いよいよペルセウス座流星群の極大日(ピーク)がやってきます。もうすでに流れていると思うのですが、最もたくさん見られるのは8月12日明け方か13日明け方でしょう。と言ってもけっして時間がきたら花火のようにペルセウス座から飛び散り、数分でハイおしまいというものではありません。11日夜から13日明け方まで注目です。暗くなったら寝転がって天の川観望などしているうちにぱらぱらと流れ出すでしょう。方角はどちらを向いていても良いですが、真西よりは東方向が良いでしょう。
12日午前3時ころには流星の元であるごみが月面に衝突して発光する現象が期待されています。こちらの方は天体望遠鏡が必要です。高感度のデジタルビデオカメラで直焦点撮影できる人は月面を狙ってみてはいかがでしょうか。詳しくは星ナビニュースファイルなどをご覧ください。
リニア彗星 C/2003 K4 が随分明るくなり6等級に突入しています。すごく目の良い人が暗い空で見れば気づく可能性があるという程度の明るさです。10月ころまでは徐々に明るくなるはずです。望遠鏡や双眼鏡を用いれば初めて見る人でも明瞭に観望できるでしょう。夏休みの観望会の良いターゲットです。
画像はちょっと古いですが、彗星観測日誌C/2003 K4(LINEAR)に掲載してあります。最新の画像は、8月6日に関勉さんが撮像したものをご覧ください。
コメットハンター関勉のホームページ[芸西天文台通信8月7日号]
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.