芸西天文学習館(芸西天文台)で撮像した銀河や星雲の画像をウェッブページで公開していこうと思い、画像処理の練習をしています。
画像にはいろいろ余計な光が入り込んでいるので除去したり、トリミングしたりしないといけませんが、まずまずの画像が得られました。
芸西天文学習館に新しい望遠鏡が入った直後に撮像したM51(子持ち銀河)の画像です。
冷却CCDカメラは白黒なので、カラー画像を得るためには、R(赤)、G(緑)、B(青)のフィルターを装着して、色別に白黒で撮像します。それを画像処理ソフトを使って合成し、カラー画像を得るんです。これがなかなか奥が深いんです。下手にやると画像2のようになってしまいますので、ある程度の練習や研究が必要です。
画像2は2008年に天界誌に掲載したものです。”テスト撮像”という但し書きで掲載したものですが、かなり下手な画像処理です(当時としてはかなりがんばってやったのですが)。画像1はちょっと腕を磨いて、今日やり直したものです。
画像1と画像2の元画像が同じものとは思えないでしょう。
天体画像もお化粧次第でかなり変わるものなのです(笑)。
(画像1) 画像処理をやり直したもの
(画像2) 2008年に天界誌に掲載したもの
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.