5月6日に発売された月刊天文ガイド6月号をやっと購入しました。この号には先日書いた、藤井旭さん執筆の『藤井 旭が見に行く/日本の隕石をめぐる旅①』が掲載されました。今回の記事は「①」となっていて、今後何回かに分けて掲載されます。私がかかわった高知県の在所隕石のお話は後の号で紹介されるようです。
当初、天文ガイド誌の取材で高知に来られるということを聞いていたので、記事になるまでブログには書きませんでしたが、もうブログに書いても大丈夫ですね(笑)。
下の画像が取材の様子です。
地元高知県側の案内役として、関勉さん、村岡健治さん、そして私が加わりました。
藤井旭さん一行はまず関勉さん宅に訪問されました。その間に村岡さんと私は在所隕石落下地点のお宅を探しました。簡単に見つかると思っていたのですが、道案内も無いし、周辺の人に隕石の話をしても全くわからないのです。そこで、お名前を言うと、「ああ、そのお宅ならここからは見えないけど、あの道を行って、向こう側に回ってちょっと行くとある」という、かなり大雑把な道案内をいただけました。さすがに、これだけの情報では行きつかないので、再び近くのお宅で聞いたりして、探し回ってどうにか行きつきました。
予定ではこのころ一行から連絡が入り合流するのでしたが、先に入った連絡で予定が変更される雰囲気であることがわかったので、私は村岡さんと、アンパンマンミュージアムの横にある道の駅で、うどんなどをすすったりして時間をつぶしました。
ところが、待てど待てど連絡が入りません。
2時間ほど超過したでしょうか。予定外で、桟橋通りにある隕石落下と言われている地点の取材をされていたとのことです。そりゃあ、遅れるわけだ(笑)。
在所隕石落下地点(高知県)での取材の様子
カメラを持って熱心に取材されているのが藤井旭さんです。
ここは本当に民家の庭なんです。ご主人と奥さまが歓迎くださって、クリアブックにファイリングされた多くの古い記事を説明してくださったり、玄関に掲示されているパネルを見せてくださったりしました。修学旅行の学生や多くのグループが見学に来るそうです。
玄関に掲示されたり、ファイリングされている資料のごく一部
藤井さんは取材に集中されていて、雑談をする時間も無く、少ない時間にできるだけ多くの取材をしようという気迫を感じました。
藤井さんの本にサインを頂こうと思いましたが、それを伝える時間すらなかったので、本に名刺を挟んで同行の穴吹さんに託したのでした。
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.