1月11日も快晴だったので、今度はイオン高知の敷地内で日周運動を撮ろうと、19時38分ころから3時間にわたって1000枚を超える画像を撮影しました。
その中の3枚目の画像に流星が写っていました。この日はISO-200という低感度で写していたので、マイナス等級の火球と言ってもよいくらいの明るさだったと思います。
下の画像の右下部(建物の一番明るい部分の上くらい)に縦に線が写っていますが、それが火球です。
PENTAX K-5 Silver
SIGMA 4.5mm F2.8 EX DC CIRCULAR FISHEYE HSM
2013年1月11日 19時38分
f/3.5, ISO-200, 10秒露出
イオン高知の上空を飛んだ火球(クローズアップ)
これだけ明るいとほかにも見た人がいるかもしれないと思って流星関係の掲示板を探してみたのですが、とくに情報は見つかりませんでした。
そこでとりあえず、Twitterに画像を流してその日は寝ました。
朝になると国立天文台岡山天体物理観測所のスカイモニターにも写っていたので報告するようにとの返信が入っていました。
大急ぎで位置を測定して火球掲示板に報告しました。
そのすぐ後に流星の軌道が計算され、掲示板に返信(投稿)されました。
その掲示板はこちらです。
複数地点からのデータを集めるとどの方向から突入したのかわかるのです。
これまで流星を写したくてずいぶんたくさんシャッターを押しましたが、小さなものばかりでした。今回のように流星なんか写すつもりがないのでISOをめいいっぱい低感度にしているときに限って火球が流れるものですね。ISO-1600くらいにしていたらもっと長く明るくて迫力ある画像になったことでしょう。残念。
で、本来の目的だった日周運動は後日掲載しますのでご覧ください。
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.