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<1999年11月のひとりごと>



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1999年11月28日(日曜日)  万歩計:1020歩
 本日、東亜天文学会(OAA)のホームページにある掲示板を見てびっくりしました。佐藤 裕久さんが投稿されたNo.234『月にしし座流星群か』です。原文はIAUC 7320とのことなので早速見てみました。
 しし座流星群はテンペル・タットル彗星(0055P/Tempel-Tuttle)が放出したゴミの中に地球が突入するので発生するわけですが、当然月も一緒に突入するわけです。ゴミが地球に突入した場合、大気との摩擦で発光したり燃え尽きたりするわけですが、月は大気が無いのでそのまま直撃するわけです。その直撃した瞬間にフラッシュ(閃光)している現象が確認されたということです。詳しくはIAUC 7320をご覧ください。
 私が26日に書いたように新しいクレータを確認するところまでは至らなかったようですが、宇宙塵が月面に与える影響を研究しているチームがあったことは驚きでした。そして、私のど素人な発想も結構良い線いってるなと嬉しくなりました。

1999年11月26日(金曜日)  万歩計:5110歩
 11月21日(日曜日)には月面の観測と写真撮影をやっていたのですが、ちょっと面白いことを考えてしまいました。それは、『望遠鏡で月面のクレータを観測しているときに、ポカッと新しいクレータができて、砂煙が撒き上がる情景が見えてもよさそうなのに.....。』ということです。
 地球では流星が流れたり、隕石が落ちたりしているわけです。ということは地球にくっつくようにして一緒に太陽を公転している月にも地球と同じ数の宇宙のゴミが突入しているはずです。
 地球なら大部分は大気の影響で燃え尽きてしまったり。燃え尽きなくて隕石として落下した場合でも、大気との猛烈な摩擦で急ブレーキがかかるので、落下した場合でもそれほどの衝撃は走りません。ところが、月の場合は大気が無いので燃え尽きることはありませんし、衝突前にブレーキがかかることが無いわけです。直径2cmの宇宙塵(石や金属?)が秒速200Km(ノーブレーキ)で月面に衝突したらどれくらいのクレータができるのでしょう。このような事象は毎日のように発生しているはずです。結論は、望遠鏡で観測できるほどの大きなクレータにはならないということでしょうね。
 でも、空気の綺麗なところにある超高性能なスバル望遠鏡のような設備で微小クレータを丁寧に観測したら、もしかしたら新クレータが発見できるかもしれません。
 新クレータを発見したら私の名前をつけてもらえるのでしょうか?発見したらスミソニアンに報告するの??
 そんな暇なことを考える人はいないのでしょうね。
 失礼しました。

1999年11月23日(火曜日)  万歩計:2348歩
 高知県の天文家関勉さんが小惑星に「チャンピオン」と命名しました。
 チャンピオン(フランク・チャンピオン)はテキサス州シャーマン生まれの飛行家。大正6年に来日して各地で飛行ショーを行っていたのですが、10月30日、高知市での飛行ショーの最中に墜落して、33歳の若さで亡くなりました。この事故は関さんのお父さんも目撃していて、関さんはお父さんからその目撃談を聞いて育ち、記念碑の周辺が少年時代の遊び場であったことから命名したとのことです。
 この小惑星は、1996年12月8日23時30分頃に発見されたもので、1996 XR25と呼ばれているものです。発見位置はおうし座のM45プレアデス星団(すばる)付近で、光度は18等でした。ちょうどチャンピオンの一人娘ジーン・マスキュリンさん(89歳)が、事故から80年を経た平成8年(1996年)に、高知市柳原にある記念碑などを訪ねたときと合致していることから選ばれたのだと思います。
 チャンピオンは「鳥のように空を自由に飛ぶこと」を夢見て飛行家になったのですが、死後80年を経てついに宇宙を飛行することになりました。

1999年11月22日(月曜日)  万歩計:4205歩
 天体撮影はなかなか難しいものです。昨夜快心の出来映えと思われた土星の拡大撮影ですが、プリントして見るとボヤーっとしていて、カシニ空隙が全く写っていませんでした。フィルムの浮き上がりにも注意していたし、ピントも完璧だったはずなのですが、全然ダメです。黒い板を使って1秒程度筒先の開閉を行う方式で撮影したので振動は無かったはずです。眼視で観測したときには多少ピントがずれていてもカシニ空隙が見られるくらい大気の状態が良かったのですが、なぜ甘い星像になったのでしょう。カメラ(PENTAX SP)のプリズムの精度が悪いのでしょうか。
 今日は嬉しい報せがありました。PENTAX MEが完全に修理できるとのことです。このカメラは中学校3年生の時に今は亡き父(今年9月に亡くなった)に買ってもらったものです。私が就職するまでは非常に貧しい生活だったので唯一の高価な買い物でした。数年前に露出計が壊れ、修理用部品が無いので修理できないということでサービスセンターから返されたものです。しかし、天体撮影では露出計は使わないので、もっぱら天体撮影に使用していました。それも、半年ほど前にシャッターが動かなくなったのです。父の病が悪化してきた頃です。このカメラも随分働いたので疲れたのだろうと思い、修理に出さずに記念品としてずっと飾ってありました。ところが、なぜか突然(発作的に)修理に出そうという気持ちになったのです。大変古いカメラなので期待していなかったのですが、わずか\17,000でシャッターと露出計が修理可能との返事が来ました。思い出が詰まったカメラが完全に復活するのです。昼間の写真も撮影できます(最近の一眼レフは高価なので、ずっとレンズ付きフィルムを使ってました(笑))。それに、このカメラはファインダーの中央に透明の部分があるので、暗くて小さな天体のピントを合わせることが容易なのです。定年退職はまだ早いようです。まだまだこき使ってあげましょう(笑)。

1999年11月21日(日曜日)  万歩計:3234歩
 19日のしし座流星群を(眠っていたために)見ることができなかったショックで、「ひとりごと」を更新する元気がありませんでした。でも、やっと元気になりました。今夜は月が明るかったので惑星の撮影を行なったのですが、早い時間は大気の状態が悪く、土星が水泳をしている感じだったので、二重星や散開星団の撮影を行っていました。そして、月の撮影をやっているうちにフィルムを1本使い切ってしまったし、月の影響で散開星団すら見えなくなってきました。これ以上撮影を続けても収穫がなさそうだったので、モータドライブの電源を切り、片付けようとしていたのですが、その前にちょっと土星を見てみようと何気なく覗いてみました。なんと、これまでに見たことも無いくらい、鮮明な土星の姿が見えていました。土星の縞模様も見えますし、カシニの空隙も左右にはっきり見えます。これまでは、じーっと見ていると一瞬だけ見える程度だったのです。大気の揺らぎも全く感じません。
 大急ぎで拡大撮影の準備をし、ASA400のフィルムを装着し、20枚ほど撮影しました。のこり4枚は木星を撮影しましたが、大赤斑が手前にないのが残念でした。
 今日は久しぶりに須崎市の本宅の庭での撮影でしたが、ここは結構暗いし、1年中風が全く吹かないので拡大撮影には大変適しています。
 さっそく明日の朝プリントに出してみます。楽しみです。

1999年11月18日(木曜日)  万歩計:5224歩
 今回の獅子座流星群も悪天候で全国的に観測が不可能だったようですね。こちら高知県もダメでした。
 21時頃は高知市、須崎市は晴れていました。しかし気象衛星の画像を見るともう雲がそこまで迫っています。22時30分頃、芸西天文台に向かった友人から電話が入ります。「芸西村役場の看板を左に入ったけど場所がわからなくなった.....。」とのこと。電話でナビゲートしながら気象衛星の画像を見ると、高知市とその西は完全に雲に覆われていました。しかし、南国市から西と徳島県にはまだ雲がかかっていないようでした。芸西方面の天気を聞くと「良く晴れている」とのこと。このとき高知市はすでに完全に曇に覆われていました。
 まだ少し時間があるのでアメリカの流星関係サイトやヨーロッパのサイトに接続して、日本が昼の間に発生していなかったのか確認していました。
 23時30分ころまた芸西天文台に行った友人から電話がかかってきました。「完全に曇ってきた」とのこと。気象衛星の画像をもう一度見ると雲が東のほうにまで移って、あとは室戸岬と徳島県の海岸沿いが晴れているのみです。徳島県海南天文台のライブカメラにも綺麗なオリオン座が写っていました。「室戸岬に行け!」と指示を出した後、その旨掲示板に投稿しました。
 さあ、出かけようとしてその前に徳島県海南天文台のライブカメラをもう一度確認します。ゲゲッ!!かなり雲に覆われています。慌てて気象衛星の画像に切り替えると0時の画像がアップされたばかりでした。室戸岬にも雲がかかっています。
 このころ、室戸岬に向かった友人からまた電話がかかってきて、「今、奈半利(室戸岬の少し高知市よりの町)まで来たけど、雲に覆われている!」とのこと。すかさず、「徳島県の海沿いが晴れている感じなので、徳島へ向かえ」と言いました。友人の引きつった笑いが聞こえてきました。当然徳島に向かえるはずはありません。
 もうこれ以上努力のしようが無くなったので諦めて寝ることにしました。
 寝ているときに、「しまった、電波観測すればよかった!!」と思いましたが、今からでは間に合いません。こんなに悪天候に見舞われるんだったら、天気があまり関係無い「電波観測」の研究をしておけば良かったと思います。学生時代に第2級アマチュア無線技士の免許を取り、いろいろなアンテナを自分で作成し、海外から発信されている微弱な電波を受信し、モールス信号で交信したりしていたのです。無線機は1.9MHz~28MHz、144MHz、430MHz、1.2GHzのアマチュア無線帯とその周辺を広帯域に受信できる無線機を2台所持しています。アンテナの作成は得意なのでなにも問題ありません。以前、流星の電波観測の記事を読み、大変興味を持っていました。
 よーっし、これからは電波観測だ!!

1999年11月17日(水曜日) 晴れ 万歩計:511歩
 昨夜は午前0時頃から2時30分まで観測しましたが、しし座方面からの流星が3個、散在流星が1個しか確認できませんでした。天気は快晴、透明度は良好でした。
 18日に期待しているのですが、こちら高知県では、現在(17日19時20分)快晴で透明度は良好ですが、これから天気が悪くなると予報されています。
 昨日24mmの超広角レンズを購入したのですが、覗いてみると非常に暗いです。ファインダーからオリオン座がやっと確認できる感じです。使えるカメラが1台しかないので超広角レンズで対処しようとしたのですが、適してはいないような気がします。やはり50mmF1.4の標準レンズを使って好きな星座に向けて待ち構えているほうが良いようですね。
 今から少し寝て0時ころから観測を行います。
 このまま天気が持ちこたえてくれますように.......。

1999年11月16日(火曜日) 晴れ 万歩計:4345歩
 今日はついに24mmの超広角レンズ(新品同様の中古)を購入しました。Kマウントの広角ズームレンズは持っていたのですが、PENTAX MEが修理中なので、PENTAX SPに付けられるねじ込み式の広角レンズが欲しかったのです。それに一昨日の星景写真の撮影時にも、「広角レンズがあったらなあ.....」という場面ばかりでしたから。
 早速しし座流星群でデビューします。18日0時~明け方の天気が心配なので、第1陣として今夜(16日夜~17日明け方)撮影をしてみます。天体撮影(観測)に明日はありませんからね。「明日撮影しよう」と思って何度曇られたことか....。高知市は今のところ雲は少しありますが、徐々に晴れ間が多くなってきました。ステラナビゲータを使って流星記録用星図もプリントしたし、ASA1600のフィルムを24枚撮り3本、36枚撮り2本も用意しました。あとは運まかせです。
 では、いってきまーす。

1999年11月15日(月曜日) 雨のち曇り 万歩計:3738歩
 今夜は雲の合間から透明度の高い星空が見えていますが、天体観測をするには雲が多すぎます。南海上に発生した台風は時速30キロで北東へ移動しています。獅子座流星群の極大日には遠くへ過ぎ去りそうです。
 今日は初心者親子で見る天体望遠鏡をリンクしました。さすが、グラフィックデザイナー、ハイセンスです。頻繁に更新されていて、次はどんな話題が掲載されるのか楽しみです。
 芸西天文台の関勉さんによると、リニア彗星C/1999 S4が14.9等まで増光して、ぎょしゃ座を移動中のようです。ぎょしゃ座のカペラの南にある明るい星ハッサレーのすぐ近くです。この彗星は2000年7月中旬には地球にかなり近づき3.7等(肉眼で見ることが可能)まで増光すると予測されています。

1999年11月14日(日曜日) 晴れ後曇り 万歩計:3120歩
 昨夜は散開星団の撮影をするつもりだったのですが、風が強かったので星景写真を撮影しました。
 須崎港に停泊している貨物船や工場を全景に、南の星座を撮影してみました。肉眼では1つか2つしか星は見えなかったのですが、写真にはたくさんの星が写っているはずです。
 佐川町立山崎記念天文台を前景にはくちょう座の固定撮影をしているときに、はくちょう座にそって流星が流れました。明るい流星ではなかったのですが、ASA1600のフィルムを使っていたので写っている可能性があります。初めての流星撮影成功かもしれないと楽しみにしています。

1999年11月13日(土曜日) 晴れ 万歩計:4123歩
 アクセスカウンターが8000を越えました。本当にたくさんの方にご覧頂けるようになり、感慨深いものがあります。1年前の今頃は1日当たり9人のアクセスで、アクセスカウンターは950でした。今では1日に30人以上もご覧頂けるようになりました。
 リンクをしてくださった方々にまずお礼を申し上げます。リンクされる数が増えるにしたがってアクセス数が確実に増加しています。ありがとうございました。
 これからも「ど素人だからできる一風変わった天文ページ」という路線で増強して行く予定ですのでよろしくお願いします。
 さっそくですが、今夜は20cm F10(2000mm)のシュミットカセグレン望遠鏡にF6.5くらいのレデューサを付けて、1300mm直焦点撮影で散開星団を撮影してみようと思っています。フィルムはASA1600の高感度を使い、短時間露出をしてみます。二重星ならF10(2000mm)でも2秒で良いので、散開星団でも結構写ると思うのです。周辺の微光星が写らない分、散開星団の特徴が表現できるかもしれません。

1999年11月12日(金曜日) 雨後晴れ 万歩計:5060歩
 今日はむちゃくちゃ眠かったです。昨夜は会社の仲間と焼肉を食べに行きましたが、焼肉だけですぐ帰る予定が、「もう一軒だけ付き合ってください」の誘いにのって飲み屋さん(綺麗なおねえさんがいるタイプの店)に行ったのです。そのあとも調子に乗ってさらに一軒馴染みの店(綺麗なお姉さんがたくさんいるタイプの店)に行ってしまって、結局家に帰ったのが2時前。そのあと酔っ払った頭でHPを少し更新したような記憶があります。5時半ころ腹痛のため目がさめ、そのままIAUCやMPECなどで彗星や小惑星の発見情報や追跡情報を調べていてかなりの寝不足です。
 夕方になって晴れてきたので、昨日ちぎれたコネクタを修理しました。撮影に行こうとしましたが、会社から家に帰る10分間に居眠り運転になるような状態だったので諦めて早く寝ることにしました。
 明日は晴れる予報だし、月が早く沈むので徹夜で撮影するぞ!

1999年11月11日(木曜日) 晴れ 万歩計:2600歩
 ガイド望遠鏡に追尾用CCDカメラのリングを差込むわけですが、そのリングの径がわずかに小さくてガタガタしていることをすっかり忘れていました。差込まれるほうのリングに2箇所穴をあけてねじで締め付けるように改造しました。穴をあける工具や3mmのネジをDIYショップで購入(2,200円)し、見事対策完了です。
 昨日は、成果を試そうと気合を入れていつもの仁淀川河口付近の堤防に行って組み立てたのですが、追尾モータの音が変なのです。コントローラで望遠鏡の向きを変えようとしてもうまく動いてくれません。コネクタのはまりが浅いのかなと触っていたら、コネクタから線がブチッと取れてしまいました。ぎゃー、これで2度目です。コネクタの金属部分だけ赤道儀にささったまま、はんだ付けしている部分から取れてしまいました。
 運悪く赤径モータのコネクタなので星がどんどん視野の外に出て行きます。せっかく組み立てたのだからと、モータドライブなしで眼視観測を行っていましたが、そのうち雲が出てきて早々と撤収してしまいました。
 明日もDIYショップに行ってコネクタを購入し、修理しなければなりません。ついでに電源コネクタもスポッと抜けないものに改造しようかと思っています。
 どんどん自分仕様に変わって行く機材にますます愛着が湧いてきました。

1999年11月10日(水曜日) 晴れ 万歩計:?歩
 みなさまお久しぶりです。お元気でしょうか。このコーナーの更新が中断していましたが、風邪をひいてダウンしていた訳ではありません。このところ高知県は天気が良く、連日のように天体観測に出かけているので、ひとりごとを更新する時間がとれませんでした。
 昨夜は風が強くて寒かったのですが、透明度が高く、電球をちりばめたような星空でたいへん感激しました。深夜まで天体観測以外の用事が続いたので眼視による星見だったのですが、カシオペア座からぎょしゃ座にかけての冬の天の川もくっきりと見られました。でも、やはり寒かったです。

1999年11月6日(土曜日) 晴れ時々曇り 万歩計:6574歩
 予備のサーバーが快調に動作しています。故障したサーバーのディスクをチェックしたのですが機械的な故障は発見できませんでした。なんらかの理由でNetwareが異常動作してデータを破壊していたようです。
 やれやれと思っていたら、今度は営業店舗のお客様用の端末がうまく動作していないとの連絡が入りました。ハードディスクに不良クラスタがたくさん発生し、プログラムの一部が壊れているようです。大急ぎで代わりの端末を構築し、4時間後に復旧しました。
 夜は雲の多い天気になってしまいました。惑星の撮影なら露出時間が少なくて良いので、雲の合間から可能な感じです。
 この前の撮影で二重星が簡単に撮影できることを発見してしまったので、撮影できそうな二重星を探しています。ところが、作業は全く進んでいません。なぜなら二重星のカタログを持っていないのです(笑)。世には、ジョン・ハーシェルによるカタログ(hを付けた番号)、W・ストルーベによるカタログ(Σを付けた番号)、O・ストルーベによるカタログ(OΣを付けた番号)などがあることは知っているのですが、さて、ど田舎の高知県でどうやって手に入れましょうか。明日は仕事が休みなので二重星のカタログを探しに行くことにします。

1999年11月5日(金曜日) 晴れ 万歩計:5600歩
 昨日は結局観測には行きませんでした。その代わり天体写真のコーナーに二重星のページを作成しました。むちゃくちゃ久しぶりの更新です。
 今日は本社の基幹業務で使っているNetwareサーバーのシステムエリア(ユーザ名やパスワード、アクセス権など記録しているデータベース)が壊れ、ネットワークの一部が不安定になってしまいました。動かなくはないのですが、ものすごく遅く苦情が殺到しました。従業員が帰った後、一晩かけて予備のサーバーを構築しています。

1999年11月4日(木曜日) 晴れ 万歩計:?歩
 今日は大量に更新しましたので、もう疲れてしまいました。でもこの前撮影した二重星がまだ更新できていません。画像はとっくにできているので後一歩なのですが、やはり彗星の発見情報と軌道図を優先してしまいました。それと、「しし座流星群を見よう」のページを1999年版にすることをすっかり忘れていたので、慌てて更新しました。あぶなかったです。
 今夜も星空が見えています。現在21時30分。ホームページを更新している場合じゃないです!これから急いで撮影に行かなければ.....。
 明日の仕事、大丈夫かなあ.....。

1999年11月3日(水曜日) 晴れ 万歩計:3213歩
 今日は望遠鏡を使わずに「星見」を楽しみました。透明度は昨日より少し悪かったのですが、全く雲が無く天の川も良く見えました。まるで電球を撒き散らしたような星空は筆舌に尽くしがたいほど美しく、いつまで見ていても飽きることはありません。
 いつまでもこの美しい星空を残さなければなりません。

1999年11月2日(火曜日) 晴れ 万歩計:4310歩
 いやーーっ、星が見られる日が多くなってむちゃくちゃ忙しいです(喜んでいます)。
 このところ連日で撮影していた200mm望遠レンズによる天体写真ですが、今回は綺麗に撮影できました。望遠レンズを取り付ける土台部分のガタが原因だったようです。でも、1枚だけわずかにぶれている写真があるのでまだたわんでいる部分がありそうです。
 二重星の写真に初めてトライしてみたんですが、結構良いできばえです。20cm F10のシュミットカセグレンの直焦点撮影で行いましたが、ASA1600のフィルムを使って露出3秒でOKです。ちょっと露出オーバー気味なので2秒程度が良いようです。久しぶりに天体写真のコーナーを更新できます。
 今回の二重星の撮影で大変良いことに気づきました。カメラのすりガラスのようなファインダーでピントを合わせるのは難しいものですが、二重星でピントを合わせると楽に合わせられますね。2000mm直焦点だと白鳥座のアルビレオが良いです。拡大撮影だといるか座のγ星がつかえますね。こんなこと常識なのかもしれませんが......。

 と言うわけで現在二重星のコーナーを作成しています。画像がやっと完成しましたのであと一息です。お楽しみに。
 と言っている間に新彗星が発見されていますので早く軌道図も掲載したいのですが遅れています。少々お待ちください。
 明日も晴れそうなので天体撮影です。ちなみに明日は仕事です。倒れそうなくらい眠くなりそうです。

 今夜は寒かったのですが、透明度が高かったのでいつもより遠出をして横波スカイラインまで行ってみました。砂をばら撒いたような星空です。いつも行っている仁淀川河口近くよりも断然暗いし風も少ないです。
 観測をしていたら、ルーズソックスにセーラー服姿のすっごく元気な女子高生2人が『星を見せてもらえませんかーー。』と言ってやって来ました。

  -- ここまで書いて疲れたので、続きはまた明日ということで失礼します.....(バタッ)。 --




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