望遠鏡と冷却CCDを接続するためのリングを切断したので、フィルターボックスを間に挿入しても1400mmでピントが合うようになりました。早速M3球状星団(りょうけん座、うしかい座、かみのけ座の境界付近にあります)を教材に、RGB分解撮像してカラー画像を作ってみました。赤フィルターで30秒露出を2枚、緑フィルターで60秒露出を3枚、青フィルターで60秒露出を3枚撮像し、各色ごとにコンポジットして、あとは見た目でコントラスト調整などしてカラー画像として合成しました。本当はどんな色をしているのかわからないのでイメージで色調を整えています。画像処理しない場合は中心部が少し青みを帯びてて、周辺の星は黄色っぽい色になって全体的に美しいかったのですが、かなり暗くなるので画像処理して明るくしてみました。やはり全体的に白っぽくなってしまいました。でも白黒よりは美しいですか?
M3(球状星団)
RGB分解撮像による合成
R=30s X 2, G=60s X 3, B=60s X 3
20cm f/6.3(1240mm) + BITRAN BT-10
高知県ランキング
上のバナーをポチッと押していただくと著者が元気になりますのでよろしくお願いします。
静岡大学人工衛星STARSプロジェクトを技術面で応援しています。芸西天文台(高知県立芸西天文学習館)で天体観測。小惑星2個発見。一般公開では星空案内も。彗星軌道計算ソフトOrbitLife公開中。流星自動観測/ラズパイ/電子工作/2アマ/PENTAX/ドローン。MPC Obs Code D70.