しし座にあるM105を初めて撮ってみました。するとなにやら系外銀河2つと彗星1つが一度に写ったかのような画像が表示されてちょっと驚きました。調べてみると、右端の丸いボーッとしたのがM105で、左上の楕円銀河はNGC 3384、左下の崩れた楕円銀河はNGC 3389です。もっと露出をかけたら銀河らしく写るのでしょうが、わずか1分しか露出がかけられないのでまるで明るい彗星のように写っています。小さなCCDチップに1400mm(CCDまでの焦点距離)の望遠鏡で写しているので画角が狭く、1画像中に3つも銀河が写ることは結構珍しいんですよ。
左からNGC 3389, NGC 3384, M105
1分間露出
CELESTRON C8 (f/6.3=1260mm)
BITRAN BT-10
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.