光るキーボードを買って芸西天文台で使ってみました。
ずっと昔からこんなキーボードが欲しかったんです。こんな都合のいいキーボードが世の中にあるとは思わなかったので探す努力すらしなかったのですが、某パソコンショップの店員さんと雑談しているときに、「ありますよ!」って言われて、即注文しました。
光るキーボードSKB-WAR1です。
光るキーボード SKB-WAR1
なんでこんな物がいるのかと言うと、天文台で天体を撮影する時は、ドーム内の蛍光灯は消して、ディスプレイもできるだけ消し、明るいLEDがたくさん点灯している制御装置には黒いカーテンをかぶせて、できるだけ暗い環境にするのですが、撮影中には画像処理をしたり、画像をチェックしたり、軌道を計算したり、急ぎのメールを送ったりするので、パソコンの操作をしなければならないのです。でも、明かりが少ないので入力はミスタッチだらけ…。バックライト付きのキーボードが欲しかったのです。
このキーボード、色は256色から選ぶことができ(出荷時ではなく、その場でいつでも自由に変えられます)、明るさも自由に変更できます。
こんなキーボード、天文台以外で需要があるのかなあ、よくこんな製品が存在したなあなんて思いながらキーボードの入っていた箱を眺めていたのですが、どうもゲームユーザー向けに開発されたもののようです。ゲームユーザーがなぜバックライト付きのキーボードが必要なのかはよくわかりませんが、とにかくゲームユーザ向けなのです。
まあ、それはともかく、ゲームユーザよりも天文台でありがたく使わせていただいているのは間違いないことです。
購入価格は五千円とちょっとでした。けっして安くはないですが、十分すぎる価値はありました。需要はあまりないのかもしれませんが、ぜひ安定供給をしてほしいものです。
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.