5月5日の17時ころ青空に輝く金星を撮ってみました。この季節、17時といっても太陽は21度という高い位置にあって、夕方ではなく午後という雰囲気です。金星はさらに高く58度の高さにあります。
-4.5等という最大光度になっているので、肉眼で見てみようとしましたが、あまり視力の良くない私の眼では見られませんでした。
芸西天文台の望遠鏡は大変便利です。金星の詳しい位置を知らなくても、コンピュータの画面に表示されている金星のマークをクリックして、[目標に移動]ボタンを押すだけで導入できます。
大気は結構安定していて、欠けた金星の姿が明瞭にみられました。
金星はこれからどんどん欠けながら地球と太陽の間に回り込んできます。そして、6月6日の朝7時ころから13時30頃までかけて太陽の前面を横切るという非常に珍しい現象が見られます。その後は明け方の空で見られるようになります。
金星の太陽面通過に関してはウィキペディア[金星の日面通過]などをご覧ください。
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.
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