ちょうこくしつ座とくじら座の境界付近にある球状星団 NGC 288を写してみました。8等級とかなり明るいのにメシエは気づかなかったのかな?球状星団は眼視で眺めると一瞬大きな彗星のように見えてどきっとします。
こんなに一箇所に恒星が集中しているのにぶつかり合わないのはなぜでしょうか。全ての恒星がバランスを保って静止しているわけはありません。複雑に運動しているはずなのです。不思議な天体です。
もし地球が球状星団の中にあったら、たぶん夜はそうとう明るいでしょうね。明るくて天体観測なんかできないと思います。シリウスよりずっと明るい無数の恒星に囲まれているような世界でしょうか?
NGC 288
2004年12月11日 1分露出
0.20-m f/6.3 Schmidt-Cassegrain + CCD
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.