昨日の朝早く、私の名前が小惑星に命名されたというメールが届きました。国際天文学連合の機関が作成しているウェッブページMinor Planet Names: Alphabetical Listを見てみると…..。確かに私の名前、(18365) Shimomoto となっています。私は彗星や小惑星の観測を好んでやっているので、小惑星という天体へのなじみもあり、特別にうれしいです。
この小惑星は1990年11月17日に関勉さんが芸西天文台の60cm反射望遠鏡で発見されたものです。命名提案者は発見者である関さんで、命名提案文は東亜天文学会彗星課で活躍されている佐藤裕久さんが考えてくださいました。
小学生のころ、あの有名な池谷・関彗星の発見者は高知県の人だということを教わり(当時は理科の時間に天文の授業が少しだけあったんです)、彗星(ほうき星)の知識と関勉という人の存在を知ったのでした。そのころ(1973年ころ)は、高知県では関さんの名前を知らない人はいないほどだったと思います(関さんのプロフィール参照)。それから30年後。その人が発見した星に自分の名前がつけられるなんて、だれが想像できたでしょうか。
今は感謝とか驚きよりも、なにかに操られているとしか思えないような、人生の出会い(運命)の不思議を感じている段階です。
【人に出会い、人は育つ―縁を活かせば人生が活きる】
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.