長野県の彗星観測者、大島雄二氏とはメーリングリストで情報交換させていただいているのですが、とんでもなく寒い環境で懸命に観測されている様子。大島氏のウェッブページにその様子が掲載されました(トップページの雪の中での撮影風景はいずれ削除されると思いますが)。望遠鏡に雪が積もっているのかと思ったら、それは雪じゃなくて、水分が望遠鏡に付着し凍っているのだとか。時には-20℃まで下がるということです。
一方、数日前に南半球のオーストラリア在住のアマチュア天文家で翻訳家の加藤英司氏からメールがきました。オーストラリアは猛暑で加藤さんが住んでいるところでも38℃を超えたそうです(加藤さん宅は標高1000mを越えてたはずですが…..)。内陸部では49℃まで上がり、飛んでいる鳥が落ちてきたという話も聞いたそうです。夜は20℃を超える暑い中、オリオン座を眺めているとのこと(日本人のイメージはオリオン座=寒い冬の星座ですけどね)。
黄道傾斜角のなせる技とは言え、いつも不思議な感じがします。
下の画像は、うお座の方向3500万光年の距離にあると考えられているM74銀河です。
M74
1分間露出
CELESTRON C8 (f/6.3=1260mm)
BITRAN BT-10
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.