2013年8月14日に、板垣公一さんが6.8等で発見された新星を芸西天文台で撮ってみました。
発見直後から、1日に1等級のペースで明るくなり、16日から18日にかけては4等級台で増光、減光を繰り返しているようです。
私も光度を測定してみようと思って15㎝屈折にデジカメを付けて新星の光度測定用のフレーム(0.5秒露出を60枚)と比較星用のフレーム(30秒露出を2枚)を撮って、自分なりに精密に測定し光度を求めてみましたが、5.9等と異常に暗い数値が出てしまいました。"飽和している"などというミスはしていませんが、RAWから読みだす時には、記録されているホワイトバランス値やガンマ補正値を反映させないといけないのでしょうか?原因究明をしないといけません。
とりあえず、70㎝反射望遠鏡に冷却CCDで撮った新星の姿を掲載しておきます。
画角はわずか28′(分)四方ですから、"いるか座"や"や座"ははるか外にあり写っていません。
いるか座の新星
NOVA DELPHINI 2013 = PNV J20233073+2046041
2013年8月20日
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.