昨日の記事の続きです。
カメラは天体望遠鏡に装着して使うものですが、私の機材は長点距離が長いので大きな散光星雲や散開星団は視野からはみ出してしまいます。そこで、望遠レンズで撮りたいと思いました。
私はPENTAXユーザなのですが、Kマウントレンズとこのカメラの接続部であるM42 P0.75を接続するリングが販売されてないのです(EOSやNIKON等はZWO社が提供しています)。思案していたら、いただきもののPENTAXのねじ込み式のレンズがあることを思い出しました。サイズはM42でピッタリですが、ピッチが少し違うようで奥までは入りきらないものの、十分固定できる程度にはねじ込むことができました。フィルターホイールとレンズの間にはカメラに付属のリングを入れています。
そのままでは赤道儀に取り付けられないので、下記の製品を購入しました。
(1)冷却カメラ用支持リング(2個1組)
(2)ビクセン規格互換アリガタプレート200mm
銀色の部分です。
200mm望遠レンズをいい感じに取り付けることができました。
広視野写真も撮ってみたいので、55mmレンズも取り付けてみました。支持リングの固定ねじが短くてレンズを押さえることができません。この対策は後で考えることにします。
200mm, 100mm, 55mmでピントが合うことが確認できて一安心です。
次回は芸西天文台に行って望遠鏡への接続テストです。
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.