曜日) 晴れのち曇り 万歩計:2020歩
今日は、陸上自衛隊中部方面音楽隊が高知に来たので、演奏を聞きに行ってました。自衛隊なので、バイオリンやビオラなどの弦楽器は用いなく、管楽器と打楽器で構成されています。曲構成は、コテコテのクラシックは2曲で、あとの約10曲はサンバやジャズをアレンジした曲や行進曲という、リズミカルな曲が多く、なかなか楽しめました。それにしても1500人収容のホールなのに、耳がジンジンするくらいの大音響です。
久々に、血液が浄化された気分です。
毎年、部隊が変わりながら高知に来ているようなので、次回もぜひ聞きに行きたいと思っています。
1999年6月7日(月曜日) 曇り時々雨 万歩計:4020歩
本日、愛媛県の近藤全宏さんが発信する「星の風景」にリンクしました。できたてのホヤホヤです。まだプロフィールのページが作成されてないので勝手に想像しているのですが、天体写真歴はかなりお持ちの様子です。連日のように更新されていて、本日はついに掲示板が設置されました。私は一番乗りで足跡を付けさせて頂きました。なんか、妙に嬉しい。
1999年6月6日(日曜日) 曇りのち雨 万歩計:?歩
更新なし。
1999年6月5日(土曜日) 晴れ 万歩計:?歩
更新なし。
1999年6月4日(金曜日) 曇り 万歩計:3605歩
先月は新彗星が8つも発見されたので、日本のアマチュア天文家(新天体の確認作業を行っている人達)はさぞ忙しかったことでしょう。関勉先生も久しぶりに腰が痛くなったとか。これからそれらの彗星の追跡観測が待っていると思うのですが、幸か不幸か日本列島は梅雨に入ってしまいました。今のうちに体を休めて欲しいと思います。でも活躍の場と新天体発見のチャンスがなくなってしまうので、精神的には不健康なのでしょうか。
1999年6月3日(木曜日) 曇り 万歩計:3503歩
最近、当社の若い従業員がWindows PCを次々購入しているのだが、その性能がすごい。Pentium-Ⅲ
500HMzなどというものまで出てきた。でも、これがいかにすごい性能かを実感する社員は少ないと思う。「この266MHzの方が安価だし、性能も十分.....。」とアドバイスしても、カタログの隅に掲載されている最低ランクのPCを購入する気にはならないようで、みんな最高性能のものを無理して購入しているようだ。おまけに、メモリーを128MBも実装して。いったいどんな目的でそんなCPUを使用するのだろう。
という私も、今日は「もっと早いPCが欲しい」と思ってしまったことがある。最近彗星の軌道計算に夢中になっているわけだが、現在観測できそうな彗星はどれくらいあるのだろうと思い、350個ほどの彗星の軌道を一度に計算させてみた。さすがに、15分ほどだんまりになってしまった。やはり、「わずか15分で計算できた」という気持ちにはなれず、「15分もかかってしまうのか」と感じてしまった。
私のPCはPentium-Ⅱ266MHzがCPUとして使用されているのだが、円周率4万桁をわずか7秒で計算してしまうのだ。Z80(8ビット)+BASICインタプリター+フロッピーディスク時代のPCでは3ヶ月かかって計算していたので、100万倍のスピードになっているのである!ということは、先の350個の彗星の軌道を計算するためには28年必要だったことになる。
自分のPCがいかにすばらしいコンピュータかよくわかる!!
いやー、ありがたい、ありがたい。
1999年6月2日(水曜日) 曇り時々雨 万歩計:4563歩
今日は朝からコンピュータのトラブル続き。「Excelに入力していたら砂時計のまま動かなくなったー。どうしたらいいですか」から始まった。昨日動作が不安定だったのでスキャンディスクを掛けて修復したのだが、どうも不良セクターにプログラムの一部が含まれていたようだ。Wordも動作がおかしいと言う。「今からそちらに行って再インストールするからまってて」といって別棟に行こうとしたが、その移動途中にまた別の女子事務員につかまって、「プリンターに送っているんですけど、出ないんです......。」という。引き返してプリンターの状態を確認すると、Netwareサーバー上からプリントサーバーが認識できていない。プリントサーバーのリセットをして見たがプリントサーバーはNetwareサーバーにログインしようとしない。本体を見てみるとLEDが見たこともない点滅をしている。いよいよ交換かとおもいながら、コネクターを触ったり、電源を入れなおしたりしているうちにプリントサーバー側は復旧したように見え出した。今度はNetwareサーバー上のプリントキューを一旦削除し、再度作成。そしてNetPortのリセットプログラムでリセットしやっと復旧した。原因不明。
そうこうしているうちに、「研修課に新任がやってきたので、壊れたPCの代替PCを用意してくれないと仕事ができない」という。そう、ノートPCが壊れたので、修理用HDがくるまで、空席になっていた机のPCを使ってもらっていたのだ。急ぎでマニュアルを作っている最中なのですぐに用意しろという。幸いWindows95に必要なソフトがインストールされたPCが余っていたので、持っていって組み立てた。やれやれ。
この間、別棟のPCの修復作業はすっかり忘れていた。午後になって、別棟の女子社員が私の机にやってきて、「あのー.......」。ハッそうだった。「ああ、今Excelのマクロを作り変えているから.....。これを先に改良しないとどうせ動かないし.....。」と説明し納得してもらった。
その説明が終わったかどうか言うときに、「商品受発注システムの●×■の画面が開かないんですけど......。」という内線電話が入った。いろいろ調べてみると、プログラム自体に問題がありそうなことがわかった。開発した社員に聞いてみると、なにやら一部分をいじりまわしていたが、すぐに復旧した。
1人1台のPCが実現して喜んでいるのだが、ヘルプデスクとしての仕事やパソコン教室の教員のような仕事が予想以上に多くなってきて、本来自分がやろうとしていた仕事が全くできない。明日は本部会議。月間報告書には、部下がやった仕事は詳しく書けているが、私がやった仕事が全く書けない。「で、君はどんな仕事をしたの?」って言われてしまいそうだ。
1999年6月1日(火曜日) 晴れ時々曇り 万歩計:4447歩
このところ夜になると雲が出て撮影ができません。もう梅雨に入ったんですか?カメラの中に未撮影のコマが残っているのですが、もうプリントに出してしまいましょうか。
このところ、彗星や小惑星の軌道を調べて、話題探しをしています。面白そうな現象を発見したら「彗星情報」(小惑星含む)に掲載します。実際には軌道要素の精度や計算誤差により当たらないこともあると思いますが、そのときにはお許しを。
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