深夜になると気温が8度まで下がり、その上風が少し強くなってきて寒くなりました。毛布を巻いて座っているとそんなに寒くは無いんですが、補正板の曇りを取るために立ち上がると寒いです。極淡い雲も出てきたりしてちょっと車の中で休みたいなと思いながらがんばりました。眠くなってくると歩き回って他の人の望遠鏡を覗いてみたり、雑談しながらオリオン座流星群を眺めたりしました。
仮眠をとる前に1枚系外銀河を撮像してみました。おおいぬ座の前足の付近にあるNGC 2207です。2つの系外銀河が衝突しているところです。どうもオリオン座付近は追尾がうまくいきません。2003年9月28日に撮像したときの画像も追尾が甘いですが、今回も追尾が甘いです。20枚くらい写して最も良いもの3枚をコンポジットしましたが、いまひとつです。
ハッブル宇宙望遠鏡が写したNGC 2207はHubbleSiteで見られます。
NGC 2207とIC2163(おおいぬ座の衝突銀河)
2006年10月22日3時撮影
1分露出を3枚コンポジット
0.20-m f/6.3 Schmidt-Cassegrain + BT-10
高知県ランキング
上のバナーをポチッと押していただくと著者が元気になりますのでよろしくお願いします。
静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.