マクロレンズで虫の世界をよく眺めているのですが、じ~っと長時間眺め続けていると、おもしろい瞬間に出合うことがけっこうあります。
日曜日の午後、牧野植物園で地面を舐めるようにマクロ撮影していたところ、蝶が飛んできました。この蝶はツマグロヒョウモン(雄)と言いますが、警戒心がゆるいので30cmくらいまで近寄って撮ることができます。
ツマグロヒョウモン(雄)
PENTAX K-5 Silver
SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG
バシャバシャ撮っていたら、突然花が1本だけスポッと抜けました。蝶が口を引き抜こうとしたら、花が抜けて付いてきたのです。おかしくて吹き出しそうになりましたが、笑っている場合じゃありません。撮らなきゃ。
花が付いてきて焦るツマグロヒョウモン
PENTAX K-5 Silver
SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG
一眼デジカメのマクロレンズはピント合わせが難しくて、なかなかうまく撮れなくて焦ります。でも蝶の方は、花がなかなか抜けなくてもっと焦っている感じです。
口が簡単には抜けなくて焦りまくるツマグロヒョウモン
PENTAX K-5 Silver
SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG
抜けました~(笑)。花を元の位置に戻したように見えたんですが、角度を変えて撮った下の画像を見ると、足元に横たわっているのがあります。これが抜けた花なのでしょう。
蝶さん、口先のテクニックがまだまだですねえ(笑)。
再び蜜を吸うツマグロヒョウモン
PENTAX K-5 Silver
TAMRON AF 70-300mm F4-5.6 Di LD MACRO 1:2
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.
2 comments for “焦るツマグロヒョウモン”