<M45プレアデス星団(すばる)>
青いガスに包まれているM45を表現したかったのですが、
ちょっと、透明度が低かったようです。
左の写真は200mmの望遠レンズで撮影し、少しトリミングしたものです。上の写真は中央部の拡大スキャンです。 青いガスに包まれている様子がわかりますか。 |
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1998年12月13日 撮影地:高知県須崎市 フィルム:Fuji Super G1600 ACE (横波スカイライン) カメラ:PENTAX SP レンズ:200mm F4.5開放 写真店にてプリント Vixen GP-SC200L + GA-4にて手動ガイド修正 Photoshop Version 5.0でコントラストと色調を調整。 M45(Mel.22) おうし座の散開星団(c) 赤経:03h47.5m 赤緯:+24゜07′ 光度:1.6等 視直径:120′ 距離:410光年 冬の寒い深夜、天頂付近を見上げると、透き通った夜空にこじんまりと集まっている星の集団を見ることができます。これが、M45プレアデス星団です。日本では平安朝の時代にはすでに「すばる」と呼ばれて親しまれていました。平安朝のエリートOLだった、清少納言もこの星には思い入れがあったようで、枕草子のなかで「星はすばる、ひこぼし、明星、夕つつ、よばひぼしをだになからましかば、まして.....。」と書いています。 肉眼では6個程度見る事ができますが、実際には約140個の星団です。青白いガスの中にあり、ガスと星が供に、はと座η星付近に向かって、秒速20Kmで移動しています。高温の星の集まりで、約5000万年という非常にに若い星団です。 |
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Copyright © 1998 Mira.