芸西天文台の工事はまだ始まりません

 昨年12月に一般公開が休止になった芸西天文台ですが、年明け早々ににも工事が始まるのではないかなんて考えられていたんですが、まだぜんぜんそんな気配はありません。
 まだ望遠鏡を壊しに来ないので関勉先生は、これ幸いとばかりにがんがん観測されています。このまえは、眼視観測用に付けていた16kgもある斜鏡をまた一人で取り外して、従来どおり鏡筒の先端(シュミットカセグレンで言う補正板のところ)にカメラを取り付けたそうです。
 関先生は1980年に五藤光学研究所の故・五藤斎三氏から贈られた60cm反射望遠鏡を最後の最後まで最大限に活用しています。今夜も「この1枚が最後の1枚になるのかな」なんて考えながら撮影されているのでしょうか。



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