冬の天文教室を開催しました

 2月28日は芸西天文学習館冬の天文教室という16時30分から20時30分までの長時間タイプの一般公開がありました。長時間タイプの一般公開は年間4回あります。今回は初めてのチーフだったので、時間割や講師へのお話のお願い、司会とちょっと緊張の一般公開でした。


高知県文教協会理事長さんのご挨拶

 最初は、川添講師によるベテルギウスの超新星爆発についてのお話がありました。
 この後、15cm屈折望遠鏡に太陽観測フィルターを付けて、太陽黒点を見てもらう予定だったのですが、あいにくの曇り。お話の間、このあとどうするのか頭がフル回転です。


川添講師

 太陽観測はできそうにないので、松木講師に5月21日に起きる日食のお話や冬の星座のお話をしていただきました。小学生も夢中になって聞いています。
 小学生の心をつかむお話のテクニックは学ぶべきところが多いです。でも、なかなか真似のできるものではありません。


大型スクリーンに投影しながら日食のお話

 その後1時間程度の夕食休憩をとった後、ドームに移動しました。
 雲は少しずつ薄くなっているものの、霧の中で見ているような感じで、ピント合わせも難しい状況でした。
 でも、何も見えないより、ほんの少しでも見られると気分的に違うので、言い訳タラタラで70cm望遠鏡で金星、木星、月を眺めてもらいました。眺めたというより、光の存在を確認したという感じでした。
 しかし、20時を過ぎようとしたころから急激に雲が薄くなり、望遠鏡でも綺麗に見られだしたので、学習館に戻っているはずの参加者をドームに呼んでくれるように声をかけると、「みんな帰ってしまった….」って。
 ガ~~~~ン。しまった。みんなあきらめてダラダラと帰ってしまったのでした。寒いし、ほとんどは小学生だったし、小さなお子さんと来ているとなかなか最後までいられないのは仕方ないですが、うまく引き留められなかったのは大いに反省しました。
 それでも熱心な数人はずっとドームにいて、予定の20時30分を超えて、21時過ぎまで、月明かりのない良好な星空の下、次々に天体を眺めて大いに盛り上がりました。
 今回の反省はかならず次回に活かし、たとえ曇ったとしても有意義な一般公開になるよう工夫をしますので、またおこし頂きたいと思います。



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2 comments for “冬の天文教室を開催しました

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