リニア彗星が徐々に西に低くなりつつあります。仕事が終わってから駆けつけ、望遠鏡を組み立て、赤道儀を調整しながらずぐずぐしていると土佐市上空にさしかかり、町の明かりと大気の揺らぎでぴんぼけのような画像になってしまいます。画像では明るさも尾の長さも特に変化は無いように感じますが、高度が下がっていることを考慮すると少し明るくなっているのでしょうか?
小さなファインダーでは確認できませんでした。このペースで本当に肉眼彗星になるのかな???
最高に明るくなるのは4月頃ですが、そのころは太陽方向になるので、移動観測の私は撮影がむずかしくなりそうです。北極星が見えるようになってから極軸を合わせたりいろいろやっているうちに沈んでしまうでしょうからね。今から作戦を練っています。
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静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.