D/1819 W1 (Blanpain) と小惑星 2003 WY25 の連結軌道、計算できず

 見失われた彗星 D/1819 W1 (Blanpain) と小惑星 2003 WY25 が同じ天体かどうか私も計算していますが、3日経ってもまだ計算できません。ほとんどの天体は、自作の軌道計算プログラム OrbitLife で簡単に計算できたのですが、1819年から2004年までの186年間(37公転)の離れた観測を連結するのは思った以上に困難です。D/1819 W1の軌道要素(観測データ)は、大昔のことなので精度は悪いと考え、2003 WY25の軌道を先に計算しておいて、それにD/1819 W1の擬似観測データとうまく連結できる軌道を計算しているのですが、なかなか…..。それに地球や木星に何度も大接近しているので摂動計算の積分間隔も1日または0.5日で計算しなければならず、1回の改良だけで数億回の浮動小数点演算を行います。それを何度も何度も改良しながら徐々に連結軌道を計算するので最終的にはどれだけの計算をしているのか?いろんなパターンで計算しているのですが、それぞれ大変な計算時間を要するので、もう少し格闘が続きます。
 村岡健治さん(高知市の軌道計算者)はすでにぴったりの連結軌道を計算されていて、どうみても2つの天体は同一のものと見えます。ただ、D/1819 W1のナマの観測データが公開されていないのでそれ以上の検証ができない様子。国際天文学連合もまだ同一であるとの発表はしていません。



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