川之江図書館天体写真展に行ってきました

 愛媛県の川之江図書館で天体写真展が始まったので見に行ってきました。
 この企画は川之江図書館の館長さんが、川之江天文クラブの会長である久保さんに持ち込まれたものです。私は当時川之江天文クラブのメンバーであるという認識がなかったので、「がんばってください。私も見に行こうかな」なんてのんきなメッセージを送ってそのままボ~ッとしていたのですが、しばらくして「高知県のメンバーも何か出品せよ」との仰せがあり、大慌てでした。
 彗星の観測は芸西天文台でやっているので1万枚以上あるのですが、19等とか20等の矢印で示してもよくわからないような暗い彗星ばかりなのです。天体雑誌のフォトコンテストで見られるような、いわゆる観賞用写真はほとんどありません。でも日食や月食、星景写真、デジカメの動画で土星や木星を撮像して合成した画像や、望遠鏡の追尾試験やデジカメの性能テストで撮ったものが二十数枚集まったので出品させていただきました。


川之江図書館

 入り口横には『川之江天文クラブ写真展 ふるさとの星☆』の掲示が。
 どんな感じなのかドキドキします。


図書館の入り口近くの掲示

 入ってすぐ左側にまず1面が展示されていました。その対面に2面目が。3面目は階段の右面に展示されていました。この掲示スペースは入ってきた人にも、出ていく人にも目につく一等地です。毎日600人くらいは入館者があるそうで、その大部分の人に見ていただけるのだと思います。本当にありがたいことです。


図書館に入って左側のスペース

 閉館間際に入って行って、閉館後にご挨拶なんかして、そのあともダラダラ眺めたりして、図書館の職員さんにはご迷惑をおかけしました。
 職員さんたちと一緒に外に出ると、月齢9の月が見えたので図書館と一緒に撮りました。


川之江図書館と月

 天体写真は、一般の人が星空を見上げたり、カメラを向けるきっかけになればという希望が含まれているので、星景写真が多く、またそれが一番評判が良いようです。天体の知識が無くても楽しむことができる構成になっていますので、ぜひ多くの人にご覧いただければと思います。



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