1999年12月31日(金曜日) 晴 万歩計:3632歩
高知県の田舎で大晦日にネクタイ締めて歩いている人は少ないです(笑)。自分が変な人に感じます。
今日も仕事でした。西暦2000年問題に対応するために21:00頃までに全社のコンピュータを停止させました。年度が変わって1月1日午前0時15分から全社のコンピュータを稼働させて簡単な動作試験を行いました。
それまでには少し時間があったので人様のご家庭にお邪魔して年を越すことにしました。すごく美味しい年越しそばやお寿司などをご馳走になり、数年ぶりに文化的な年越しでした。
2000年になって3分ほど経過すると携帯電話に「しばらくお待ちください」という輻輳状態による発信規制が表示されたので、緊急時の連絡が取りにくいと困ると思い急いで会社に走りました。すでに、営業店舗からの電話がジャンジャンかかってきていましたが、その大部分は「正常に動作している。」という連絡でした。
午前3時近くになって、やっと全店のシステムが正常に動作しているという確認が取れたので家に帰ることにしました。
コンピュータ本体によっては、電源を落としていても時刻が異常になる機種がありましたが、時刻の設定をやり直すと正常に動作しています。
では、みなさま来年もよろしくお願いします。
おやすみなさい。
1999年12月30日(木曜日) 晴 万歩計:3201歩
今年も年末年始を休むことができません。特に今年はコンピュータの西暦2000年問題に対処するため、24時間拘束されています。私は情報システム担当の管理職なので、経営者側からこの期間の有給休暇の取得禁止令を出されてしまいました。
会社のシステムはいろいろな会社が開発したOSやネットワークOS、アプリケーションソフトが複雑に連携していて、「えっ」と思うような部分で聞いたことも無いような開発会社のソフトが動作していたりして、完全にチェックすることは困難な状況です。
今のところ動作試験での異常動作はすべて解決できていますが、「当社のシステムは大丈夫です」とは決して言いきれない緊迫した状況が続いています。
1999年12月29日(水曜日) 晴 万歩計:3232歩
今夜はモヤがかって透明度が悪いです。
最近実験的な試みをいくつか行っています。
20cm F10シュミットカセグレンにレデューサをつけてF6.3(1300mm)にし、フィルムはASA1600でオリオン座のトラペジウムを8秒露出してみました。軟弱なガイドシステムですが、10秒程度だと全くぶれていません。GSCで調べると13.4等まで写っていました。また北極星を15分くらい露出してみましたが、13.8等が鮮明に写っていました。でも15等は全く写っていません。もっとも、15分露出するとブレてしまいますが。
この辺が私の活躍の限界のようです。これまでは、200mm望遠レンズを用いての10.5等程度が活躍の限界だったのですが、14等近くまで撮影できるとなると、明るい超新星や小惑星の撮影が可能です。今後は活躍の場が広がりそうです。
1999年12月28日(火曜日) 晴 万歩計:3111歩
毎日更新のはずのひとりごとが5日間も更新できませんでした。でもその間、機材のページや彗星情報のページは更新しています。それに、関勉さんのHPページの芸西天文台通信も更新しました。
最近は1300mmの直焦点撮影を楽しんでいます。望遠鏡でどんなに目を凝らして観測しても何にも見えない宇宙空間が、写真に撮影すると真っ赤な散光星雲として写し出されます。ガイド鏡が910mmでオートガイダーが入門者向けなので、思いっきり上下左右にぶれます(笑)。フォトコンテストに出しても絶対に評価されない写真ですが、短焦点では写らないものがしっかり写るので、その点が楽しいところです。
無謀な挑戦シリーズ用の写真ができたので、現在そのページを作成中なのですが、仕事が忙しくなかなかはかどりません。明日の夜あたり更新できそうです。
1999年12月23日(木曜日) 快晴 万歩計:2114歩
マックホルツ第2周期彗星が地球に近づきつつあります。現在地球との距離は約0.5AU(太陽と地球の平均距離の半分)まで近づいています。このあと1月中旬の約0.33AUまでどんどん近づいてきます。
12月21日、コメットハンター関勉さんのHPのOAA(東亜天文学会)彗星課報告12月21日号にて報じられた<奇妙な拡散状天体>について私なりにいろいろ調べてみました。最新の軌道要素をもとにいろいろ計算させてみたのですが、結局良くわかりませんでした。マックホルツ第2周期彗星のD核とA核の間にB核がある計算になるのですが、B核よりさらにD核に近いところにある天体のように思います。関さんが撮影された写真(原画)が手元にあるのですが、非常に淡い光が広い範囲に広がっており、どう見ても彗星像に見えます。マックホルツ第2周期彗星は7つの核に分裂したという話も聞いています。今回の回帰ではまだ確認されていない核なのでしょうか。GSCをもとに位置を特定しようと思ったのですが、私の能力では無理でした。ちなみに、OAA(東亜天文学会)彗星課報告12月21日号の写真は北が上になっています。皆さんも調べてみてください。
1999年12月22日(水曜日) 晴れ 万歩計:622
やはり冷却CCD一式が欲しいです。持ち株を全部売却しボーナスを加えたらST-7EとLRGB用のフィルターボックス、スカイセンサーなど必要機材全部買えそうです。
昨日から「ハイパー家計簿4」(1年ほど前に購入した)を使って家計の財務管理を行っています。このソフトはなかなか優れものです。現金、銀行ごとの預金、株などの資産状況の変動が一目でわかります。未来の給与や出費予定、ローンの返済予定など先に入力することにより、資金の焦げ付きなど先に発見することもできます(管理会計ができる)。
流動資産と流動負債を入力してみた結果(ルンルン).......。
(ゲッ)私の財務状態は95万円の債務超過と判明しました。
やはりボーナスと高額医療費の払い戻しは借金の返済に充当する必要があります(涙)。
ああ!冷却CCDが~~......。
1999年12月21日(火曜日) 晴れ 万歩計:3611
このところ急激に寒くなり体調が少し悪いです。今日の昼間、高知市の平野部でも雪が少しだけ降りました。夜は非常に透明度が高かったのですが、満月近くの強烈な月明かりがあり、北極星すら見づらい状況です。
ボーナスが出ました。当社のボーナス月数は非常に少ないのですが(その分毎月の給与が多い)、嬉しいです。それに高額医療費をまとめて申請していたのですが、かなりの金額が戻ってきました。まとめて申請した理由は、つい最近まで高額医療費の制度について知らなかったからです。家族みんなが健康なうちには関心が沸かないと思いますが、一ヶ月の医療費が数万円を越えるようになると勉強しておくと良いでしょう。基準を超えた医療費が戻ってきます。
1999年12月19日(日曜日) 曇り時々晴れ 万歩計:不明
今日は磯釣りに行く予定だったのですが、風が少し強かったし、非常に寒かったので中止し、須崎市内の山間部をドライブしました。峠を越えるときに白いものがハラハラと散っているではありませんか。今季節初めて雪を見ました。最低気温の予報も0度と発表されるようになり、寒くなりました。
テンペル第一周期彗星が明け方の東の空に見えてくるはずです。地球が彗星を追いかける感じで近づきますし、彗星が2000年1月2日に太陽に最も近づくので、今後少しずつ明るくなるはずです。5.5年周期で回帰するのですが、今回は少し距離が離れています。どこまで明るくなるのでしょうか。
スペースウォッチ彗星(C/1997 BA6)が発見から3年近くかけてやっと最接近すると思ったら、南に下がってしまい日本からは見えなくなりました。13等台で観測されていたのに......。
1999年12月18日(土曜日) 曇り 万歩計:4021歩
このところ雲が多くて天体撮影ができません。今夜も薄雲がかかっていて、月の明かりと木星のわずかな光りが雲を突き抜けて見えています。
一週間ほど前、関勉さんが『COMET BULLETIN No.462 Dec.1 1999』と『COMET BULLETIN No.463 Dec.2 1999』をわざわざ私の会社まで届けてくださいました(恐縮です)。
それによるとマックホルツ第2周期彗星がいよいよ観望の好期を迎えるとのこと。早速記載されていた最新の軌道要素(中野主一さんによる)を元に軌道図を作成してみました。詳しくは「入門者のための彗星情報」をご覧ください。
1999年12月17日(金曜日) 曇り 万歩計:3620歩
私のHPのアクセスカウンター8000番をゲットされて、「記念碑」のページに登場戴いているTerrashさんが最近、Pieces of UniverseというHPを開設されました。私が昨夜訪問したときにはアクセスカウンターがまだ178だったのですが、もう207までアップしています。20cmニュートン反射望遠鏡を使った星雲、星団、彗星、流星などの写真が掲載されています。ぜひご覧ください。
月が明るくなってきました。明け方コースで撮影することになりますが、ウーー、眠いし寒いし.....。でもオリオン座からおとめ座にかけては魅力的な天体がたくさんあります。
冬の透明度の高い夜空に電飾のようにギラギラ輝く星座を見ると、ついつい欲張ってしまって広角レンズや標準レンズで撮影してしまいます。そしてなるべくたくさんの星が写るように露出を思いっきりかけてしまうものですから、砂の写真のようになってしまって、星座がどこにあるのかすらわからなくなってしまうのです(笑)。今年はもう少し落ちついて、冬の夜空に輝く星雲や星団をひとつひとつ狙ってみたいと思っています。
1999年12月16日(木曜日) 快晴 万歩計:4748歩
12月7日に撮影した写真(無謀な挑戦)や芸西天文台に行ったときの写真など60枚ほどのプリントが仕上がってきました。
1300mmで撮影したオリオン座のM42や、2000mmで撮影したM42の中のトラペジウム、1300mmで撮影したすばる(M45 プレアデス星団)など、結構嬉しくなるようなものがありました。と言っても一般的な天体写真家にとっては失敗作として捨てしまうような写真なのですが....。私にとってはベストショットになるとともに経験値アップになりました。
写真はスキャナーから取り込み、画像処理も完了しているのですが、HPに掲載する時間がありません(ひとりごとの更新も滞っています)。でも、このところの異常な忙しさはやっと峠を越えました。もとのペースに戻ることができそうな雰囲気です。
あらゆるところに不調が発生していた機材も自力で修理、補強できて、このところ快調に動作しています。今年の冬はますます無謀な挑戦をしようと、いろいろ画策している今日このごろです。
1999年12月12日(日曜日) 快晴 万歩計:2303歩
昼間は快晴で、比較的暖かいすばらしい天気でした。一日中ドライブしていたのですが、途中で芸西天文台に立ち寄ってきました。当然、誰もいなかったのですが、天文台周辺の様子や記念写真を撮影してきました。明日プリントに出すので「芸西天文台訪問記(仮題)」でも作成しようかと思っています。
明日、1300mmや2000mmの直焦点撮影した散開星団やオリオン座大星雲の中にあるトラペジウムを写したフィルムをプリントに出します。「無謀な挑戦シリーズ」更新なるか!!
今夜は須崎市の本宅で1300mmの長時間ガイド撮影に挑戦してみました。ガイド用CCDカメラの接眼部分の補強は完璧です。それにリング部分のガタも解消されました。オートガイダーのコネクタ不良もはんだ付けが成功したようで快調に動作しました。しかし、電源部分のコネクタが接触不良になりやすいので別の形状のものに取り換える必要がありそうです。ひさしぶりに機械が機嫌良く動いてくれました。
撮影のほうはオリオン大星雲を撮影している最中にうす雲が出て失敗してしまいました。その後しばらく待っていたのですが、晴れる気配が無いのでシブシブ片付けたのですが、すべて片付け終わってから晴れてきました。天体撮影なんてこんなもんです。
やはり本宅は良いです。風が全く吹かないし、露はドライヤーで吹けば一瞬で消えるし、露出中は家の中で暖かくしていられるし。片道1時間20分かけてでも撮影の成功率を考えると、風が強くて明るい仁淀川河口よりも本宅に帰ってきたほうが良いのかなあ。
1999年12月10日(金曜日) 晴れ 万歩計:6714歩
昨夜は快晴でした。仕事がズルズル尾を引いてしまい、いつもの観測場所(仁淀川河口西側堤防)に行った時には、わし座の新星は山の向こうに沈んでいました。
外気温は11度と比較的暖かかったのですが、やはり風があります。雲は全くないのですが、透明度がいまひとつで、冬らしいスカッと抜けるような空ではありません。東の方の高知市の光りと南のほうのナイター(学校がある)の光りも強く感じます。結局、望遠鏡を組み立てる気にもなれず、10分くらい肉眼で眺めて帰りました。
この場所は会社や高知市の住居から30分~40分の距離なのに結構暗いし、車が全く通らないのでよく利用するのですが、いつも風が吹いています。
もっと良い場所はありませんか?
1999年12月9日(木曜日) 晴れ 万歩計:2480歩
天気予報によると今夜は晴れとのこと。月も出ないので風の吹かない須崎市の本宅に帰って散光星雲や銀河の撮影をしようと思っています。調子が良ければ徹夜で撮影して、明日は休暇をとることにします。それとも、久しぶりに天狗高原に撮影に行こうか....。
さきごろ、見過ごされていた彗星が発見されました。SOHO(太陽観測衛星)が撮影した1997年5月から7月の画像からの発見です。
彗星は太陽系の北から太陽系に接近し、木星の軌道付近を横切って太陽系の南に移動し、1997年6月下旬に太陽に最接近しました。その後放物線軌道を描き、太陽系の北方向のはるか彼方に移動しています。しし座の方向(獅子の尻尾の付近)にあるはずですが、観測は不可能なほど暗くなっていると思われます。
1999年12月8日(水曜日) 晴れ 万歩計:3729歩
朝から夜まで快晴で暖かい一日でした。
わし座新星の観測に行きたかったのですが、会社でグズグズしていたら沈んでしまいました。19:30ころ会社を出て、さあ天体撮影に行こうと思ったら、いきなり西の方から雲が出てきて、20分くらいの間に全天に大きなうろこ状の雲が出てしまいました。諦めて家に帰ったのですが、22:00ころに電話がかかってきて、「雲なんか出てないよ!オリオン座も綺麗に見えるし....。」とのこと。なんという不運。今から出て行く気力も無いので今夜はぐっすり眠ることにします。
1999年12月7日(火曜日) 晴れ 万歩計:3121歩
今夜は会社を出るのが遅れたので、わし座新星の観測は無理かと思いましたが、ぎりぎり間に合いました。
もう肉眼では見えなくなりましたが、手のひらサイズの双眼鏡を使えば楽に見ることができます。わし座δ星の右にある22番星(5.6等)と同じくらいの明るさになっていて、明るいオレンジ色をしています。12月3日の3.8等がピークだったようです(そのときの写真はこちら)。
今夜は2000mm直焦点でオリオン座大星雲のトラペジウム(星が大量に生まれている領域)や、すばる(M45 プレアデス星団)、ペルセウス座の二重星団をASA1600の高感度フィルムを用いて短時間露出で撮影してみました。いるか座のγ星(二重星)をこの前撮影したときにピンぼけだったのかブレたのか、だるま状に写ってしまったのでそれも撮りなおしました。そして、レデューサをつけて1300mmでいくつかの散開星団などを撮影してみましたが、ちょっと焦点距離が長すぎますね。
以上の写真がうまく撮影できていたら「無謀な挑戦シリーズ」に掲載できます!!
今日は会社からの帰りだったのでスーツ姿(コートなし)で撮影していました。車の中に暖かい上着があるつもりだったのですが、そうです、日曜日に部屋に持って帰っていたのです。21時30分ころには寒くて星を探す元気もなくなってしまいました。寒さの限界に達したので最後の力を振り絞って片付け、車に乗ると外気温が6度まで下がっていました。寒いはずです。
北国の人にとって6度は暖かく感じるのでしょうが、南国高知県では6度はむちゃくちゃ寒いです。3度になると観測は不可能です。0度になると仮死状態になります。
1999年12月6日(月曜日) 晴れ時々曇り 万歩計:1823歩
わし座新星を観測したかったのですが、雲が多い天気です。夜になると時雨が降ってきました。寒いです。
モニターにオートガイダーの十字線が表示されない原因がわかりました。モニター接続用のコネクタがプリント基板に直接くっつているのですが、半田付けしている部分が少しだけ剥離してしまって、プリント基板との間に隙間ができて断線していました。半田ごて片手に自分で修理しました。多めに半田を使って強化しましたのでもう大丈夫でしょう。
サービスセンターに送ろうと決心する直前に、カメラ入力コネクタはがっちり固定されているのに、モニタ出力用コネクタは上下左右にグラグラしていることに気づいたので、いくつかのネジをはずしてバラバラにしてみました。プリント基板にあやしげな部分があったので、テスターで調べてみると断線していることがわかったわけです。
前回オートガイダーを修理に出したら2ヶ月も待たされてしまった(新品で帰ってきましたが)ので、今年の冬は撮影ができないのかなと諦めていましたが、なんとか自力で修理できて良かったです。
やれやれ、世話が焼けます。次はどこが壊れるのでしょう。
1999年12月5日(日曜日) 曇り時々雨 万歩計:2733歩
土曜日にも『わし座新星(Nova Aql 1999 No.2)』の撮影に行きたかったのですが、雲が多くて不可能でした。今日はときどき雨がパラパラと降ります。少し減光しているとの情報もあります。
またまた、機械トラブルです!!
もういやです。撮影に出かけるたびにどれかの機械が壊れます。このところまともに動作したことがありません。金曜日にわし座新星を撮影した後、散光星雲を撮影しようと思い、ガイド用CCDカメラとオートガイダーの準備をしていたのですが、モニターに十字線が映らないではありませんか。接続コードを抜いたり挿したりしていると一瞬だけ表示されたりします。でもそのうち全く表示されなくなってしまいました。おまけにモニターの乾電池が尽きてしまうし、冷たい風がビュービュー吹きだすし.....。
赤道儀のギヤの弛み、ガイド用カメラの接眼部の弛み、オートガイダーのROMの消去、カメラのレンズ取り付け部のネジの弛みなどなど、原因を突き止めるまでが一苦労です。そして今回のトラブル。
全部捨てて買い換えたくなりました。
1999年12月3日(金曜日) 晴れ 万歩計:4729歩
今夜は18時に仕事を終えて、大急ぎでいつもの仁淀川河口付近の堤防に、最近話題の『わし座新星(Nova
Aql 1999 No.2)』の撮影に行きました。20時になると西の空に沈んでしまうので、果たして間に合うのだろうかと思いましたが、なんとか40分間程度観測ができました。
『わし座新星(Nova Aql 1999 No.2)』は12月1日(世界時間)に6等星で発見されましたが、その後さらに増光しています。私の観測では3.8等程度と感じました。
200mm望遠レンズを装着したカメラにASA1600のフィルムを入れて、1分~6分まで露出時間を変えながら7枚ほど撮影してみました。
明日の夜には『わし座新星(Nova Aql 1999 No.2)』のページを作成し、写真と詳細な場所がわかる星図、それに入門者向けの観測方法など掲載しようかと思っています。肉眼で観測できるほど明るくなる新星は非常に珍しいし、しばらくするとまた暗くなると思います。それに、わし座は徐々に西の空に沈む時間が早くなりますので早いうちに観測してみましょう。
1999年12月2日(木曜日) 万歩計:2103歩
このところ新彗星が発見されていませんので、近々回帰しそうな周期彗星の情報を「入門者のための彗星情報」に掲載しようかと思っています。新彗星ならともかく、短周期彗星はキャリアのある人の解説にはかないませんけどね......。
200mm望遠レンズで撮影できそうな彗星はひとつもありません。現在のところ2000年7月に地球に最接近するリニア彗星(C/1999
S4)が最有力です。
私のページには百武彗星の写真もヘール・ボップ彗星の写真もありません(新参者ですから)。凄く淋しいです。
早く来い来い大彗星!!
1999年12月1日(水曜日) 万歩計:4543歩
このところ大変忙しく、ひとりごとの更新ができなくて申し訳なく思っています。
でも、コメットハンター関勉さんのHPを更新しました。12月になったので「ノンフィクション劇場(ホウキ星と50年) 第10幕 ああ”岡林・本田彗星”」を作成(入力)していたのです。このページは東亜天文学会(OAA)の会誌「天界」に関勉さんが毎月連載されているノンフィクションを半年遅れで掲載しているものです。関さんは天文を題材にした物語や本をたくさん出版されていて、何度も文学賞を受賞されています。その豊かな表現に、時間の経つのも忘れて読みふけってしまいます。天文関係のHPでは貴重な読み物のページです。ぜひご覧戴きたいと思います。
昨夜は肉眼で星見を楽しみましたが、寒い季節にしては透明度がいまひとつで薄雲が出たりしました。星座の写真を撮れば自然のフォギーフィルター(ソフトンフィルター)がかかって明るい星がより大きく写り、わかりやすい星座写真になったことでしょう。今夜の高知県は久しぶりに雨が降っています。雨が降っては撮影ができないので落ち着いて関さんのHPの更新ができました(笑)。
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