蜘蛛は目がたくさんあるのだ

 自慢の超高性能マクロレンズ(通称カミソリマクロ)SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DGの調子が悪くなって、いろいろ原因を探っていたら、レンズを押さえつけるための最先端のリングが緩んで抜け落ちそうになっていることに気づきました。締め付けるための特殊な工具は持ってないので、いろいろ工夫してある程度締め付けました。
 そのテスト撮影をやっていたら、とつぜん目の前に小さなな蜘蛛が現れました。いつも窓ガラスにいて、ショウジョウバエなんかを捕っているやつだと思います。
 せっかくなのでモデルになってもらいました。


いつも窓ガラスにいる蜘蛛(目がたくさんある)

 なにやら目のようなものがたくさんあります。
 少なくとも6つは確認できます。
 動物はみな目は2つだと思っていたので、本物の目は2つで、他は義眼だろうと思いました。


後ろからの図

 どれが本物の目かなと思ってネットでいろいろ調べてみたところ、なんと、蜘蛛は目がたくさんあるということがわかりました。
 下に掲載した斜めから写した画像を見ると、目が8つは確認できます。


斜めからの図

 この蜘蛛はハエトリグモ(の子供)のようですが、目が8つあっても奇形でもなんでもないのです。
 目がたくさんある動物(虫を含む)がいるなんてこの歳になるまで知りませんでした(おはずかしい)。
 ハエトリグモは糸を張らず、そこら辺を走り回って餌をとる種類とのことです。
 人間に危害を加えることはありませんし、むしろ不快な虫を捕獲してくれるのでありがたい存在です。蜘蛛の多くは人間と良い関係を保っているのですね。それに近くで観察すると、結構かわいらしい動作をしています。
 ハエトリグモに出会ったら追い払ったりせずに、ぜひ虫眼鏡で眺めてみてください。好きになりますよ。



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2 comments for “蜘蛛は目がたくさんあるのだ

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