14日夜は雨が上がり星空が広がりましたが、最初の頃は薄い霧が出たりして望遠鏡がびしょびしょになってしまいました。以前夜露が望遠鏡内部に流れ込み、次の日の観測中に補正板の内側が曇ってしまいお手上げになったことがあります。当夜はタオルを望遠鏡に巻きつけて観測を続けました。露出は追尾精度の関係で1分しかできませんが、わずか1分の間に補正板が白く曇ってしまいます。1枚写すごとに補正板を拭きながらの観測となりました。
発見されたばかりの明るい超新星 2004 bdを写してみました。系外銀河NGC 3786の中心に近く、1400mmでは分離不可能でした。銀河中心より2ピクセルほど西(右)にあるはずです。2000mmで写そうとしましたが、リングを切断したので、今度は2000mmでピントが合わなくなってしまいました。フィルターボックスを外せば良いのですが、ネジで固定されていて、付け替えるのに時間がかかるので諦めました。
NGC 3786に出現した超新星 SN2004 bd
2004年4月14日 22時
20cm f/6.3(1240mm) + BITRAN BT-10
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.