最近は青い紫陽花が少ないですね

 今年の梅雨はまじめに雨が降っています。しっかり雨が降れば農作物が育つので良い事です。
 梅雨と言えば紫陽花(あじさい)です。雨に美しくぬれた水色の紫陽花を撮ろうとしているのですが、紫陽花ってどこにでもたくさん咲いているものと思っていたんですが、探すと意外と無いですねえ~。あってもピンク色のものばかりで、昔からある青や水色はあまり見かけなくなりました。
 車でいろんなところを走り回って探して探して、散々探したんですが、遠慮なく撮影できるような場所(民家の庭で撮るのは怪しまれるし)にはなかったので、あきらめて芸西天文台(芸西天文学習館)に新望遠鏡のテスト撮影に行きました。そしたら….。あった!2つある駐車場のうち、下の方にある駐車場の周囲にたくさんの紫陽花が咲いていました。
 以前から駐車場の周囲の桜の木の下に葉っぱの大きな草が生えてるなと思ってたんですが、これ、紫陽花だったんですね。花が咲かないと分かりません(笑)。

芸西天文学習館の駐車場の紫陽花

 近くでよく見てみるといろんな品種があります。こんな変なのも。
へんな紫陽花

 ピンクの部分は花びらですが、この紫色の丸い玉は何でしょうね。花びらの中央にも同じ紫色の玉があります。しかし、花びらがつかず丸い玉が群がっている部分もあります。雄型と雌型とかってあるのでしょうか?なぜこんな構造になっているのか興味が出てきたので、さらに周囲を見回してみました。そしたら、あった。今まさに開こうとしている瞬間を捕らえました!雄しべと雌しべのようなものがあり、先端には花粉が付いています。周囲を囲っていた紫色の部分は花びらのようにも見えます。構造からするとこれも花と言えそうに思います。ところで、ピンクの大きな花びらのついていたやつの中央にある紫色の玉もその後このように開くのでしょうか?とするとピンクの花びらの中央に雄しべと雌しべができ花としての一般的な構造になり納得できます。では、これが受粉したらどのように変化をするのか?ピンクの花びらのあるものと無いものでは変化が異なるのか?
 う~~~~ん、興味は尽きません。

 こんな風に研究熱心な私は舐めるように花に顔を近づけて蟹歩きしていたのですが、いきなりこんなものが視線に飛び込んできてビックリしました。向こうも「なんだおまえ」みたいにこちらを見ています。今度はこのバッタに興味が出てきました。このバッタの目は複眼になっている感じなので、デジカメを拡大撮影モードに切り替えて1cmまで近づいてマクロ撮影してみました。そうすると….。
 え~っと….。
 この調子だとまた本1冊書けそうな雰囲気になってきたので、またまた強制終了させていただきます。機会があればまた科学したいと思います。

紫陽花とバッタ



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