関勉さん宅で新生・芸西天文台の夢を語る

 今夜は忘年会と新しく生まれ変わる芸西天文台の打ち合わせを兼ねて関勉さん宅に集まりました。天文古書評論家の村岡健治さんも一緒です。
 村岡さんはワインのことも詳しくて、今夜はとっておきのワイン、PLANETAのCOMETAを持ってきました。COMETAとは彗星のこと。我々3人の彗星観測者の集いにこれ以上ふさわしいものがあるでしょうか。味はすばらしいです。やわらか~い感じで、香りが豊かで、お酒の中に含まれる攻撃的な部分をすべて排除したという感じです。ちょっとネットで調べてみたんですが、結構高価なのに売り切れ続出でなかなか手に入らないもののようです。村岡さんに感謝です。

 ラベルも綺麗です。最初はイラストだと思っていたのですが、近くでよく見ると背後のすべての星が流れていて、どうもメトカフコンポジットした天体写真のようです。この彗星の形、どこかで見たような……。

PLANETA COMETA 2005

 関さんからはこんなお酒が出されました。この前、石垣島の天文台に行ったときに某社から頂いたものだそうで、八重泉(やえせん)という泡盛です。これもまたおいしいですね~。ストレートで飲んでみたんですが、豊かな香りがしてついつい飲みすぎてしまいそうです。
 八重泉の後ろに写っているみかんだけは天文とは関係ないと思ったのですが、いえいえ、これは某天文家から頂いたものとのことで、天文に縁のあるみかんでした。

八重泉(やえせん)

 柿の種入りバターピーナッツの小袋数種類も出されました。これはさすがに天文とは関係ないだろうと思ったのですが、ところがところが、袋の下の部分をよ~く見てみると、「ITAGAKI’S
PEANUTS」のプリントが。どこかで聞いたような名前です。そう、超新星の発見で世界的に有名なあの板垣公一さんの経営する会社の製品でした。板垣さんが送ってきたのだとか。前々から板垣さん、お金持ちそうだなと思っていたんですが、そうかこの豆であの巨大な天文台をいくつも作ったんですね。柿の種入りと書かれているんですが、板垣さんにとっては望遠鏡の種といったところでしょうか。味はかなり美味しいです。大手酒屋さんで売っている安物に比べると風味がぜんぜん違います。板垣さんところの製品って高知県でも売っているのかな?

「株式会社豆の板垣」のバターピーナッツ

 下は国際天文学連合(IAU)の天文電報中央局(元・局長)のマースデン博士が1985年3月25日(頃)に関さん宅に来たときに置いて帰った物です。ハレー彗星が1986年に回帰したことを記念して作成されたものです。

 この夜はこのような物を前にして、いろいろ話し合いました。
私 「例の….、冷却CCDは面積は広いけど感度が低いですね~」
村岡さん 「そうでしょう。あれより○×□の方がずっと量子効率が高いんだよ」
私 「今からでも注文変更できないんでしょうかねえ?」
私 「少しくらい面積が狭くても量子効率の高い方がいいんですが….」
 と自分が観測することだけ考えて勝手なことばかり言う私(笑)。
私 「あのCCDなら1秒露出で16等は写りますよ~」
関さん 「おお、そうですか」
村岡さん 「今みたいに長時間観測しなくてもいいですから、体が楽になります」
奥さま 「まあ、それはよかったわねえ、あなた」
奥さま 「朝まで観測するなんて、もうそんなに無理しないでくださいね」
   と関さんの顔を覗き込む。
関さん 「この焼酎はおいしいねえ….」(それ、泡盛です)
   あまり従うつもりのなさそうな関さん(笑)。
私 「あの経緯台、背が低いから低空に向けようとするとドームの壁が写ってしまいますけど…..」
関さん 「いや、床を高く持ち上げることになってるから大丈夫です」
私 「ところで、天文台に光回線があると便利なんですが….」
村岡さん 「近くの学校までは光が来てるから、引けると思うんだが」
私 「インターネット環境があったら確認観測もできますねえ」
私 「ライブカメラもやりましょう!」
などと、夢ばかり膨らむ私(笑)。
(上記会話は若干の創作が入っています)
 そのほかにも、「新聞に載るような成果を挙げましょう」とか、「クロムメリン彗星の回帰は芸西で検出しましょう」とか、「新天体を発見したときのためにバイサラ軌道が計算できるように…..」などなど夢いっぱいの話が延々4時間も続きました。



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