夜の滑走路を見たくて高知竜馬空港(高知空港)にやってきました。
まだ明るく、近くの公園では子供たちでにぎわっています。
北風が吹いて少し寒いです。でも天体観測中のあの生きる気力が失せるような寒さに比べたら楽勝です(単に薄着なだけですが)。
滑走路のライトも一部を除いては明るいうちは消えているので、薄暗くなるのを着陸誘導灯の中に入ってじ~~っと待ちます。高知空港は南側(東側)の着陸誘導灯の中を、堤防と一般の道路が2本横切っています。車で走っているとそんな実感は無いんですが。
しばらく待つと薄暗くなり、ライトが点灯しました。美しいです!中央にある白く大きなライトは縦にたくさん並んでいて、手前から順番に一瞬だけ強烈に光ります。遠くから見ると滑走路に向かって流れるようなイルミネーションを作り出しています。
飛行機はなかなかやってきません。ちょうど空白の時間帯にやって来たみたいです。
寒い中、堤防に座って待っていたら立派なカメラを持ったご夫婦が車に戻ってきました。車から英語の無線通信が聞こえてきました。お~っ、マニアの方でした(笑)。
パイロット 「東京コントロール。オールニッポン○×△□」
管制官 「○×△□……」
パイロット 「○×△□」
管制官 「○×△□へのビジュアルアプローチを許可します…」
パイロット 「シーケンスナンバーは?」
管制官 「ナンバーワンです」
(以上は英語の専門用語の羅列)
なにかの飛行機が着陸の許可を得たようです。東京コントロールとしかわからないのでどこの空港に着陸するのかわかりませんが、電波の強さからして高知空港だろうと期待して待ちます。
少しすると南の海上に光るもの発見!
来ました~。中央のUFOみたいなのが航空機。
点にしか見えなかった航空機も拡大すればこのとおり。左旋回中。後輪と前輪がちゃんと出ています。
30秒もするとどんどん大きくなって、石をぶつけられそうな距離を大迫力の音を立てて通過します。
左右に少し揺れながら、機首を少し右側(北側)に向けて無事着陸しました。
かっこいいなあ~。
やっぱり、パイロットになれば良かったなあ。
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.